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サキュバスター3 第7話 戦慄!後家蜘蛛女

秘密結社サQバスの基地内。
真っ赤な鎧の女幹部が、一人の女を連れて部屋へ入って来た。
女は、紫色のレオタードのような衣装の上に、黒いレースのケープを羽織っている。
年の頃は、人間ならば20代後半といった妖艶な魅力に溢れている。
しかし当然の如く、この女は人間ではなく、秘密結社サQバスの女怪人なのであった。

赤い鎧の女幹部は、女怪人を指差して言う。
『今回の作戦は、このブラックウィドウ・サキュバスに指揮を取ってもらう。』
工作員達は、黙ってその女幹部の指示に聞き入っていた。

               ◆

ここは、とある学校。
日も暮れた教室の中では、ブラックウィドウ・サキュバスが怪しく蠢いていた。
ブラックウィドウ・サキュバスは、女工作員達に命じて学校内の男の学生を一人ずつ捕獲し、
裸に剥いては、目の前に差し出させる。
サキュバスは、形の良い唇から紡ぎ出したベタベタとする糸で、男の体を絡め取り、
その肉体を時間を掛けてゆっくりとなぶって行く。

しゅるしゅるしゅる・・・。
既に、一人の男がネバネバする糸で縛られていた。
糸は、ベタベタと張りついて男の体の動きを止めつつ、その股間や尻をイヤらしく締め上げる。
男は恐怖を感じているのに、女怪人の淫らな糸の呪縛に股間が膨らんでしまっている。

男の体は、天井からサキュバスの糸によって宙に吊るされていた。
不安定な体勢で男の体がブラブラと揺れると、細い糸が尻の割れ目や体に食い込んで来る。

(ああっ。)
男は声を上げたくても、その口を女怪人の唇が塞いでいる。
ツツー・・。
女怪人の濡れた唇が、男の唇から離れると細い糸を引いてみせた。
しかし、その極細の糸が男の舌にさえ巻き付いて、その声を封じていた。

ブラックウィドウ・サキュバスは、空中に浮かせた男の周りをぐるぐると回りながら、
楽しそうに男の苦しむ顔を眺めている

『ウフフ・・。いい表情をしてるわ・・。もっとその表情を見せて頂戴。』
ベロリ。ブラックウィドウ・サキュバスの口から、妙に長ったらしい舌が姿を現す。
そして、その美しい顔をゆっくりと男の尻に近づけた。

ぴちゃ・・ぴちゃ・・。ぴちゃぴちゃぴちゃ・・。
濡れた音が聞こえはじめる。
(ひっ!!)
男は、自分の肛門から湧きあがる快感に身悶えする。
ブラックウィドウ・サキュバスは、宙にぶら下がった男の肛門をその舌で舐めていた。
男の体が、ピクピクと痙攣するように動く。
女怪人の両手が、男の尻を押し開くようにして、肛門の穴をベロベロと舐めまわす。
ピチャピチャという、イヤらしい音が部屋に響いた。
その様子を、女工作員達が囲んで監視している。

男の陰茎は、女怪人の舌で肛門を舐められるたびに、ピクピクと立ちあがる。
『ん・・んんっ・・・。』
ブラックウィドウ・サキュバスが、体に力を込めた。
もりっ・・もりもりっ・・。
女怪人の肩の辺りの筋肉が盛り上がったかと思うと、そこからもう一対の手が生えた。
『んんんっ!!!』
もりもりもりっ!!
手は更に増えて、ブラックウィドウ・サキュバスの手は6本になった。
『ふぅ・・。この手で楽しい事をしてあげるわ・・。』
一対の手は、男の尻を押し開いて、肛門を露にしている。
増えたもう一対の手が、男の陰茎をサワサワと指先で刺激しはじめる。
さらにもう一対の手は、男の乳首を摘んで、コリコリと愛撫していた。

(くっ・・くううう・・。)
男は、6本の手で同時に責められるて、体を痙攣させるように悶えている。
6本の腕が、男を快感の絶頂に導くという一つの目的を持って、淫らに動き続ける。
6本の腕が絶妙に同期して、全ての快感をレンズの様に1つの塊へと集約させて行く。
(あふぅっ・・。)
男は与えられる快感に、陰茎をはちきれんばかりに固くして発射に備えていた。

女怪人は、男の肛門に唇をつけると、口から怪しげな糸を吐き出して、男の肛門の中に糸を張って行く。
プシュッ!!ピーン・・。ピーン・・。
男の肛門の奥と繋がった一本の糸が、男の肛門から頭を出して、その糸の端を女怪人は握っていた。

ポロン。
女怪人が指でその糸に触れると、琴のような美しい音が鳴り響く。

(んんんっ!!!)
男は、その絹のような美しい調べに悶絶する。
女怪人の張った糸の端が、男の前立腺の辺りに貼りついて、美しい音の振動が前立腺へと伝わっているのだ。
美しくも怪しく、そして淫らな調べが、女怪人の手によって紡ぎ出される。
ポロン、ポロン。ポロン。
(ふぐっ・・ふぐぅっ!!)
糸で封じられた男の口端からは涎が溢れて、男の目は、痺れるような快感に白目がちになっている。

(あっ・・あっ・・あっ・・。)
男の陰茎が、グググッと射精する体制に入った。
すかさず女怪人は、男の陰茎を口に収めて、その口の中から勢いよく糸を吐き出す。
プシュッ!!
吐き出された糸は、男の尿道を遡って奥にまで達する。

男に、もしはっきりとした意識があったなら、尿道にプスリと刺さるような感覚があっただろう。
しかし、男にもう意識はほとんど無かった。
女怪人は、男の尿道を口から吐いた糸で塞いでしまった。
射精しようにも、粘着質の糸で管を塞がれて、男は射精する事ができない。
快感に前立腺や肛門までも痙攣させているのに、精液は放出できないのだ。

ポロン・・ポロン・・。
男の脳が、女怪人に与えられる快感で焼き付き始める。
しゅるしゅるしゅるっ!!
女怪人が、尿道を塞いでいた糸を激しく巻き取ると、男の脳に射精するような快感が与えられる。
(!!!!)

プシュッ!・・・ピト・・。
しかし、それに乗じて男が射精しようとすると、再び尿道の奥まで糸を積め込まれる。

(きっ・・きぃぃっ・・。)
しゅるっ、しゅるっ。
女怪人によって尿道に出し入れされる糸のピストン運動に、男の脳は遂に快感で焼き切れてしまう。
その時、男はただの肉塊へと変わり果てる。
『ウフフ・・・できあがり・・。』
女怪人は、笑みを浮かべる。

しゅるしゅる・・しゅるっ。
女怪人は、糸を口の奥へと巻き取ると、陰茎を強く吸いはじめた。
ちゅ・・。ちゅうううっ・・。
その姿は、蜜を吸う美しい蝶のようでもあり、獲物を捕えた後家蜘蛛のようでもあった。
ジャ・・。ジャッ!・・・。ジャワーッ!!。
(きひっ・・・きひぃっ・・)
男は、口の中で奇声を漏らす。
男の筒先からは、まるで水道の蛇口をひねったかのように精液が溢れ出す。
ジャッ・・ジャジャーッ!!
ビクンッビクンッ。男の肛門と前立腺がいつまでも痙攣し、液体を溢れさせる。
その流れは、男の精が枯れるまで延々と続く。

ポロン・・ポロン・・。細い指が奏でる、男の前立腺へと響く甘い調べ。
そして最後の仕上げに女怪人の5本の腕が、前立腺に張った糸を激しく掻き鳴らす。
ボロロロンッ!・・・ボロロロンッ!・・・。
(ひぃっ!!・・・っく・・・。)
ジャッ・・ジャーッ!!ジャアアアッ!!

ポロロロン・・・ポロロロン・・。
ブラックウィドウ・サキュバスは、竪琴を弾くように男の体を快感に鳴らして、
体をヒクつかせながら流れ出す精を、ゴクリゴクリと喉を艶かしく動かして、飲み干して行った。

               ◆

その時だった。
『待ちなさい!』
声と共に現れた3つの影。
しかし、ブラックウィドウ・サキュバスは、まだ精が滴る淫猥な口に笑みを浮かべていた。

END


サキュバスター3 第1話 サキュバス改造人間
サキュバスター3 第2話 恐怖!蜂女現る。
サキュバスター3 第3話 サキュバス洗脳解除
サキュバスター3 第4話 サキュバスター3、参上!
サキュバスター3 第4.5話 怪奇!キス魔サキュバス
サキュバスター3 第6話 奇物!魔のサキュバススーツ

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タグ : フェチ  肛門  前立腺  人外  連作  SF 

サキュバスター3 第6話 奇物!魔のサキュバススーツ

ここは、秘密結社サQバスの研究所。
真っ赤なボディスーツ様の鎧を着た女幹部と、顔をマスクで隠した研究員達が、
得体の知れない液体で満たされたタンクの中から、人の姿をした何かが引き上げられるのをじっと見つめていた。

いや人の姿と言うよりも、人の脱げ殻といった方が正しいかもしれない。
しかも、それは女性の抜け殻だった。白く光る肌、豊かな胸と尻、細く長い手足。
しかし、その美しい女性の背中の部分は、ぱっくりとく口を大きく開き、中は空っぽで、
その中に人が入れるように作られているらしい。

『これが新たな生体スーツか・・』
女幹部は、感心した様子でその人の抜け殻を眺めて、そして研究員に顎で指図をした。
その女幹部の指し示した先では、一人の裸の男が台の上に寝かされていた。
研究員達は、薬で眠らせてあるこの実験体の男に、その女の形をした生体スーツを手早く着せて行く。
着せて行くと言っても、男の足や手先を生体スーツの内側に少し触れさせると、
まるでスーツが生き物のように男の手足はもちろん、体や頭までもアメーバのように勝手に飲み込んで行くのだ。
それは、あたかも大きな口が、人間を咥えて飲み込んでいく様のように見える。
ヌチャ・・ヌチャ・・。
生体スーツは、透明な粘液をその背中の切れ目から溢れ出させて、眠っている男をゆっくり包み込んで行く。

女幹部は、その様子を真剣な面持ちで見つめている。
生体スーツが男の体を全て飲み込むと、スーツの背中に開いていた口が、
そこに切れ目など無かったかのようにピッタリと閉じて行く。
そしてその結果、台の上に現れたのは、寝ている一人の女の姿だった。
但し、その女の体には、背中に小さく畳まれた翼と細く長く伸びる一本の尻尾が付いていた。

               ◆

(あ・・。)
生体スーツの中の男は、ゆっくりと覚醒する。
体中に薄くピッタリと貼りつく、新しい皮膚は、淫靡な快感を全身の肌に与えていた。
脇腹や、内股。足の指の間まで、小刻みに舐められているような快感の信号が送られて来る。

男は自分の体に起きた異変に戸惑いながら、体を確認するように撫でまわす。
(あぁっ・・。)
まるで自分の触った皮膚の下で、舌が這いずり回っているようだ。
男はどうする事もできず、その場で寝返りをする事しかできない。
(うあっ・・・あ・・。)
陰茎も何か温かいものに飲み込まれていて、熱い刺激を感じている。

「んああっ!」
かつて男だった生体スーツの女の口からは、当然のように女の声が漏れる。
その声は、快感にあえぐ女の声そのものだ。

男の手、いや女の手が股間へと伸びて行く。あるべき陰茎はもちろん無い。
あるのは、濡れた秘裂だけだった。
「はぁ・・はぁ・・。あっ・・。」
ほんの少し触っただけなのに、痺れるような快感が走る。
もう何も考えられなかった。女は、堪らず指先を秘裂に押し込んだ。
「ああーっ!!。」
高い叫び声を上げて、女は体を仰け反らせる。
「あっ・・ああっ・・。」
女は、反らせた体を小刻みに痙攣させて、女の尻の下には小さな水溜りができている。

女幹部と研究員達は、あえぐ女の様子を遠くからじっくりと観察している。

女は、今度は自分の両手でその豊かな胸を揉みしだいた。
白い胸が、女の指でグニャグニャと形を変える。
「あはっ・・あはっ・・。」
女は顔を紅潮させて、いやらしくその指を動かす。

女の生体スーツの中の男は、本来自分のものではない胸を揉んで、その気持ち良さに我を忘れていた。
自分の指で感じる柔らかい胸の感触と、細い指で揉まれて感じている自分の胸の快感。
2つの快感を味わい、恍惚の海を泳いでいた。

その時、しゅるしゅると自分が自分の尻尾を思いのままに動かしているのがわかった。
どうして動かせるのか、どうすれば動くのか、そんな事はわからないが、
本能でこうしたいと思えば、その通りに腰の尻尾が動くのだ。

尻尾の先が、自分の股の間の秘裂へ向かって、ムチのようにしなる。
ぬる・・ぬるり・・。
「ああっ!!!」
ぬるりと、自分の尻尾の先端が、自分の体の中に押し入って来るのがわかった。
そして、自分の陰茎が何かにゆっくりと入って行く感覚も感じている。

入る快感と入れられる快感。快感の二重奏に声も出なかった。それも当然だった。
自分が自分の一番感じる場所を責めて、一番感じる場所で、その快感を受け止めているのだ。
かつて男であった女は、自分の意思を失って、本能のまま尻尾を激しく動かしている。
ぬちゅっ・・ぬちゅっ・・!
「あっ・・あっ・・あっ・・。」
女として感じている自分、男として感じている自分。頭の中が、白く燃え上がっている。
自分の手で胸を揉み、揉む快感と揉まれる快感、そして自らの尻尾を秘裂にさし込む、
幾重もの激しい快感に、今、脳が燃え尽きようとしてた。

『ア゛ーッ!!』
人ならぬ声を上げて女は絶叫し、体を激しく上下に痙攣させる。
その目は白目を剥き、口端からは泡が溢れ、パクパクと虚しく息をしている。

ドクッ!・・ドクッ!!・・ドクドクドクッ!!
尻尾の先からは、何か粘液がほとばしり、自らの秘裂の奥でゴクゴクと吸引している。
尻尾の内部を何かが勢いよく流れて、床を脈動しながらのた打ち回る。
そして次の瞬間、女の体はあえいだ状態のまま、体を硬直させた。

その光景を見た女幹部は、失望した様子で目を瞑った。

               ◆

シュウウウウゥ・・・。
音と白い煙、そして鼻を突く酸っぱいような異臭と共に、女の体が形を失っていく。

生体スーツの中身が消化されてしまったのか、生体スーツは、中に何も入っていないかのような平面的な人の皮となった。

『何分だった?』
女幹部がそう尋ねると、研究員の一人が、3分です、と答えた。
女幹部は、その答えに舌打ちする。
女幹部と研究員達の目の前で、更に女の姿の生体スーツは、ぶくぶくと泡を立てて解けて行く。

(強化された生体スーツがあっても、着る事ができる者がいなければ、意味が無い。)
女幹部は、しばしの間、考えていた。
そして何かを思いついたのか、カツカツと足音を立てて、その部屋から出て行った。

END


サキュバスター3 第1話 サキュバス改造人間
サキュバスター3 第2話 恐怖!蜂女現る。
サキュバスター3 第3話 サキュバス洗脳解除
サキュバスター3 第4話 サキュバスター3、参上!
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■サキュバス小説・妄想バストダンジョン 淫獣マリリス

サキュバスのリリカと一緒に、ここ、アンダー草原にマリリス狩りにやって来た。
ここアンダー草原は、頭を越える背丈の高い草が生い茂っていて、とても見遠しが悪い。
そんな草原に生息しているモンスターが、淫獣マリリスだ。

淫獣マリリスは、草原を旅する人を集団で襲う。
しかも、男と見たら武装旅団であろうと見境なく襲いかかる。
そして、一度マリリスに襲われると、もう人間の世界には戻れないと言われていた。
それこそが、マリリスが淫獣と言われる所以なのだ。

               ◆

ザザザザ・・・。波が立つように、背の高い草が揺れる。
マリリスか?

ザッ!
草を踏みしめる音を立てて、その草原から飛び出したのは、淫獣マリリスだ。
一見、人間の女性とさほど変わらないが、背中にはたてがみが生えている。
しかも、その性格は獰猛で淫蕩だ。秘裂からは、ダラダラと淫汁を垂らしている。
どうやら発情期を迎えているらしい。いや、マリリスはいつでも発情期なのだろう。

「おい、リリカ!」
そう声を駆けると、リリカの鞭先が宙を走り、マリリスの秘裂に突き刺さる。
『きゃうーん・・。』
色っぽい声をあげて、マリリスは、横倒しになる。
マリリスは、体をビクビクさせて悶えていた。
リリカの鞭攻撃で、オーガズムに達したのだ。

サキュバスの操る鞭に突き刺されては、淫獣マリリスと言えども敵ではない。

ズザザザザ・・・・。ズザザザザ・・・・。
背後から回り込むように、草同士が擦れる音が聞こえる。
『オスノニオイ・・。』『オスダ・・。』
淫獣マリリスが、大量に現れたようだ。そして狙われているのは、この自分なのだ。

剣を構え、マリリスに向かって踏み出そうとした、その時だった。

足が!足が動かない。
よく見ると、草が足に巻きついている。
この草は・・・。しまった!ランドデスケルプだ!!
スープに入れるとおいしい魔野草だが、こんな時に絡まれると厄介だ。

「リリカ!足元にも気をつけろ!」
しかし、リリカも大量に現れたマリリスを倒すのに精一杯のようだ。
鞭や格闘術まで使って、マリリス達に応戦している。

ガシッ。マリリスに、背後からしがみつかれた。
「くっ。」
『ツカマエタ・・。』
しがみつくマリリスを振り払おうとするが、足を草に取られて自由に動く事ができない。

ギリギリッ。マリリスの強い腕に抱かれて、もうもがく事しかできなかった。
動けないと見るや、次々にマリリス達が集まり、腕や足を押さえつけて行く。

『ハヤク・・ハヤク・・。』
マリリスの爪が、鎧の繋ぎ目のリングを丁寧に外す。
マリリスの知能は、意外にも高い。

マリリスの手が、下着の脇から差し入れられて、中のものを引き出してしまう。
『オイシソウダ・・。』
2匹のマリリスが、舌を長く伸ばしてペニスを両側から舐め始める。
こうして見ていると、まるで野性的な人間の美女に舐めてもらっているようだ。
しかし、マリリスは、見た目こそ人間だが、やっぱりモンスターなのだ。

妙に長くザラついた舌に舐められて、こんな状況なのに固くそそり立ってしまう。
怪物の舌に感じてしまうなんて、猛烈に悔しい。

「リリカ!助けてくれ!!」
リリカの方を見るが、やはりまだ自分の身を守るのに必死にようだ。
しばらくは、一人で耐えるしかない。

『マズハ、ワタシカラ・・。』
一匹のマリリスが、近寄って片足を上げた。
他のマリリスと違い、顔に闘いの化粧らしきものをしている。恐らく上位の者なのだろう。
そのマリリスが、立ったまま、自らの太腿を擦り付けるに腰に絡ませて来る。
ズ・・。
後の羽交い締めにしているマリリスに寄りかかるように、強く体重を掛けた。
ズズズ・・ズルッ・・。
押されて、マリリスの奥まで入り込んだ。
「くうぅ・・。」
食い付くような温かな肉の感触に、どうしても反応してしまう。

『はっ・・はっ・・はっ・・。』
マリリスは、勢い良く腰を押し付けるように動かし始める。

ぐにゅうるるる・・。
マリリズの中の肉が、絞り込むように蠢く。
それだけではない、人間にはない複数のイボが、カリ首に絡みついて来る。
『ハヤク・・。』
マリリスは、まるで人間の女のような甘い声で囁く。
「くそっ・・。」
怪物なんかでイキたくない。
腹に力を入れて、必死に耐える。耐えていれば、リリカが助けに来てくれるはずだ。

『ネエ・・ハヤク・・。』
ブィィィィンッ!!
突然、痺れるような甘い振動が、陰嚢に加えられる。
「ああっ!!」
淫獣マリリスには、交尾中に相手の玉袋を刺激する、痴骨という器官があるのだ。
そのマリリスの痴骨が小刻みに震えて、官能的な刺激を加えているのだ。
話には聞いた事があるが、まさか自分の身で味わうなんて・・。
急激に性感が高まって行く。
(ダメだ・・もう我慢できない。)

「くはっ!!」
ビュルルルルッ!!
「あうう・・。」
モンスターで、イッてしまった。しかも、すごく気持ちが良い。
目に熱い涙が湧いて来る。

『コンドハ、ワタシ。』
もう次のマリリスが、熱い眼差しで待ち構えている。

次のマリリスが、その筋肉質の体を寄せて覆い被さるように抱きしめる。
ズリ・・ズルッズルッ!
「あっ。」
声をあげるのは、自分の方だ。
マリリスの体の奥深くまで、挿入されている。
キュウウッ・・。しかも、すごい締めつけて来るのだ。
ブィィィィン!
甘い刺激が、再び陰嚢に加えられる。
「やめろぉ・・。」
人間の言葉は、マリリスに通じるだろうか。

『ハヤク、ハヤク・・。』
マリリスは、まるで甘えるような声を出すが、やっている事はえげつない。
マリリスの腰がリズミカルに動く。
ビィィィィィン!!振動も激しくなる。

チラ・・。
それでも我慢していると、マリリスの視線が、背後のマリリスに送られた。
なんだ!?
ゾリ・・。
お尻の辺りに、何かが当たっている。
「ひっ・・。」
『オシリ・・オシリ・・。』
背中が熱くなる。マリリスの尻尾だ。

マリリスの尻尾は、交尾中の相手が逃げないように、ロックしてしまう為の器官だ。
本来は、1匹での交尾中に、雄に逃げられないようにする為のものだが、
それをこのマリリス達は、複数で人間を襲っている時にも、使おうというのだ。
ここのマリリス達は、何故か高度に進化しているらしい。

しかしそんな考察も、襲われている最中である今は意味をなさない。

複数のマリリスの手が、下着を脱がして行き、下半身を露にしてしまう。
ペロペロペロ・・・。
露になった尻に、複数のマリリスが顔を近づけて、お尻の穴を舐めまわす。
舌で、お尻の穴をほぐされているのだ。もし、穴をほぐし終わったら・・。
「リリカッ!!はやくっ・・助けてっ!!」
堪らず声をあげる!

ハッと振り向いたリリカが、マリリスに飛び付かれて、その場に倒されるのが見えた。

「あっ・・。」
にゅ・・。マリリスの尻尾の先端が、肛門にあてがわれている。
もうだめだ・・。
ズブッ・・ズリズリズリ・・。
「ああっ!!」
尻尾が奥まで入った。
グリ・・。
そして尻尾が折れ曲がる。これで、もう抜く事はできない。
「くぅ・・。」
『ホラ・・ハヤクダシテ・・。』
グイ・・グイ・・。
尻尾を挿し込んでいる背後のマリリスは、いやらしく腰をくねらせる。
ゴリ・・ゴリ・・。
尻尾の先で、感じる場所を探っているかのようだ。
バカな・・。いや、もしかして・・。

「ああっ!!」
尻尾の先端が、激しい快感を感じる場所に当たっている。
『ココガ、キモチイイノ?ウフフ・・。』
サキュバスのような言葉遣いで、マリリスは責める。

おかしい・・。マリリスが、こんなに言葉をしゃべるだろうか・・。

前と両側から、マリリスの引き締まった肉体に挟まれたまま、
激しく責めたてられる。

こんなはずじゃ・・。

リリカも大量のマリリスの群れの中に、埋もれてしまっている。
『あっ・・あっ・・。すごい・・気持ちいい・・。』
リリカの悶える声が、聞こえて来る。

『ハヤクゥ・・・。』
ブィイイン。痴骨を振動させて、マリリスは甘えるような声で鳴く。
ゴリ・・ゴリ・・。
マリリスの尻尾の先端が、前立腺を探り当てて弄る。
「ああっ・・・。」

急激に射精感が募ってくる。
「あっ・・出るっ・・。」
ビュルッ・・ドクン・・ドクン・・。
『はぁ・・はぁ・・はぁ・・。』
マリリスは、涎を垂らしながら、赤い顔に喜色を浮かべる。
まさに淫獣の二つ名は、伊達ではなかった。

『ツギハ、ワタシ・・。』
『ワタシヨ・・。』
マリリス達が、順番争いを始めている。

その間も、背後のマリリスは前立腺を嬲り続けている。
『ウフフ・・。』
「あっ・・あっ・・・。」
ドクン・・ドクン・・。
体の中から、熱い汁が漏れ出して行くのが、わかった。

あ・・もう人間の世界には、戻れないかもしれない・・。

               ◆

『あぁーっ!!。気持ちいいーっ!!。』
リリカの叫び声。
『あぁーっ・・あぁ・・気持ち良かった。』
サッ。リリカは、何事も無かったように、全裸のまま立ちあがる。

「ひぃっ・・ひいぃっ・・。」
まだ自分は淫獣マリリスに囲まれて、嬲られているのだ。

スタスタスタ。リリカは、こちらに歩いて近づいて来る。
そのリリカに対して、マリリス達は平伏する。

コキコキ。リリカは、首や指を鳴らして、大きく深呼吸した。
『あぁ・・欲求不満が解消できたわぁ。たまにはマリリスと遊ばないとね。』
リリカが、側にいるマリリスの顎の下を撫でてやると、
マリリスはまるで犬のように舌を出して、喜んでいる。
『きゃうーん。』
マリリスが、こんなかわいい声で鳴くなんて、全く知らなかった。

「あ・・あ・・。」
出ない声で、リリカに助けを求める。
『アラ?ちょっと激しかったかしら?』
リリカは、マリリス責められている真っ最中の所に近づいて来て、話し掛けて来た。

「あ・・あ・・。」
涙でリリカの顔がよく見えないが、すごくうれしそうな顔をしているようだ。
『私、これでもマリリス・ライダーだったのよ。』
リリカは、言う。
『私のマリリス牧場には、満足してないのが後数匹程いるから、もうちょっとだけ相手してあげてね。』
「あ・・・。」

リリカは、ニィっと歯を見せて笑った。

END

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■サキュバス小説・妄想バストダンジョン ドライアドの腕

トレーニングをしたいという仲魔のリリカを連れて、バストダンジョンにやって来た。

ダンジョンの壁からは、一見人間の女性の腕のような物がニョキニョキと生えている。
これは、このバストダンジョン特有の植物型モンスター「ドライアドの腕」だ。
地下茎で増える魔植物の一つで、この白い手自身が怪物の本体なのだ。

『あっ・・あっ・・あっ・・。』
鎧を脱いで軽装で飛び込んだリリカは、こぼれるような豊かな両胸を
あの「ドライアドの腕」に強く揉みしだかれて、悶えている。

これが、バストダンジョンの名前の由来だった。
女性の冒険者はもちろん。男性の冒険者達も、この淫らなモンスターを嫌悪して、
あまりこの洞窟には近寄らない。
しかし、サキュバスであるリリカは別だ。
リリカの能力を上昇させるには、もって来いの洞窟と言える。

『あっ・・おっぱいだけで、イキそう・・。』
顔を赤らめたリリカは、体をくねくねと動かして悶えている。
ドライアドの腕は、リリカの胸をわしわしと激しく揉んでいる。

自分が護符を持っている限り、ドライアドの腕がこちらを襲って来る事は無いが、
リリカが胸を揉まれて感じる姿を見ているだけで、興奮してしまう。

グニグニ・・。壁から生えたドライアドの腕が、リリカの柔らかい胸を強く搾った。
ピュウッ!ピュウッ!
リリカの乳首の先から、白い乳液が飛び出した。サキュバスの魔乳だ。

ドライアドの腕は、白い魔乳を浴びると、うれしそうにその手を痙攣させる。

ズボッ!
ドライアドの腕が、地面から抜けて這い出して来た!
「おっ?!」
5本の指を器用に使って、地面に根を下ろした腕の付け根を切り離し、リリカに迫り始める。

ゾロ・・ゾロ・・。
魔乳を浴びたドライアドの腕は、リリカだけではなく、こちらにも向かって来る。

シュッ!
ドライアドの腕が、バネのように跳躍して飛び掛かって来た。
突然の襲撃に、慌ててドライアドの腕を避ける。
「あっ・・。」
しかし、避けた所を壁から生えるドライアドの腕に羽交い締めにされてしまった。
コリコリ・・。ドライアドの腕が、乳首を指先でいじっている。

「くっ・・・。」
(うまい・・。)
絶妙な指先使いで、ドライアドの腕に両乳首をコリコリといじられてしまう。
モンスターに、乳首で感じさせられてしまうなんて。
バストダンジョンとは、良く言ったものだ。
サキュバスであるリリカが悶えるのも、肯けた。
しかし、そんな悠長な事を考えている場合ではない。
護符の効果は、一体どうしたのだ?
体を揺すって、ドライアドの腕の甘い誘惑から逃げようとする。

「うっ。」
足元から伸びる腕が、逃げようとする足を掴んでいる。
しかも、続々とドライアドの腕が、太腿を登ってくる!!

「くうぅっ・・。」
こう羽交い締めにされては、剣を振るう事もできない。

『あはっ・・あはぁ・・。』
胸を激しく揉まれて、リリカも口から涎を垂らさんばかりだ。
リリカは、既にドライアドの腕に体中をまさぐられて、服も脱がされてしまっている。

サワサワ・・ツツツ・・。
ドライアドの腕は、白いリリカの太腿を撫でまわし、その秘所を指先でいじっている。
暗い洞窟の中、遠目にみても、リリカの秘所からは淫汁が染み出していた。

(これじゃ、リリカのおっぱいを鍛える所じゃないぞ。)
自分も身動きが取れず、服まで脱がされてしまっているのだ。

『ダメ・・あっ・・入れちゃダメ・・。』
グチュ・・。ドライアドの細い指が、リリカの秘所に入れられる。
『あんっ・・。』
顔を赤く染めたリリカは、体をもじもじさせる。

「リリカッ!」
大声で叫ぶが、もう耳に入らないようだ。

ソッ。冷たい感触が、自分の下半身を襲う。
「あっ!」
女性の手のようなドライアドの腕の白い指が、ペニスに絡みついた。

にゅる・・にゅる・・
「くっ・・・。」
指から染み出しているのか、ネバネバとした透明な粘液が潤滑油になって、
ドライアドの腕の白い指の動きを滑らかにする。

「くうう・。」
怪物にイカされてしまうなんて、こんな屈辱は無かった。

サワサワ・・。
ドライアドの腕は、玉袋まで大事なものを触るかのように、その爪先で撫でまわす。
「くそぉ・・。」

何本もの白い滑らかな手によって、体中に得体のしれない粘液が塗られていく。
ぬるぬる・・ぬるぬる・・。
官能的な手の動き。ドライアドの腕の本能的なものだろうか。
女性の手のような怪物に体中をまさぐられて、頭がおかしくなってしまいそうだ。

つん。
「あっ。」
ドライドの腕の白い指先が、肛門の穴をぬるぬるといじる。
「やめ・・ろ・・。」
そう言っても相手は、脳さえ無いモンスターなのだ。

「く・・くうう・・。」
ドライアドの腕に、ゆっくりと力が込められる。
ヌルッ・・ぬるうう・・。
白い指の第一関節が肛門を抜けて、第二関節まで入れられている。

クイッ。クイッ!
「なんで・・。」
白い指は、前立腺を探り始める。
人間の前立腺を探るなんて・・。まさに魔植物だ。

「くぅ・・。」
クイクイッ!
「あっ!!」
目がくらむような激しい快感に、体が悶絶する。
「かはぁっ。」
細い指先が、前立腺の辺りを執拗にいじっている。
探り当てられてしまったのだ。

グチュグチュ・・。
白い手で作られた肉筒が、精を搾り出そうといやらしく蠢く。
グチュグチュグチュグチュ・・。

「あぁ・・。もう・・ダメだ・・。」
涙を流しながら、体を震わせる。
「んんっ!!」
ビュルルルルッ!!

「ああっ・・あっ・。」
ゾリッ・・ゾリッ・・。
体の奥に入り込んだ指が蠢いて、その奥から精を押し出して行く。
激しい快感に、目を開けて入られない。

向こう側では、ドライアドの腕が、リリカの秘所に激しく指を出し入れしている。
リリカのお尻の穴にも、白い指がぐちょぐちょと音を立てて入れられている。
『あっ・・あっ・・あっ・・』
グチョグチョグチョ・・・。粘液を掻き混ぜるような音が、洞窟の中に響き続ける。

『ああっー!!』
リリカの、高い叫び声があがる。
ブシャーッ!!
リリカの秘所から、透明な汁が噴き出した。
サキュバスの潮だ。

ドライアドの白い腕は、サキュバスの潮を浴びて、まるで狂ったように踊り出す。

クタクタ・・クタクタ・・。
突然、ドライアドの腕は、茶色に変色して枯れて行く。

『あっ・・あっ・・。』
リリカは、まだ放心状態のようだが、リリカの周りのドライアドの腕は、全て枯れてしまったようだ。

「た・・たすけてくれ・・。」
力を振り絞って、リリカに助けを求める。

『はぁ・・はぁ・・。』
リリカは、荒い息のまま、こちらへ近づいて来る。

リリカの手が、そっと頬に添えられる。
『乱れ撃ち射精を覚えるまで、あなたも調教してあげる・・。』
ニコッ。リリカの微笑みは、淫魔の微笑みだ。

END

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■サキュバス小説・妄想バストダンジョン

かの有名なバストダンジョンで、修行をしたい。
そう、サキュバスである仲魔のリリカに誘われて、こんな山奥へとやって来た。
もう辺りは、日が陰り始めている。
そろそろキャンプを張らないといけない、そう思っていた矢先の事だった。

『えいっ!』
「うわっ!!」
仲魔であったはずのリリカに、背後からいきなり突き飛ばされた。
薄暗くて良く見えなかったが、真正面にはぽっかりと大穴が開いている。
「うわあああっー!!」
そのまま、深い穴の底へと落ちて行った。

               ◆

「うう・・。いてて・・。」
真暗闇の中で目を覚ました。所々痛い箇所はあるが、どうやら大怪我は無いようだ。
装備を失っていないか手探りで確認しながら、ゆっくりと立ち上がる。

ふにぁ・・。足元の感触が、おかしい。妙に柔らかい。
まるで、スライムの上を歩いているようだ。もしや、スライムか?!
慌ててルーンを唱えて、光の精を召喚する。
フワァ・・。光球が宙に浮かび、辺りを照らしていく。

「うわあっ!!」
ずっと奥まで続いている狭い洞窟の壁には、一面に女性の胸がびっしり並んでいる。
否、壁だけではない。天井も地面も、全て女性の胸なのだ。

「これが・・バストダンジョン・・。」

の・・呪われてる・・。
肌色の物体がプルプルと身を震わせる、気色の悪い光景に吐き気をもよおす。
ここを早く脱出しなくては・・。
天を見上げるが、落ちて来たらしい穴にはちょっと届きそうもない。

ふにゃ・・。
『あんっ・・。』
地面に浮き立つ胸を踏むと、どこからか女性の声がする。
異様な反応に、目の前が真っ暗になるようだ。
思わずよろめいて、体の支えに壁から突き出た大きな胸を鷲掴みした。
『いやんっ・・。』
色っぽい声が、再び聞こえて来る。
「なんだ・・なんなんだ!?」
とにかくここから逃げなくては。
意識を集中して、一歩一歩足を進める。
『あんっ・・。いやんっ・・・。うふふっ・・。』
胸を踏む度に聞こえて来る、男を惑わす淫声に、脳が蕩けてしまいそうだ。

魔淫声に間違いない。人魚等の淫魔が使う術の一つだ。
この洞窟には、おそらくその魔法が掛けられているのだ。

ピチャン・・・。
「ひっ!」
首筋に、何かが垂れ落ちて来た。
地下水脈だろうか。首筋に手を当てて、その液体を確認する。
くんくん。この匂いは・・。まさか・・。いや、この甘い匂いは、母乳だ!。
天井を見ると、まるまると膨らんだ乳房の先から、白い乳液がポタポタと垂れ落ちて来ている。

「うわぁーっ!!」
叫び声をあげ、目をつぶり、思いっきり駆け出した。
ふにゃ・・ふにゃ・・。足に感じるスライムを踏むような感触。
『クスクスクス・・。』『ウフフ・・。』
耳に纏わりつくように残る、女の嬌声。

「あっ!」
柔らかく濡れた足元にバランスを崩して、大きく前に転倒する。
むにょん・・。むにょん・・。
床にびっしりと並んだ豊かな胸の群れが、優しく体を受けとめた。


両手は、床から生える胸を触っている。
手に吸い付くような柔らかい感触の誘惑。
「あ・・。」
男の目の焦点が、外れていく。
男は、堪らず床から突き出した大きい胸の谷間に顔を埋める。
ふるふるふる・・。ふるふるふる・・。

突き出た胸は、ぷるぷると震えて、倒れ込んだ男に甘い誘惑を仕掛ける。
ぷるぷるぷる・・。
男は、女性の胸で作られたベッドに寝ているのに等しかった。

男の鼻をくすぐる、濃密な乳の匂い。体に纏わり付いて来るような、柔らかい感触。
男は、徐々にバストダンジョンの魔力に捉えられていく。
既に男の顔は、だらしない表情へと変わっている。

もみ・・もみ・・。
男は、両手の中にあった胸を揉み始めてしまう。
『あんっ。あんっ。』
手の動きに合わせて、女の淫声が聞こえる。

男の目は、興奮に血走っている。
はむ・・・。床から突き出た乳房を、男は口に咥えてしまう。
あむ・・あむ・・。
乳房に吸い付くと口の中いっぱいに、甘い味が広がって行く。
「あむ・・・あふぅ・・・。」
男は、夢中になって乳房を貪り吸う。
ちゅう・・ちゅう・・。んはっ・・。

その時だった。
ぎゅうううう・・。
まるで洞窟が萎んで行くように、ダンジョンの回廊が狭まって行く。
男は、それに気づかないのか気にもしないのか、ひたすら胸を揉み、吸い続ける。

ぎゅう・・ぎゅう・・。
どんどん細くなる、洞窟。
もう洞窟には、男が立ち上がるだけの広さは無い。
ぎゅうう・・。

洞窟は、遂に男の胴回りと変わらなくなってしまった。
男は、乳房で作られた筒の中で、無数の柔らかな胸に締め上げられ始める。
「あぁ・・。」
男の顔にペッタリと貼り付く、沢山の乳房。
その乳首先からは、搾るように乳汁が噴き出して、男の顔を汚している。
男は、巨乳群に顔を圧迫されて、恍惚の表情を浮かべている。

男の体にも、乳で濡れた数え切れない乳房が、ヌルヌルと擦りつけられている。
ふるふる・・ふるふる・・・。
柔らかく男を包み込み震え続ける、大量の乳房。

ぎゅ・・ぎゅううううっ!!
それでもなお、洞窟は狭まって行く。
「あはぁ・・。」
男は、星の数程の乳房に包まれて、歓喜の表情を浮かべながら窒息して行く。

               ◆

「ゲフッ!」
大きくゲップを吐いたのは、巨大な山のように見える鉱物型生物だ。
見た目は、普通の山にしか見えない。
しかしこの魔生物は、洞窟に見せかけた消化管に、人間の男を誘い込み捕食する。

ぐぐぐ・・。
洞窟に見せかけた消化管が、再び大きく広がって行く。
その洞窟の中には、白い豊かな乳房が、びっしり並んでいるのだ。

『これで799人目と・・』
サキュバスのリリカは、洞窟の入口でメモを付けていた。
『あと一人で800ね。』
リリカは、うれしそうに微笑んでいた。

END

■サキュバス小説・妄想バストダンジョン
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