2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

←ランキングに参加しています。

■この記事に拍手

サキュバスター3 第8話 危機!後家蜘蛛女の罠

『待ちなさい!』
学校を襲うブラックウィドウ・サキュバスの前に、3つの影が現れた。

『ウフフッ・・。もちろん、あなた達が来るのを待っていたわよ。』
ブラックウィドウ・サキュバスは、現れた3つの影に向き直って笑った。
そして、ブラックウィドウ・サキュバスは、現れた3つの影の内の一人、黄色の強化スーツを着た人物に、
緩慢とした動作で近づいた。

3つの影は、ピクリとも動かない。いや、動く事ができなかった。
この3人が現れた時には、既にこの女怪人の術中に陥っていたからだった。

『あなた達には、この糸が見えなかったのかしら。』
女怪人は、黄色の強化スーツの人物の腰に手を回して、楽しそうに囁いた。

女怪人は、その人物の腰を抱きながら、指で宙をつかむような仕草を見せる。
ピィーン・・。何もない空間から、美しい音が響いた。
女怪人は、この目に見えない細い糸を縦横無尽に張り巡らせて、この蜘蛛の巣の罠にターゲットが
掛かるのを待っていたのだ。

(くっ・・動けない!!!)
リーダー格らしい赤い強化スーツの女は、この学校襲撃が罠であった事にやっと気づく。
学校を襲うのが目的ではなく、最初から3人を捕らえる事が目的だったとは・・。

ブラックウィドウ・サキュバスは、腕に抱いた黄色の強化スーツの人物の体のあちこちに口づけをする。
チュ・・チュ・・チュ・・。
女怪人は、愛するものへキスするように優しく、強化スーツの体に唇を付ける。
しかし、女怪人が唇を付けた後には、強化スーツの体に食い込む一筋の線が浮かびあがる。
女怪人は、唇から紡ぎ出した糸を強化スーツに巻きつけて、その体の拘束を確かなものにしていた。

そして女怪人は、手下の女工作員達に2つ3つ指示を出し、動けなくなった黄色の強化スーツの人物を
どこかへと運ばせた。
残された2人の影は、仲間が拉致されるのを、ただ見ている事しかできなかった。

               ◆

2人の強化スーツの女が、ブラックウィドウ・サキュバスの紡ぎ出す糸によって、天井から吊り下げられていた。

女怪人の口から吐き出された糸で、強化スーツに覆われた胸を強調するかのように縛り上げられ、
更に両足を大股に開かせる恥かしい格好で拘束されて、天井から吊るされていた。

『あなた達には、色々と聞かせてもらおうかしら。』
ブラックウィドウ・サキュバスは、ニョキッと長く伸びた爪の先で、リーダー格の赤い強化スーツの女の体をなぞる。
強化スーツの女の体の敏感な部分を、じわじわと女怪人の魔の爪の先がなぞって行く。
ツツツ・・・。
6本の腕から伸びる30もの爪先が、女の胸や尻、太ももや二の腕の快感を励起する。
『うふふ・・。』
『くうう・・・』
強化スーツの女は、女怪人の魔爪での愛撫に空中で身悶えする。
ギュウウ・・・。
身悶えする度に、強化スーツに女怪人の糸がギリギリと食い込む。
『ホラホラ・・感じてるの?』
強化スーツの女の股間には、濡れた染みがじんわりと浮かんで来ていた。

くにゅ・・。
女怪人の魔爪の先が、強化スーツに浮き出た乳首を摘んだ。
ツツツ・・。
強化スーツに包まれた女のお尻の肛門の周りを、鋭い爪先が這う。
『うふふ・・。乳首や肛門が気持ちいいの?』
女怪人は、強化スーツの女に色々と聞かせてもらおうと言いながらも、そんなつもりはさらさら無い。
ただ強化スーツの女を、性的に辱めるつもりだった。

ベローン・・。
女怪人の口から、妙に長い舌が現れて、自分の唇を唾液で濡らした。
そして、その長く伸びた舌で、強化スーツの女の手袋をはめた手指を舐め始めた。
『へぇ・・。綺麗な長い手指をしてるわね・・。』
ベロ・・ベロ・・。
女怪人は、女の指をしゃぶり、その指と指の間を舐め、更には指に長い舌を巻きつけて、
女の手指から深い快感を引き出して行く。
れろっ・・れろっ・・。ちゅう・・ちゅう・・。
『うっ・・ううっ・・。』
女の強化スーツの手袋が、どろどろと溶け出して女の白い手が露出する。
ブラックウィドウ・サキュバスの唾液の力で、強化スーツが溶け出したようだった。
『ふふっ・・美しい指ね・・。』
細い指先を1本1本、女怪人はうれしそうにしゃぶる。
ちゅぽ・・ちゅぽ・・。
赤い強化スーツの女は、女怪人の濡れた唇の愛撫に顔を紅潮させるが、体を女怪人の糸で縛られていて、
抵抗ができなかった。
青い強化スーツの女も、ただ心配そうに見ている事しかできない。

ブラックウィドウ・サキュバスに舐められた両手は、既に白い肌を露出している。
女怪人は、赤い強化スーツの女の片方の手の指を口に含んで、舌で転がす一方、
もう片方の手を自分の手で握った。

『あっ・・あぁ・・。』
女怪人は、女の手を握る事で、手の中にある快感のツボをじっくりと刺激していた。

6本の手の内、残りの手が、更に強化スーツの女を襲う。
ニュッと伸びた爪先が、女の赤い強化スーツの胸の辺りを、そっとなぞった。
ツツーッ!!・・スパッ!
強化スーツが紙の様に切り裂かれて、赤い強化スーツの女の豊かな胸が露になる。
張りのある豊かな胸に、乳首がピンと立っていた。
『くっ!!』
ブラックウィドウ・サキュバスは、その様子を見て、にんまりと笑う。

『ほうっ・・。手だけではく、体までこんなに美しいとは・・。』
女怪人は、あの長い舌で舌なめずりをしながら言う。
『ホラ!もっと見せてこらん!』
ツーッ!!
長く伸びた魔爪が、赤い強化スーツをいとも簡単に切り裂いていく。
太ももから足先、腰、首回りと、強化スーツの大半の部分が切り裂かれてしまう。
頭のヘルメット以外は、ほとんど裸の状態だ。

『ほぉ・・。美しい・・・。』
女怪人は、顔をほんのりと染めて宙に吊り下げられた女を見つめる。
『まるで彫像のような・・。』
女怪人は、6本の手の平を露になった女の両手や両胸、両太ももにそっと這わせる。
魔爪を短くした女怪人の手の平が、赤い強化スーツの女の肉体から、深い快感を少しずつ引き出して行く。

小刻みに震えるブラックウィドウ・サキュバスの手の平。
敏感な所へと忍び寄る、その細い指先。
強化スーツの女の体を優しく撫でまわしては、敏感な場所を指で摘む。
『あ・・ああぁっ・・。』
女怪人から与えられる快感に、裸にされた強化スーツの女は、その動けない体で身悶えし、
股間はしっとりとした光を帯びて行く。

ブラックウィドウ・サキュバスの唇は、裸足になった強化スーツの女の足の指をしゃぶっている。
ちゅぽ・・ちゅぽ・・。
かわいらしい女の小さな足の指を、飴をしゃぶるかのように、口の中で転がしている。
そして長く伸びた舌が、足の指の間を丁寧に一箇所ずつ、舐め取っているのだ。

強化スーツの女の裸には、快感の為に流れ出した汗が、玉のような雫となって付着している。
ブラックウィドウ・サキュバスは、その汗の雫をまるで甘露のように長い舌で舐め取る。
ベロ・・ベロリ・・。
ピンク色の舌を長く伸ばし、6本の手で赤い強化スーツの女の体をまさぐりながら、滴る汗を舐め続ける。

『くっ・・くぅうっ・・。』
女怪人に舐められる度、強化スーツの女の体にはナメクジが這った後の様な光の軌跡が残る。
ベロ・・ネロォ・・。
赤い強化スーツの女は、女怪人に舐められる快感に身悶える。
『甘い・・。甘いわぁ・・。』
ブラックウィドウ・サキュバスは、強化スーツの女の脇の下、豊かな胸の下など、
特に汗が噴き出す箇所を執拗に舐めあげる。

強化スーツの女の肉体が、女怪人の得体の知れない唾液でヌラヌラと光り始めると、
今度は下腹部にその長い舌を這わせて行く。
ヌロ・・ヌラ・・。
薄い繁みに覆われた、液体の滲み出す割れ目をなぞり上げるように舐める。
『くっ・・くううう・・。』
割れ目の間を舌が通ると、赤の強化スーツの女の肉体がピクンピクンと反応する。

『ふふふ・・。』
女怪人は、その反応に満足するように、ゆっくりと舌を上下に動かしては、
滲み出す滴をすくうように舐めとって行く。

ピチャ・・ピチャ・・・。ピチャピチャピチャッ・・・。
汁気の帯びたイヤらしい音が、部屋に響き渡る。
赤い強化スーツの女の口からは、せつない喘ぎ声が漏れ始める。
『あっ・・あっ・・あっ・・。』
その喘ぎ声に、ブラックウィドウ・サキュバスの目が爛々と輝く。

『ふふっ。もう我慢できないのね・・。』
ブラックウィドウの6本の手は、荒々しく女の胸や尻を揉みしだいている。
長く伸びた舌は、ぬるりと赤いスーツの女の秘裂に滑り込んだ。
『ああっ!!!』
赤スーツの女の体が反りかえろうとするが、ブラックウィドウの糸が
女の体に食い込んで、反りかえる事を許さない。
強化スーツの女は、快感に痙攣する。

クチュクチュ・・・。
赤い強化スーツの女の秘裂に挿し込まれた長い舌が、イヤらしい音を紡ぎ出す。
ブラックウィドウ・サキュバスの糸を体に食い込ませながらも、
強化スーツの女は、快感を与える舌から逃れようと腰をくねらせる。
『くっ・・くうっ!』

クチュクチュクチュ・・・。ヌルッ・・ヌルルルッ!!
長い舌が、秘裂の奥へ奥へと侵入して行く。
舌の腹は、舌の先とは別の生き物の様に小刻みに震えて、入り口の襞の辺りを刺激し、
舌の先端は、秘裂の奥の方を掻き回すかのように、何かを探っている。

『ああ・・あ・・あ・・。』
舌の先が秘裂の奥に触れると、赤い強化スーツの女は大きく声を漏らす。
女怪人の舌先が、女が声を漏らした部分を激しく刺激する。
『そっ・・そこはぁっ・・。』
ニヤリ。自らの舌先で宝物を探り当てた女怪人は、満面の笑みを漏らす。
ヌルヌルヌリヌリッ!!
『く・・くぅぅ・・うあぁーっ!!』
強化スーツの女は、遂に絶叫する。
舌が挿し込まれた女の秘裂からは、透明の液体が激しく飛び散る。
ジャッ!ジャジャーッ!!ジャアッ!!
女怪人の舌が、くねくねとのたうつ度に雫が溢れ出す。
ブラックウィドウ・サキュバスの目は、快感に苦悶する強化スーツの女の顔に釘付けになっている。

強化スーツの女を見つめるブラックウィドウ・サキュバスの顔に、ビシャビシャと女の潮が浴びせ掛けられる。
ブラックウィドウ・サキュバスは、シャワーを浴びるかのように嬉々としてその淫汁を体に受けていた。

               ◆

嬉々とした表情を浮かべたまま、ブラックウィドウ・サキュバスの顔は、突然、真っ二つに割れて行く。
赤い強化スーツの女の尻の辺りから生えた一本の尻尾が、器用に大剣をつかんで、女怪人の頭に
振り下ろしていた。

尻尾によって唸りを上げる剣は、赤い強化スーツの女と青い強化スーツの女に絡みついた
女怪人の吐き出した糸を綺麗に切り離して行く。

赤い強化スーツの女から伸びる尻尾が、大剣を空中に投げ上げると、くるくると弧を描いて
、全裸の姿の赤スーツの女の手元に剣が戻って来た。

真っ二つに割られたブラックウィドウ・サキュバスは、ぶくぶくと白い泡を立てて消滅して行く。
『くそ・・いつの間に・・。その尾は・・!?・・』
最後まで残っていた顔は、驚きに目を見開きつつ、切れ切れに言葉を呟きながら、遂には泡となって消えて行く。

『大丈夫?』
そう聞いたのは、赤い強化スーツを着ていた有尾の全裸の女だった。
青い強化スーツの女は、コクンと首を振る。

『まさか、イエローを拉致されるとは、思わなかったわ。
 それとも、誰でも良かったのかしら・・・。』
赤スーツの女は、全裸のまま親指を噛んで、その場で立ち尽くしていた。
その腰には、ぶらぶらと長い尻尾が揺れていた。



サキュバスター3 第1話 サキュバス改造人間
サキュバスター3 第2話 恐怖!蜂女現る。
サキュバスター3 第3話 サキュバス洗脳解除
サキュバスター3 第4話 サキュバスター3、参上!
サキュバスター3 第4.5話 怪奇!キス魔サキュバス
サキュバスター3外伝 第5話 秘密刑事隊M-O
サキュバスター3 第6話 奇物!魔のサキュバススーツ
サキュバスター3 第7話 戦慄!後家蜘蛛女
関連記事

←ランキングに参加しています。

■この記事に拍手

タグ : フェチ  人外  連作  SF 

comments

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

comment form

管理者にだけ表示を許可する

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

twitter
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
FC2カウンター
プロフィール

LaDeM

Author:LaDeM
FC2ブログへようこそ!

ユーザータグ

フェチ 前立腺 肛門 人外 連作 ファンタジー SF 機械 

フリーエリア