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サキュバスの塔(10)-2 邪神サキュバス 快楽編

「うぅ・・。」
負けた・・。女に剣を奪われた時、既に負けは決まっていたのだ。

力も無く、邪神の女の膝まくらの上に寝かされていた。

『確かに姉さんと妹の両方の力を受け継いだだけの事は、あったわよ。』
邪神の女は、そう言って顔を撫でる。
『今までで一番強かったわ・・坊や。』
そう言って覗き込む、女の顔は、美しい。
あの女神と偽神の二人に、とてもよく似ていた。
チュ・・・。女の唇が額に押し当てられる。
「あ・・。」
体から、激しい痛みが消えて行く。
『ふふふ・・・。』

チロッ。
笑みを浮かべる女の口から、ピンク色の舌が覗く。
チロチロ・・。

ピンク色の舌が、女の口の両端を同時に舌なめずりしている。
おかしい・・。どうして、口の両端を同時に舐められるのか・・。

『どうしたの?私の舌がそんなに珍しいかしら。』
そう言って、口を大きく開けた女には、舌が2本生えていた。

美しい女の顔が近づく。
『あむ・・。』
柔らかな女の唇が、口を塞いだ。
ぬる・・。2枚ある女の舌が、口の中に忍び込んで来る。
れりれり・・れりれり・・。ぬちゅ・・ぬちゅぬちゅ・・。
女の長い2枚舌が、両側から舌を挟み込む。まるで2人掛かりで舐められているようだ。
バキッ・・バキバキッ。
着ている魔法の鎧を、女の4本の腕が、いとも簡単に破壊してしまう。
そして女の体からも、着ている鎧が女の体に溶けるように消え失せてしまった。

女は、2本の腕で両足を掴み持ち上げると、尻穴も露な恥かしい格好をさせた。
そして顔をペニスの前に近づけると、甘い息を吹きかけた。
『ふっ・・。抵抗しても無駄な事は、わかってるわよね?』
「く・・・。」
この女相手に、力でこの体勢をひっくり返すのは不可能だった。

足を掴んでいない、もう2本の手が、縮んだペニスを指先で確認するかのように触っている。
むく・・むく・・。
冷たい女の手に触られて、ゆっくりと、そして次第に膨らんで行く。
『さすがね。こんな状況でも、こんなになるなんて・・。』
この女は、バカにしているのだろうか。羞恥で体が熱く感じる。

チロ・・チロッ・・。
下半身に顔を近づけた女の2枚の舌が、ペニスの前でイヤらしく踊る。
むく・・むく・・。
その動きを見ているだけなのに、体が勝手に反応してしまう。
『うふふふ・・。』
ジワー・・。熱いものが、体の奥から漏れ出してしまう。
『もう我慢できないみたいね・・。あははは・・。』
屈辱的だった。しかし、女の腕を振り解く力さえも、もう残っていなかった。

レロッ。
「あっ・・。」
『ふふ・・。いい味・・。』
女は細い舌先で、溢れた汁をすくい取るように舐めた。

ちゅ・・ちゅうっ!!・・。
女は、一瞬唇を押しつけて、管の中に溜まった汁を強く吸い取った。
「くあっ・・。はぁ・・はぁ・・はぁ・・。」
『んふふ・・。あむ・・。』
女は、遂にペニスを口に咥え込んだ。
女の口の中では、2枚の舌がヌルヌルと何かを誘うような舞を踊っている。

「あっ・・ああぁ・・。」
『どう。私の口の中は、気持ち良いかしら?』
女の声が、直接脳に響く。
女は、上目遣いにニヤニヤしながら、ペニスをしゃぶっている。

『ホラ。片方は巻きつけて、もう片方の舌で亀頭を撫でまわしてあげる。』
しゅるしゅるしゅるっ。ぴくぴく。さわさわ・・。さわさわさわっ。
「あっくぅ・・。」
カリ首に巻きついた舌は、ピクピクと脈動して刺激し、
もう一枚の舌は、亀頭を上から、ザラザラと撫でまわしている。

2枚の舌先で、ぬるぬると異様に多い唾液をこすり付けては、ベチョベチョに濡らして行く。
「くっ・・くぅ・・。」
ぬるり・・。女の口から、やっと引き抜かれた。
『2枚の舌を楽しんで貰えたかしら?これからもっと気持ち良くなるわよ。』
そう言った女の舌が、蛇のように細く長く伸びて行く。

ぴとぴと・・。舌の先端が、尻の穴を周囲を弄っている。
『ヒクヒクしてるわね・・。ホラ・・。』
ぬる・・。
「くあっ・・。」
お尻に・・お尻に女の舌先が・・。
ぬるっ・・ぬるりっ・・。
「くあああ・・。」
尻穴に、長ったらしい舌が出たり入ったりを繰り返す。
その快感に身悶えしようとしても、4本の腕ががっちりと体を抑えつけている。
『うふふ・・。気持ち良いでしょう。こっちの穴はどうかしら?』

こっちの穴・・?。どこの穴だ・・?
女のもう一枚の舌も、細く長く伸びていた。先ほどよりも更に細く長い。
まさか・・。
「やめろっ!!」

極細の舌先が、鈴口の辺りを刺激する。
穴の淵を細い舌先が舐める。
「くあああっ!!」
『ふふっ。敏感なのねぇ。更に奥の方はどうなのかしら。』
つぷっ!!
「ああああっ!!!」
尿道に!!敏感な尿道口に舌先を捻り入れられてるっ!!
ニュル・・ニュッ・・。
『ふふ・・。勇者様は、これに耐えられるかしら?』
ニュルッ!!ズッ・・ツツツッ・・・。
「くああっ!!」
奥まで管を広げるように、舌が入って来た。
尿道の内側に、異物感を感じる。
「やめ・・ろぉ・・。」

ピリッ。
「くああっ!!」
強い刺激を奥の方、付け根の辺りで感じた。
『どうしたの?ホラ・・ここ?・・。』
ピリッ!ピリッ!
何かに・・奥の方で、舌先が何かに触っているのだ。
「くっ!ああああっ・・・。」
『うふふ・・。前と後の両方の穴から責められて、悶えるなんて・・。』
「くっ・・くああっ・・。」
ぬちゅ・・ズルッ・・ぬちゅ・・。
お尻の異物感と、前から挿入されている舌の異物感が、異常な興奮を引き起こしている。
「あっ・・あああっ!!」
ズルっ!・・ぬるっ!・・ズルルッ!!
目から勝手に涙がこぼれた。
「くっ・・くうううぅ・・。」
次の瞬間、突然2本の舌が引き抜かれた。

「はぁ・・はぁ・・」
涙目で、女を見上げる。
笑みを浮かべた女は、顔を紅潮させて興奮しているようだ。
『やはり勇者様の事だけはあるわね。この舌の責めに耐えられるなんて・・。
 やはりそうでないと・・。』
さわさわ・・。4本の手が、体を確かめるように下半身をまさぐっている。
『ふふ・・いい体・・。この屈強な体こそ、我が相手に相応しいわ・・。』
女は、4本の手の平で両太腿を撫でまわしている。

『この四本の腕で、今度は、更なる快楽を引き摺り出してあげましょうね。』
女の笑みに、背筋が凍り付いた。

               ◆

チロチロ・・。細い舌先が、時折、裏筋をくすぐるように舐める。
女に、再びペニスを咥えられて、萎えないように刺激を続けられている。

『ふふ、抵抗したら握り潰してしまうわよ・・。』
そういう女の手には、両手に一つずつ、陰嚢の玉が握られている。
ニギ・・ニギ・・。

痛いような、気持ち悪いような不思議な感覚が、背筋を登って行く。
ニギ・・ニギリ・・・。
『こんなにパンパン膨らんで・・。楽しみだわ・・。』
女は怪しい笑みを浮かべている。

「あっ!!」
乳首に感じた刺激に思わず声をあげる。
4本ある女の、残りの2本の手が、乳首を摘んで弄っているのだ。

『うふふ・・。乳首も感じるのね。ホラ・・乳首だけで・・どう?』
クリリッ!クリッ!
「あああっ!!」
乳首を触れているだけなのに、異常に興奮してしまう。なぜだ!?
『あははっ。いい声を漏らすのね。ホラッ!もっと鳴いていいのよ!』
クリッ!クリクリッ!
「くあん!!」
『あはははっ!アンアン鳴いてしまうのね。あはははっ!』
女は、楽しそうに高笑いをして、4本の腕を巧みに動かしていた。

               ◆

『さぁ、お遊びはここまでね。』
責め続けられた勇者は、ぐったりと横になっていた。

『さあ・・最後は、あなた自身が、ここに入れるのよ。
 この中には、この世では味わう事のできない至高の快楽が待っているわ。』

女は、足を大股に開いて、勇者に見せつける。

「いや・・だ・・。」
横たわる勇者は、息も絶え絶えに答える。
『うふふ・・。だけど・・嫌でも、入れたくなるわよ。ホラ。』
「ああっ!!」
ツプ・・。
女の腰から生える太い尻尾がしゅるしゅる伸びて、横たわる勇者のお尻の穴に、
その先端がめり込んだ。
『うふふっ・・。』
ツプツプツプ・・・。
尻尾の先端が微妙に震えて、尻穴に快感の漣を送って来る。
「くああ・・。」
『ホラ、もっと奥まで・・。』
ズブッ・・ズルッ・・ズルッ・・ズルゥッ!。
「かっ・・あぁ・・・。」
太い尻尾が、腸の奥までを占める。
『うふふ・・。どう?この感覚・・。』
「んっ・・んああっ・・。」
まるで、女の尻尾に快感を操られているようだ。
『ホラ・・ホラ!!』
「あっ・・あぁっ・・」
グググ・・・。力強い尻尾の動きに抗う事はできない。
尻尾に操られるように、体を無理矢理起こされて、女の方にふらふらと歩みよる。

『そう・・それでいいのよ。ホラ、早く。』
ペニスの先端が、無理矢理女の秘裂に押し当てられる。
もぐ・・。もぐ・・。ズ・・ズズズ・・。
女の秘唇に咀嚼され、奥へと飲み込まれて行く。
「あぁ・・。」

『ふふっ。やっと一つになれたわね。』
ぐぐぐっ・・。
尻に刺さった女の尻尾が、ゆっくりと折り曲げられて、もう逃げる事ができなかった。
完全にロックされてしまっているのだ。
『うふふ・・。もう逃げられないわ・・。』

女に4本の腕できつく抱きしめられた。
息もできない程に、強い。
『ホラ、イキなさい。』
女が耳元で囁くと、女の尻尾が前立腺をそっとなで上げた。
目の眩む快感が、突然はじけた。
ジュルルルッ!!
激しい快感と、わずかな痛みが混じったような快感が、腰の奥で感じる。
す・・吸い出されている・・。

『うふふ・・。ホラ、もう1回・・。』
コリッ!!
優しく前立腺が弄られる。
「かっ!!」
声も出ない。
ジュルルルッ!!
すごい激しく吸引されていた。
『あ・・。強い力を感じるわ・・。姉さん達の力・・。』
女も大きく口を開けて、あえぐように息をしている。

『今度は、ゆっくり・・。ね・・。』
コリ・・コリコリ・・。
「!!!」
ビュッ!!ビュビュッ!!
今度は、押し出されてる!!

遂に勇者は、だらしなく女に寄りかかってしまう。
もう自分で立っていられなかった。
女は、意識の無い勇者に囁き掛ける。
『あなたの力を、最期まで搾り尽くしてあげる。うふふ・・。』
そう言って、女は勇者の耳たぶをおいしそうに舐めた。

女の尻尾が怪しく蠢くと、男は快感に身を震わせる。
ビクッ!!ビクビクッ!!
女は、ビクビクと喘ぐ勇者の体を、愛おしそうに抱き続けた。

               ◆

体が青白くなりつつある勇者の成れの果てを、女は抱きしめながら呟く。
「この4本の腕で、あなたを強く抱きしめてあげる。この腕の中で永遠にお眠りなさい。」
邪神の女は、ぐったりしている勇者を、一層強く抱きしめた。
快感が走るのか、邪神の女に抱かれた勇者の体は、時折ピクンと反応する。
そして、勇者の体は、邪神の女の体に埋もれて行く。ゆっくりと溶けるかのように。
いや、勇者の体は、邪神の女の体にまさに溶けて行っているのだ。

勇者は、邪神の女の体に溶けて行く間、快感以外の自分の感覚が、
次第に無くなって行くのがわかった。
あるのは、至高の快楽だけ。
これこそが、この世にあらざる快楽だったのだ。
そして遂に、邪神サキュバスの快楽の海に、勇者の肉体は溶けて消えてしまった。

END


サキュバスの塔(1) サキュバススライム
サキュバスの塔(2) サキュバスバット
サキュバスの塔(3) ゴーストサキュバス
サキュバスの塔(4) サキュバスナイト
サキュバスの塔(5) サキュバスローパー
サキュバスの塔(6) リザードサキュバス
サキュバスの塔(7) サキュバスドラゴン
サキュバスの塔(8) 女神サキュバス
サキュバスの塔(9) 偽神サキュバス
サキュバスの塔(10)-1 邪神サキュバス - 戦闘編(非エロ)
サキュバスの塔(10)-2 邪神サキュバス 快楽編

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