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サキュバスター3 第4.5話 怪奇!キス魔サキュバス

一方、ある町では、男性達が、突然失踪する事件が相次いでいた。
その失踪者に共通していたのは、ある特定の範囲内に住んでいて、比較的若い、
体力のある男性達ばかりという事だった。
警察の捜査は難航してたが、事件を解決する為の細い糸が、1つの場所へ繋がっていた事がわかった。

失踪した男性達は、皆、歯医者に通っていたのだ。

               ◆

とある歯科医院。男性が待合室で待っていると、名前が呼ばれる。
『部屋にお入り下さい。』
受付の女性が言う。

部屋からは、ボーっとした顔の男性が、ロボットの様に歩いて出て来た。
入れ替わりに、呼ばれた男性が部屋の中に入ると、ピンクの服を来た助手の女性が、
椅子に案内してくれる。椅子に座ると、座席がベッドのように倒される。

ペタペタと、別の人が近づいて来る足音が聞こえる。
振り向くと、白衣を来た女性が立っていた。
「あれ?いつもの先生は?」
椅子に座った男性が聞く。
『先生は、急な用事でお休みなんです。なので、代わりに私が診察しますね。』
マスクをした美しい瞳の歯科医にニコリと微笑まれて言われたら、何も言えないだろう。

女医は、スラっとした体に白衣を着て、長い髪の毛は後でまとめている。
化粧は申し訳程度に、眉と目の周りだけにはしているようだ。
鼻の周りにあるそばかすが、薄っすら見えている。
逆にそれが、女医の顔の白さを浮き立たせて見せていた。

女医は、チラっとカルテを見た後、反射鏡を持って口を開けさせる。
『はい、口を開けて下さい。』
美人の女医が口を中を真剣みている様子に、男はドキドキする。

次の瞬間。
カチャン。椅子から飛び出した鉄の輪が、男の手と胴を固定する。
「えっ!」
男が声をあげようとした瞬間、女医は自らのしていたマスクを取り去り、
その唇で、男性の口をぴったりと塞いでしまう。

女医の唇と舌は、なめくじが口の周りを這うような感触を起こして行く。
女医の口と鼻から出る妙に甘い息が、男の抵抗力を奪って行く。
男の体に入っていた力が、次第に抜けて行く。
女医は、ダラリと力の抜けた男の顔を、ゆっくりと舐め始めた。

まずは、男の口の端を、女医の唇と舌先がねぶる。
ヌチャ・・ヌチャ・・。
女医は、口の中にたまった唾液を、しなやかに動く舌先で男の顔に塗りつけて行く。
頬を吸っていた唇は、ゆっくりと顎の方を吸いはじめる。
女医は、顎のエラの辺りを、吸いながら舌先で舐めている。
「あぁっ。」
男の声が漏れると、手で口を塞ぎ、エラから顎の先へ、ゆっくりと舐めて行く。
唇は、男の尖った顎の先をしゃぶったかと思うと、首筋に舌を這わせて行く。
男は、女医の舌の感触に背筋をゾクゾクさせて、体が時折ピクンと痙攣する。

女医は、首筋を右や左に舌でなぞると、その唇は、ゆっくりと耳の方へと移動して行く。
既に男の目は虚ろになり、体はダラリと弛緩してしまっていた。
そんな男の表情に、女医は満足そうに笑みを浮かべる。

なめくじのように這って進む女医の唇は、既に男性の耳に達している。
女医の唾液の跡が、本当になめくじの這った後の様に、男の顔に光の軌跡を描いて残っていた。

女医の柔らかいピンク色の唇が、男性の耳をしゃぶる。
じゅる・・じゅるじゅる・・。
女医は、じゅるじゅると耳を唾液まみれしながら、男の耳朶をしゃぶり、
舌先で耳の皺をなぞっている。男の顔色は、快感に紅潮している。

にゅ・・にゅるぅ・・・。
女医の舌先が耳に挿入された。男の耳の中で、女医の舌先がピチピチと跳ねる。
ピチャピチャという汁気のある、イヤらしい音が男の耳の中でする。
「あぁぁ・・。」
男性の口からは、小さくうめき声が漏れ、涎が口の端から垂れる。
女医は、涎で濡れた男の口を手で塞ぎ、うめき声が外に漏れない様にする。

女医は一度口を話すと、椅子に横になっている男の上に馬乗りになろうとする。
女医の白衣の下はミニスカートだった。女医が足を大きく開くと、スカートが上にめくれあがる。
男の股間は、微妙に膨らんでいるが、女医はそれより前の腹の辺りに腰を下ろした。
露になった女医のパンストの付け根が、男性の腹に押しつけられる。

女医は改めて、男性の顔を両手で挟み、ベローっと大きく舐め始める。
ベローォ・・ベローォ・・ベロベロベロベロッ!!

女医は、男の鼻の頭をペロペロ舐めたかと思うと、今度は、舌先を鼻の穴に入れる。
そして、鼻の穴に口をつけて、息を吹き込んだかと思うと、逆に吸う。
男は、女の息を深く吸い込み、頭の中が霞がかかったようにぼんやりしている。
甘い、そして生々しい息が、男の鼻の中を行きつ戻りつする。

鼻の頭が唾液でびしょびしょになると、女性は、今度は男の目を舐め始めた。
まぶたの隙間を舌で、ベロベロと舐めて行く。
にじみ出る、塩気を含んだ涙は、女医の舌先が舐め取って行く。
女医の舌先が、刺激に閉じられている男性のまぶたを開くように割り込んで、
遂に男の目の玉を直接舐める。

痛いような気持ちいいような、初めての感覚に男性は体をピクピクと動かす。
女医は、その動きを楽しむ様に、両目を執拗に舐めている。
(あ・・たす・・けて・・。)
男は、悶えることもできないまま、目をベロベロと舐められている。

顔全体が女医の唾液でベトベトになった頃、男は恍惚の表情を浮かべていた。
女医は改めて顔をしっかり両手で掴むと、男の口を自分の唇で密封した。

女性の長い舌が、男の口の中の快感を引き出して行く。
歯茎や、頬の内側をなぞり、舌の裏側や喉の奥まで舌先が伸びて行く。
じゅる・・じゅる・・じゅるじゅるじゅるっ!!
汁気のある音が、男の脳に響く。

独特の甘さのある女医の唾液が、口の中に注ぎ込まれる。
喉を滴り落ちていく女医の唾液は、男の口や喉を麻痺させて行く。
その淫汁は、男自身の思考も奪って行くようだった。

               ◆

女医の手が、男の胸や腹を触っている。
その手からは、何か粘液の様な物が分泌されているのか、
女医の手の触った後の男の体は、ベットリと濡れて光っている。

それだけではない、手の辺りからはピチャピチャと舐める音さえしている。
そして、その手が触った後は、服がボロボロに溶けてしまっているのだ。

女医は両手を、男の乳首の辺りに押し付ける。
男の体が、女医の両手から与えられる快感に、ピクピクと動く。
2つの乳首は、手の平にある2つの口に甘く咥えられて、その舌先で舐められていた。
驚くべき事に、女医の手の平には、淫猥な口が両手に1つずつ付いていたのだ!

女医の手は、次々と位置を変えて行く。脇腹、臍、腰。
女医の手が動く度に、舐められるような感触と共に、衣服がボロボロと溶けて行く。
チュパチュパと吸う複数の音が、イヤらしく響く。

女医の両手が、遂には男の股間を襲う。
女医が、両手で男の股間の陰茎を挟む様に押さえる。
(あぁああっ!!)
痺れているはずの、男の体が仰け反った。

怪人と化した女医は、両手の平の2つの唇で、陰茎を両側から舐めているのだ。
陰茎の腹を、女医の手に付いた2つの唇が、蛭の様ににゅるにゅると上下に移動する。
「あ・・あぁ・・・ぁ・・。」
快感に、男の口から声が漏れ出す。
男の腰がじっとしていられない様にくねり、その甘美な刺激から逃げ様とする。
ギイッィ!!
椅子の鉄輪が、軋む音をたてた。

しゅるしゅるっ!!
女医の舌が、うねりながら長く伸びる。
女医は、既に人間の形を失い怪人と化している。
口からは、淫猥に蠢く何本もの細い舌を伸ばし、男の体に巻きつけてその味を味わっている。
舌から分泌されるヌルヌルとした液体が、衣服を溶かし、男性はほとんど裸にされている。
さらに、そのヌルヌルとした液体は、男の性感を増幅させていた。
細く伸びた舌が、男の体に巻き付き、ヌルヌルと舌が動く度、男は快感に悶えている。
そして2本の手についた唇もまた、男の快感を引き出していた。

シュルシュルシュルッ!!
鋭く伸びた、一本の舌先が、男の肛門にヌルヌルと侵入して行く。
ヌル・・ヌルヌルヌルッ!!・・・。
舌先は、いやらしく肛門への出入りを繰り返して、男の体の奥の快感を刺激している。
ジュプ・・ジュボッ・・。
ジュポジュポと音を立てて、女医怪人の舌が出入りする度に、男の陰茎がピクピクと痙攣する。

『ウフフ・・・』
怪人と化した女医は、男の悶える様子を見て楽しんでいる。
男は、快感に歓喜の声をあげたくとも、口の中にも女医の伸びた舌が入り込み、
喉を塞いで、声を出す事も許されない。

陰茎に巻きついた舌は、グニグニと陰茎を揉み、そして舌から分泌する唾液で、
ヌルヌルと擦っている。
鈴口からは、更に細くなった舌先が挿し込まれて、発射する事もできない。
しかし、その先端は尿道の内側から、前立腺を刺す様に刺激して、発射を促している。
一方で、肛門から入れられた女医の舌も、前立腺の辺りをコリコリと撫でている。

体中の穴という穴に、女医の口から伸びる何本もの舌が刺し込まれて、
男の脳は、快感で埋め尽くされている。

女医怪人は、充分に男を嬲り満足したのか、男の穴に挿し込んでいる全ての舌を、激しく動かした。
(あくぅっ!!!!・・)
味わった事のない激しい快感に、男は意識を失った。

怪人化した女医は、尿道に入った1本の管状の舌先で、精液を無理矢理吸い出して行く。
ズュルルルルルルルルルッ!!
舌に巻きつかれて動けない男の体が、無理矢理吸い出される快感に打ち震える。
ズュルッ!!ズュルルルルッ!!
濁った音と共に、精液が吸い出される。
男の悶絶は、女医が全ての精液を吸い出してしまう長い間、続いていた。

               ◆

その男の悶絶が収まると、男の体はカラカラに干からびた様な姿へと変貌した。
パキ・・パキパキ・・・。
そして、乾いた音を立てて、男の体は崩れて行く。
そのまま砂像の様にサラサラと崩れると、後には、塵の山しか残らなかった。

しゅるしゅるっ・・。
女医が伸びていた舌を全て巻き取ると、何事も無かったかの様な人間の姿へ戻っている。
ただ、汗で顔に張りついた長い髪の毛を、女医は手で直していた。

そこに突如、3つの影が侵入して来た。
『なんなんですか、あなた達!勝手に部屋に入って来て!どっから入って来たんですか!』
女医は、そう言って取り繕うも、その目は、脱出できる場所を探している。

『ブルー、間違い無い?』
赤スーツの女が言う。
『ええ、間違い無いわ。反応が出てる。』
青スーツの女が答える。
『手遅れか。』
空の椅子を見て残念そうに声を出した男は、黄色の強化スーツを着ていた。

3人に囲まれてしまっては、女医怪人が脱出する道は無い。
4つの影は、時間が止まったかの様に、にらみ合いながら固まっている。

女医は、思いを決したように黄色スーツの男に飛びかかる。
「あっ!」
黄色のスーツの男は、声をあげて女医に組み敷かれた。
男を倒したところを跳ね起き、逃亡しようとした女医怪人を、赤スーツの女が剣で一閃する。
『ア゛ーッ!!』
女医怪人は、人間では出ないような声を発して、その体が真っ2つに割れた。
ベチャ・・。奇妙な音を出して床に落ちた女医怪人の体は、ぶくぶくと泡立っている。
そして、完全に白い泡となって消えてしまった。

『警察みたいなのが、外を囲んでたわ。私達も早く抜け出しましょう。』
赤スーツの女が、振るった剣をしまいながら言うと、他の2人は黙って頷いた。

この異様な戦闘の光景を見ていた者がいる事に、強化スーツの3人は気づいていなかった。

               ◆

『また邪魔が入ったのか。』
秘密結社サQバスのアジトでは、女幹部が女工作員からの報告を受けている。
女医の怪人が倒されるのを見届けてから、この女工作員は戻って来たのだった。
それは、歯医者の受付の変装をしていた女工作員だった。

『何!、女の2人組ではなく、3人組になっていた?。増えたのは男だと・・。』
女幹部は、イライラした様子で、全ての報告を受ける。

『こんなに簡単に怪人が潰されるとは。ヤツラ、一体何者なのか・・・。』
女幹部は、悔しそうな表情を浮かべ、目を瞑った。

               ◆

時間は遡って、3人の影が消え、隠れていた女工作員達も脱出して、しばらくした後。

「一体どうなってるんだ?!。」
秘密刑事達が歯医者に乗り込むと、そこに誰の姿も無かった。
潜入捜査をしていたはずの秘密刑事の男の姿すら、煙の様に消えている。
秘密刑事の男が、この歯科医院に入ってから、誰も出たものはいなかったはずだ。
対する組織の不気味さに、秘密刑事達はゾッとする思いだった。
また一人、犠牲になったのだと、秘密刑事達は無言で確信していた。


サキュバスター3 第2話 恐怖!蜂女現る。
サキュバスター3 第4話 サキュバスター3、参上!
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テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

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