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ロボット・サキュバス

真っ白い、何もない部屋に暗い色の制服を着た男が2人。
男達の制服には、飾りが幾つも付いている。
一人の男は、大きい机のある座席に座って、もう一人の男の報告を受けていた。
「ロボットの技術が漏洩している疑いがある?」
「はい、あのプロジェクトの技術が漏洩して、転用されているようなのです。」
「・・・。」
報告を受けている男は、顎に手をやり無言のままだった。
「廃棄されたロボットとプログラムが、回収されて解析されたようなのです。」
「技術者が引き抜かれたのではないのか。」
「子飼いの人間だけでしたので、それはありません。」
「海外に流出する前になんとかしたまえ。」
「はい。早急に。」

               ◆

いくつものプラグコードに繋がれた女性が、ベッドの上で裸で寝ている。
女性というのは、実は正確ではない。これは、女性型ハウスキーパーロボットだ。
一人の研究員が、バーチャルゴーグルを覗きながら作業をしている。

「とんでもなく固いプロテクトだな。」研究員は、一人呟く。
研究員の目には、プログラムがバーチャル空間に物体となって見えている。
「ピロロロロ・・・・」
呼び出しが音が鳴った。研究員は、バーチャルゴーグルで応答する。

「ハイ・・。まだプロテクトの為に、侵入できてません。
 プログラムを流用した証拠を掴むには、障壁を解除してからでないと。
 ハイ。スーパーコンピュータに繋げば、時間は短くなると思います。
 わかりました。スパコンの割り当て時間までに準備を。では。」

男は、プロテクトの解除作業は一旦中止して、外部コンピュータへのリンクの準備を始める。

ロボットは、寝ている姿を見るだけでは、本当にロボットなのか疑いたくなるほど、
精工にできている。今も、息をしているかように胸を上下に動かしている。
美しい女性があられもない姿で、目の前で寝ている。
この姿に興奮しない男がいるだろうか。

研究員は、ロボットの太ももに手を置いてみた。
『あぁ・・。』と女性は切ない声をあげて、艶かしく体をくねらせる。
確かに、同業他社の製品に比べると、この性能は一段上を行くというのは本当のようだ。

プロジェクトの存在の事実を知っている者が見れば、
このロボットがプロジェクトの産物である事は明らかだが、その証拠は無い。
戯れもそこそこに、ロボットから手を引こうとする。

ガシッ!
女性型ロボットにものすごい力で手を掴まれて、思いっきり振りまわされる。
しまった!!そう思った時には、既に体は引き倒されていた。
研究員は、ぐったりとする。

パシン・・パシン・・パシン・・。
幾つかの機械の電源が、勝手に落とされて行く。
その一方で、この部屋を撮影している監視カメラには、偽の映像が流されていた。

女性型ロボットは、自分の体からプラグを切り離すと、
研究員の男を今まで自分が寝ていたベッドにしばりつける。
グイッ!!
ロボットは、研究員にカツを入れ意識を取り戻させると、耳元で囁いた。
『時間があまりないけど、いっぱい楽しみましょうね・・。フフ・・。』

               ◆
女性ロボットは、一流のハウスキーパーロボットらしく、丁寧に研究員の男から衣服をはぎとっていく。
もちろん、丁寧に畳み、後で元通り着せるつもりなのだろう。

研究員は、期待と嫌悪感、そして屈辱感の入り混じった感情の中で、耐えるしかなかった。

女性ロボットの美しい手が、男の胸や太ももを這う。
その細くしなやか指先は、イヤらしく蠢いて、容赦なく男の性感を励起する。
股間がそそり立つと女性ロボットは、激しくその陰茎を吸い始めた。
特殊シリコン製で柔らかく作られた唇を、潤滑剤で濡らして吸引している。
ただの研究員が、女性ロボットの責めに反抗できる訳もない。

美しい体の美女に愛撫されながら、フェラチオされている自分。
そのフェラチオも人間以上のものだとしたら、どう反抗できるだろうか。

何枚もの舌が射精を促しているような中、女性の指が輪を作り、陰茎の根元を痛くない程度に、
そして精液が通らない程度に、正確に尿道を塞ぎ締めつけている。

激しい快感が陰茎を襲っているのに、発射できない苦しみ。
寸止めの苦しみの中で、研究員はのた打ち回っている。

美女ロボットは、陰茎の根元を指で締めつけたまま、陰茎を口から解放した。
研究員は、陸にあがった魚のように、空気を求めて口をパクパクさせている。

美女は妖艶な笑みを浮かべると、もう一方の指先を、
研究員によく見せつけるようにして舐めた。
美女の指先は、濡れてぬらぬらと光っている。

そしてゆっくりと男の尻へと近づけて行く。
「ああ・・・やめてくれ・・・。」男は悶える。
しかし、美女ロボットは聞く耳を持っていない。
ずぶ・・・ずぶり・・。美女は、その指先を研究員の肛門に突き刺した。

痛みと快感が肛門を襲う。肛門の中で美女の指先が、グニグニと探すように動く。
『ウフフ・・』美女は、静かに笑う。
「あ・・あ・・・。」男は声を漏らす。
美女ロボットの正確な指先が、男の前立腺の位置を正確に探り出した。
ピク・・ピク・・。指先が、前立腺に当たっている。
ニヤ・・。美女は笑みを浮かべる。
再び、美女の唇がそそり立った陰茎を吸い込み、舐り始める。

じゅる・・じゅるうう・・・。美女ロボットは音を立てて、男の陰茎を吸う。
前と後を美女に至高の技で犯され、その上、指で発射を抑制されてしまい、
研究員は、もう気が狂わんばかりだ。

男の腸の中で、チリチリとした感覚が起こり、女の指が快感ボタンに当たっている。
(あふっ・・あふっ。・・)
息も絶え絶えだが、気絶する事も許されない。
その瞬間、針が刺さるような痛みが、直腸を走る。
「ああっ!!!」
そして、ビリビリと腰から背中を通り、脳にダイレクトに快感が走る。
射精もしてないのに、体の中が快感に痙攣している。
女の指が直接、電気刺激を加えているのだ。

「あぁうあうぁ。」
声にならない声を研究員は発しながら、悶え苦しんでいる。

美女は、陰茎から口を放し、精液が通る事ができるように、尿道に隙間をあけた。
『イキたかったら、スーパーコンピュータのIDとパスワードをよこしなさい。』

研究員の耳には届いてないようだ。
女の指先から電撃が腰を走る。研究員が仰け反る。

『もう一度言うわよ。イキたかったら、IDとパスワードをよこしなさい。』
研究員は口をパクパクさせた。

美女は満足したのか、ニコっと笑うと、こう言った。
『フフ・・もう充分イッテいいわよ。
 でも、電極を貴方の腸の中に残しておくから、いつでもこうなる事を忘れないでね。』
美女は、そう言って男の頬に口づけする。そして耳元で囁く。
『ホラ・・いいわよ。』
「あああああっ!!!」
男は体を仰け反らして、痙攣する。
男の体内に残された女の指先の電極が、激しく放電する。
前立腺に放電され、陰茎を美女の指が激しく擦りあげて、研究員は激しく射精させられる。
ビュロロロローッ!!!
尿が漏れるように、研究員はドクドクと精液を垂れ流す。
「ああっ!!ああああっ!!」
精液の流れは止まる事を許されない。
止めど無く溢れる精液を美女は、全て舐め尽くしている。
ピチャ・・ング・・。イヤらしい音が、部屋に響く。
研究員は体を激しく痙攣させながら、意識を失っていた。

               ◆

綺麗に白衣を来た研究員は、うつろな目で、端末を操作している。
ハウスキーパーロボットと、スーパーコンピュータをリンクさせる。
スーパーコンピュータの割り当て時間が来たのだ。

スパコンが総当りで鍵を調べて、ロボットの障壁を解除しようとする。
しかし、その逆にハウスキーパーロボットが、スパコンに侵入しようと活動している事に、
研究員以外は、誰も気づいていなかった。


ロボット・サキュバス
ロボット・サキュバス その2
セックスドロイド・サキュバス

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テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

タグ : 肛門  前立腺  人外  SF  機械 

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