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サキュバスター3 第3話 サキュバス洗脳解除

~ここまでのあらすじ~

ここは、女怪人クインビー・サキュバスに襲われている学校。
この学校の中では、クインビー・サキュバスにより淫らな人体改造が行われていた。

               ◆

一方その頃、学校の入り口では、下級工作員達が静かに見張りをしている。

「うわっ!」
突如、下級工作員の叫び声で、その沈黙が破られる。
暗闇の中を、2つの影が素早く動いていた。

「どうした!」
ザシッ!ズシン。
真暗闇の学校に、にぶい音が響く。

その2つの影は、人間の倍の力を持つ改造工作員達を、いとも簡単に倒して行く。
下級工作員の男達は、声も無く、一人、また一人と地面に倒れて行った。

「クインビー・サキュバス様、何者かに攻撃を受けています。」
下級工作員が、クインビー・サキュバスにすぐさま報告する。

『何!?・・・。・・・わかった。』
クインビー・サキュバスは、下級工作員の報告を受けるとすかさず逃走を図り、
学校から姿を消した。残された下級工作員の男達は、証拠隠滅を素早く行う。

更に下級工作員の男達は、攻撃をしかける2つの影を牽制しつつ、
倒された仲間の工作員を担いで、じりじりと少しずつ退却して行った。

下級工作員の中でも、リーダー格の男は、この2つの影に果敢に挑んで、
他の工作員を逃がしていく。
しかし、改造人間とは言え、相手が2人では、時間稼ぎするのが精一杯だった。

もう、逃げられない。
観念した工作員の男は自爆しようとするが、2つの影はその動きよりも早く、
改造人間である工作員の男を機能停止させた。

それは、改造人間に熟知している者の仕業だった。

               ◇

『目が覚めたようね。』
2人の女が、工作員の男の目を覗き込んでいる。
先程まで戦っていた、影の正体である2人だった。
既に手足は拘束されている。
改造された体内にあった自爆装置も、解除されてしまったに違い無い。

『私達は、貴方に危害を加えるつもりは無いわ。』
赤い強化スーツの女が言う。
赤い強化スーツは、秘密結社の幹部クラスが着ているはずの強化スーツだ。

「・・・。」
『やはり脳も改造されてるんじゃないかしら。』
今度は、青い強化スーツの女が言う。

『昨日の様子からすると、洗脳されているだけで脳改造までされてないと思う。』
赤いスーツの女が答える。長い髪が、その美しい顔をより一層印象付ける。

『洗脳を解く事ができるかどうかが、問題になりそうね。』
青いスーツの女が、自問するように言う。
青スーツの女の短い髪型は、とても理知的な印象を与えている。

『まずは、この強化スーツをなんとかしないと。』
青いスーツの女が、男の鼠径部の辺りを触る。
すると、男の背筋を快感が走り抜け、体がビクリと動く。
青いスーツの女がパっと手を離すと、その快感は止んだ。

『やっぱり、この強化スーツで快楽中枢を直接弄られてるみたいね。』
青いスーツの女が言う。
『あなたも苦しいかもしれないけど、ちょっと我慢してね。』

青いスーツの女は、一度大きく息をして、再び男の鼠径部に手を伸ばす。
男は、快感に身悶える。青い服の女の手が、鼠径部を何かを探す様に撫でまわす。

「ああっ!」
工作員の男は、快感に叫び声をあげる。
体の中の快感部分を直接、この女に撫でまわされているようだった。
「あううっ!!」

女は、男の体の鼠径部の辺りに切れ目を見つけ、そこに手を差し入れると、
力を入れて、その切れ目を大きく開く。

グイッ。
その中では、メカニカルな機構が光をチカチカさせて作動している。
更に奥には、得体のしれない生き物の様な肉質の物質が、ぐにゃぐにゃと蠢いている。

女は男の体の切れ目を開けて、その目で何かを探しているようだ。

『あったわ。』
青いスーツの女は、指で赤スーツの女に男の体の中を指し示す。
青いスーツの女が見つけたのは、ケーブルとそれに繋がる端子状の機構だった。
『間違いないわね。』
赤スーツの女が、確認する。
すると青いスーツの女が切れ目に手を入れ、ケーブルと端子を指でつまんで外に引き出した。

「ああ゛ーっ!!」
改造人間である工作員の男は、快感に絶叫する。
男は、剥き出しになった陰茎を、激しく擦られているような感覚を味わっている。

『少しだけ我慢してね。』
青いスーツの女は、辛そうな顔で男に言う。
しかし、男は激しく体を悶絶し、ピクピクと痙攣している。
その口からは、泡が噴き出している。

やむ得ず、赤いスーツの女が、悶える男の上半身をその両手で押さえつける。
そして、可愛らしい口元を男の耳に近づけた。

スルッ・・。
女の窄めた口の先からは、妙に長い舌が伸び、男の耳の中へと吸い込まれて行く。
その舌は、耳の奥最深部まで達すると、直接男の脳へ与えられている快感の信号を、
緩和するようなカウンター信号を、舌先から脳へ送りはじめた。
この赤いスーツの女は、普通の人間ではなかったのだ。

男の激しい痙攣は止まったが、それも体が時折、ビクビクと震える。
脳へ直接送られる快感信号を、完全に止める事はできないのだ。

(ああああ・・っ。)
青いスーツのの女は、男から伸びた端子を持ちつつ、自分の下腹部を探る。
すると、青いスーツの女の着ている強化スーツにも、スーッと切れ目が入る。
その切れ目の奥には、接続用の端子機構が用意されていた。

青いスーツの女は、自分の切れ目の奥の端子に、引き出した男の端子を接続する。
カチリ。
『あぁっ!』
2人の端子を接続すると、青いスーツの女は声をあげた。
短いケーブルの為に、男にまたがるような格好で乗っている青いスーツの女の体が、
男の体の痙攣と同期するように、痙攣する。
青スーツの女にも、接続されたケーブルを伝わって、快楽信号が流れて来ていた。

「ぐあっ!!」
再び男の口から、快感のうめきが漏れる。そして泡と涎が頬を伝う。

『クッ。』
青い服の女は、歯を食いしばりながら、自分の強化スーツを操作する。
ウィ・・ウィーン・・。
ちょうど強化スーツの臀部の辺りから、金属でできた尻尾の様な物が伸びていく。
ウィーン・・。
女の臀部から伸びる尻尾のような端子の先が、男の強化スーツの肛門の辺りへ向かう。

ウィ・・ウィ・・。
尻尾の先端が、肛門の辺りを何かを探す様に、なぞっている。
男は、肛門の周りで起こされる快感に、苦悶の表情を浮かべている。
「や・・め・・て・・くれ・・。」

探るように動く女の尻尾の先端が、男の肛門の位置にある、端子の接続口の蓋を見つけた。
尻尾の先が器用にその蓋を開けると、尾の先端は変形し、接続口の端子と合体する。
カチンッ。

(あぷっ。)
男の涎と泡だらけの口が、虚しくパクパクと動く。快感に、男はもう声すら出ない。

青い服の女が、ケーブルから漏れ感じる快感に、顔を赤らめながらも言う。
『コントロール機能にアクセスできたわ。洗脳解除してみるから男から離れて。』

赤い服の女は、舌をまきとり、男から手を離した。
男には抑制されていた快楽が、直接その脳に叩きつけられる。

(ひぎっ!イクゥ!!)
ビュロロロッ!!
男の脳は、大量の精液が流れ出すような快感に襲われる。
男の脳は、すでにパンク寸前だった。
「あぐぅーっ!!!」
男の体は、痙攣を起こしている。

青い服の女が、男に抱きつくように覆い被さり、耳元で言う。
『貴方は、もう自由なのよ。自分の意思で行動できるはずよ!』
青スーツの女は、男の下半身に繋がった端子を通じて、洗脳を解除するプログラムを送り込んでいる。

ジャワーッ!!
精液が、尿の様にジャージャーと流れ出すような快感信号が、男の脳を焼き尽くす。
青い服の女が男の体を抱きしめて、男のその痙攣を受け止める。

(ああっ!あああっ!!)
その快感による痙攣は、どれ位続いただろうか。
男の体は、快感の絶頂に力を使い果たし、今は力無く横たわるだけだった。

               ◆

赤い服の女は尋ねる。
『これで洗脳は解けるかしら。』

カチリッ。青い服の女は、男との端子の接続を外し、赤い女に向き直る。
『最後は、この人の精神力次第ね。洗脳で脳が侵食されていたら、、、』

赤い服の女が、言葉を繋げる。
『私達の仲間には、なってもらえないわね。』
『でも、今は一人でも仲間が欲しいわ。秘密結社サQバスを倒すために。』

赤スーツの女の瞳は、真赤に燃えていた。


サキュバスター3 第1話 サキュバス改造人間
サキュバスター3 第2話 恐怖!蜂女現る。
サキュバスター3 第4話 サキュバスター3、参上!
サキュバスター3 第4.5話 怪奇!キス魔サキュバス

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