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サキュバス竜宮城 (1) 亀を助けるの巻

浜辺で子ども達にいじめられている亀を助けたタロウは、
亀が案内してくれるという竜宮城へ向かいました。

               ◆

亀の背中に乗って海中を進んで行くと、不思議と息ができた。
綺麗な海の中を見下ろすと、空を飛んでいるような気分さえする。

(綺麗だなぁ・・。)
太陽の光で、海底が青く輝いて見える。
珊瑚や海草、そして小さな魚たちが群れている景色は、心和ませる。
見上げれば、海面がキラキラと煌いているのが見える。

その時、ちょっとした異変に気づく。
乗っている亀の甲羅が、微妙に振動しているのだ。
亀が息をしているせいかとも思ったが、その割りには微細な振動だった。
実際には聞こえないが、ブィィィィィンという音が聞こえるような感じさえする。

ビリビリビリビリ・・・・。
お尻や股の辺りが、その振動に痒いような、ムズムズした感触に襲われる。

足を踏ん張って、あまり尻をペタンと亀の背中につけないようにしているが、
疲れると、どうしても亀の背中に腰を降ろさざるを得ない。
その度に、ビィィィン、ビィィィンという刺激が、股間に伝わって来る。
(何か変だなぁ・・。)
そう思うが、海面は段々遠くなり、辺りは暗くなっている。

『そろそろ着きますよ。』
可愛らしい女性の声をした亀が言う。多分、雌の亀なのだろう。
遠くの海底に、赤桃色の外壁をした見るからに毒々しい感じの竜宮城がそびえていた。
そのあまりの禍禍しさに、急に気分が冷えて来た。
「あのー、やっぱり帰ります。」
脚の下の亀に言う。
亀は聞いていないのか、グングンと竜宮城の方へ進んで行く。

遂に怖くなって、亀の背中から飛び降りて逃げ出す事にした。
亀から離れると息ができなくなったが、海面まで我慢するしかない。
亀の姿も見ずに、一目散に海面を目指して泳ぐ。
上へ上へ泳いでいると、周りが次第に明るくなって行く。

(もう少しだ・・。)
しかし、あと少しの所で、背後から、がっしと体を抱きとめられた。
何者かが、背後から足を絡ませるように抱きついて、泳がせまいとしている。

(ひっ!誰だ!!)
驚く事に、抱きとめた腕は、白く細い女の腕だった。
足に絡んんでいる足も、ごく柔らかい女性の足で、
ただ、背中には固い甲羅のようなコツコツした部分が当たっている。

『逃がさないわよ。』
先ほどの亀の声に振り向くと、そこには大きい黒目がちの目をした女の顔があった。
その女が手や足を絡みつかせて、泳げないようにしているのだ。
亀女!!!
女は、先ほどの亀と同じ大きさの甲羅を着込んでいる。
女の着ている甲羅が重いのか、抱きつかれたまま、ぶくぶくと海の底に沈んでしまう。

この亀女に捕まった時から、息は吸えるようになってはいるが、
このままでは海の底に連れ去られてしまう。
ジタバタと手足を動かし暴れるが、女は、その動きを避けつつ、
微妙に手足をくねらせて、モゾモゾと体の敏感な部分を触っては刺激する。
『ダメダメ・・。海の中で、私にかなうわけないでしょ。』

亀女は笑っている。
(たすけて!!!)
しかし、それでも逃げようと暴れると、亀女は一度ため息をついて、
何か覚悟を決めたようだった。
『はぁ・・。仕方ないわね。こんなことしたくなかったんだけど・・。』

ガバっと背中に当たっていた亀の甲羅の腹の部分が大きく割れて口を開き、
二人の体を飲み込んで行く。カチリと亀の甲羅の腹が閉まった時には、
1つの亀の甲羅の中に、2人の姿が二人羽織の様に収まっていた。
亀の甲羅からは、男と女の2つの首が出て、両手両足も2本ずつ出ている。
奇怪な生き物ができあがっていた。

『暴れてしょうがないといえば、乙姫様も許してくれるでしょう。』
奇妙な2人の姿が、ゆっくりと海の底へ沈んで行く。

(ひいいいっ・・。なんだこれ!!)
甲羅の中では、背中に亀女の柔らかいぷにょぷにょとした胸の感触が伝わっている。
にゅるにゅると柔らかい体を背中に擦りつけるように、亀女は胸を押し当てている。
『ウフフ・・・。柔らかいでしょう・・。』
亀女は、耳元で囁く。
その刺激から逃れよう思っても、手足が甲羅にがっちり食い込んで、
体を捻る事くらいしかできない。

『無理無理。私の甲羅ばさみからは逃げられないわよ。』
亀女は、笑って言う。
『それにしても、久しぶりの人間の男の感触だわ・・。』
亀女の声が、熱っぽさを増す。

『ああっ!もう我慢できないわ。乙姫様には申し訳ないけど、ちょっとだけ味見を・・。』
亀女の声が耳元でしたかと思うと、細い指が胸や腹を撫でる感触があった。
亀女が甲羅の中に手を引っ込めて、触っているのだ。

それだけではない、足も引っ込めて胴に巻きつけたりしている。
この亀の甲羅は一体どうなっているだろうか。
『あぁ・・。人間の肌は、やっぱり違うわね。不思議な感触だわ・・。』
亀女は、うっとりとした声をあげている。

『いただきまーす。』
亀女の首が甲羅の中に引っ込んだと思うと、脇をチロチロと舐める感触がある。
女の手足や舌が体中を撫でまわして、性感を刺激している。
自分でも、次第に陰茎に血液が溜まって固くなって行くのがわかった。

『ウフ、大きくなって来たわぁ。』
甲羅の中から亀女の声がする。
女の手が、モゾモゾとやさしく陰茎をしごきはじめる。
(あぁっ!!)
男は、海の底で、声を上げてしまう。

亀女は、指で輪の形を作り、その輪を陰茎に通して、上下にしごいている。
クリクリクリと裏筋を指の輪が通りぬける度に、ビクビクと陰茎が痙攣する。
リズミカルに指が動く度に声が漏れてしまう。
(あっ・・あっ・・やめてくれ・・・。)

亀女は、甲羅の中のイヤらしい行為を辞めようとはしない。
『ウフフ・・・。我慢しなくていいのよ。ホラホラ・・。』
クリクリクリ・・。亀女の指が、激しく動く。

『もう出していいのよ。ホラ、早く。』
淫らな亀女の指の輪が、激しく陰茎を擦り上げる。
(ああっ!)
ビュワワーッ。亀女の手技に、堪らず精液がドクドクと放出される。
『あらー、いっぱい出たわねー。』
甲羅の中で、亀女の喜ぶ声がする。

にゅるにゅる。亀頭を舐められている感じがする。
亀女が、精液を舐めとっているのかもしれない。
(あぁ・・。)
発射直後に舐められて、その感触に声が出ない。

ちゅ・・ちゅぽん。亀女の唇が陰茎に吸いついた。
(ひっ!!)
ちゅぽんちゅぽん。
イヤらしく吸いつく音が甲羅の中からするが、どうする事もできない。
(やめ!やめてくれぇ!!!)
ただ、甲羅の外で、亀女の口の与える快感に手足をバタつかせる。

ちゅぽちゅぽちゅぽっ!
吸いつく亀女の口の粘膜の動きが速くなる。
それだけではない。亀女の舌が、カリ首をぐるぐると回転しながら刺激している。
(ひっ!ひっ!・・ひぃっ!!)
再び快感が徐々に溜まって行く。そして、快感が壁を越えた瞬間。

ジュルルルルルルッ!
亀女の柔らかい濡れた唇が、思いっきり精液を吸い上げた。
ビュルルルルッ!
亀女の口に吸われて、精液が物凄い早さで吸い出される。
(あはっ!)
今まで味わった事のない快感に悶絶する。

(あくっ・・。)
男は、一言だけ何か言ったかと思うと、口から泡を吹いて気絶した。
それでも腰の辺りは、ビクビクと快感に時折、痙攣し続けていた。

亀女は、口の中でピクピクと動く男の陰茎を、満足そうにしばらくの間、
咥えてしゃぶっていた。

ちゅぷ・・ちゅぷ・・。
亀の甲羅の中の亀女は、イヤらしい音を立て続ける。

               ◆

気絶したタロウを抱えて、亀は竜宮城の門くぐって、城へと入って行きました。
ズシーン・・・。
大きい音と共に、竜宮城の重い鉄の扉が、固く門を閉ざしましたとさ。
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