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拘束高速バス・サキュバス

深夜の駅前。手ごろな料金で深夜に走る、深夜高速バスが何台も並んでいる。
そして、多くの人を吸い込んでは、1台ずつ走り出して、遠くへ消えて行く。
男が一人、とある高速バスに乗り込んだ。
バスの車体には、「SUCCU BUS」と書いてあった。

               ◆

予約が遅かったので、高速バスの一番後の一番端の席しか取れなかった。
せめて窓側の席なのが、幸いだったと思う。
3列シートの専用バスだが、残念ながら隣りとの間は、あまり開いていない。
新幹線等を使うより遥かに安いのだがら、贅沢は言えない。

座席に座り、空気まくらを用意し、耳栓をする。後は、アイマスクをすれば完璧だ。
一応、膝にはブランケットをかけて、靴も脱ぎ、足を広げた足置きに置く。
これで、十分バスの中でも眠れそうだ。

見た限り座席は満席ではないようだが、後の乗車場所から乗って来るのかもしれない。

女子大生風のかわいらしい女性が、席を探しながら乗って来た。
目がくりくりと大きく、どちらかといえば童顔で、髪を軽く茶色に染めて、
毛先をカールさせている。

その女性は、どんどんこちらに近づいて来る。その一瞬、目が合ってしまう。
さりげなく目線を反らすが、その女性は結局隣りの座席に座った。
女性の爽やかな香りが、鼻をくすぐる。

(なんか気まずいなぁ。)
隣りが気になっても眠れないので、早々とアイマスクをする。
バスの中では、すぐには眠れないだろうが、こうすれば、じきに眠くなるだろう。
そう思いながら、ゆっくりとバスが出発するの待った。

車掌が、一言二言案内をして、バスは動き始める。
耳栓をしているが、意外とエンジンの音が大きい。
でも、なんとか眠れない事も無い。
まだ一般道のせいか、バスの揺れも、それほど気にもならなかった。

できるだけ頭を空にして、そして眠りに落ちていった。

               ◆

股間がモゾモゾとする感触に目が覚めた。
気のせいかと思ったが、明らかに手が股間の上で動いている感触だ。

(スリか!?)
ハッとしてアイマスクを取ると、暗いバスの中、
隣りのかわいらしい女子大生風の女性が、
膝にかけたブランケットの中に手を挿し込んで、股間を触っている。

あっと思い、女性の目と目が合う。
女性もハッとした顔するが、もう片方の手をそっと口に添えて、
声を出さないように目で合図している。

モゾモゾ。
女性の手は、既にチャックを下ろし、パンツの上から股間を触っていた。
困惑するが、かわいらしい女性の仕草に、体が固まってしまう。

女性は、声を出さないのを確認すると、手をこちら側に伸ばして、
首の後を抱くように手を回し、座席から身を乗り出してくる。

女性は目をわずかに閉じ、口を窄ませて顔前に迫って来る。
柔らかい唇で口で塞がれる。女性の手が、意外と力強く首を抱きしめて来る。
肩をやんわりと押すが、軽く押した程度は離れない程、女性は強く抱きしめている。

ヌルリ。女性の舌が、唇を割って入って来る。
女性の小さい舌に、歯茎や頬の内側を舐められて、その感触に口が自然と開いてしまう。
ニュルリ。女性の舌が、舌に絡む。そして、口の中から舌を引きずり出そうとしている。
口の中の空気が、激しく吸われる。自分の舌が引き出され、女性の口へ飲み込まれていく。
チュル、チュル。いやらしい音が口の中から舌を伝って聞こえて来る。
女性の唇が、伸びた舌を吸い込んでは、しゃぶっていた。

かわいらしい女性に舌を舐められているという快感と、こんな所でという困惑が、
頭の中をグルグルと回転している。幸いに、反対側の奥の座席には、人の姿が無かった。

舌を絡められて、股間を触られて、既にペニスがスボンの中で張り切っていた。
女性は、名残惜しそうに口を離すと、ブランケットを脇にどかして、
ズボンを開き、その中からペニスを取り出して、しゃぶりついた。

「あっ・・・。」自分の両手で、声が漏れないように口を押さえる。
かわいらしい女性の頭が、股間に重なるようにあった。
女性の髪からはいい匂いがし、カールした髪の毛が、太ももにチクチクと刺さる。

レロ・・レロ。ザラっとした女性の舌先が、ペニスを這っている。
バスの中で、ペニスをしゃぶられているなんて、快感に頭がおかしくなりそうだった。

(ああっ。)
心の中で快感の声をあげる。
女性のやわらかい唇と舌が小刻みに動いて、優しく射精を促す。

(もう・・我慢できない・・。)
ビュワーッ!!
女性の口の中で、ペニスが痙攣し、精液を放出する。
女性は、その痙攣を楽しんでいるかのように、ペニスを口で咥えたままだ。
ゆっくりとペニスが萎えて行く。
女性の喉が、艶かしく動いているのが見えた。

そして、女性はサッと座席に戻り、反対側を向いてしまう。
しばし呆然と女性を見つめるが、女性はもう何事も無かったかのようにしている。
まるで、夢を見ていたかのようだ。いや、本当に夢だったのかもしれない。

               ◆

その後、なかなか寝つけなかった。バスの車内時計は2時を回っている。
女性の様子をチラっと見ると、反対側を向いたままだ。
眠れないまま、バスの中で、ボンヤリと時間を潰すしか無かった。

ふと、今、どの辺りを走っているのか、気になり始めた。
バスの窓を覆うカーテンに潜り込み、そっと外を見る。

確かに高速道路を走っているのだが、どこを走ってるのかさっぱりわからない。
識別できるような標識が、出て来なかった。ただ、真っ直ぐな道を走りつづけている。

他に走っている車すらない。
むくむく混乱の雲が頭に沸いて来る。

               ◆

「ンアッ。」
空気枕が首筋の汗で、びっしょり濡れていた。
アイマスクの中も額の汗で蒸れて、湿った感じがする。

(夢か・・・。)アイマスクと空気枕を一端外す。

かなりリアルな夢だった。ハッとして股間を触るが、夢精はしてないようだ。
ホッとしつつ、隣りの席の女性の姿を見る。
女性は、体にブランケットをかけて、だらしない顔をして寝ていた。
折角のかわいい顔なのに、と心の中で苦笑する。

バスの時計は、ちょうど2時を回った位だ。
カーテンの隙間に頭を入れて、外を見る。

その光景に、背中がカーッと熱くなる。
(夢と一緒だ!)
他の車の無い、真っ直ぐな道を走っている。

『ねぇ・・どっちが夢なのかしら。』
耳のすぐそばで声がしたので、驚いて顔を車内に戻す。
すぐそばに、先程まで隣の座席で寝ていたはずの女性の顔があった。
女性のかわいらしい顔が、くっつかんばかりにそこにある。
女性は座席から身を乗り出して、両肩を押さえつけるように、迫って来る。

女性の唇が、顔に貼り付いた。そして唇を舌でこじ開けられる。
夢と同じ、激しい舌での愛撫。なまめかしい舌が絡んで来る。
そして、女性は唾液を口に注ぎ込み終えると、名残惜しそうに唇を離す。

女性は、自分の着ている洋服の裾から手を入れて、ごそごそとしている。
裾から出て来た手には、かわいらしい下着を持っていた。
女性はその下着をまるめて、無理矢理口に押し込んで来る。
その顔は、かわいらしい顔なのに、別人の様に獲物を狙う目をしていた。

驚いて、女性の手を払おうとするが、服が座席に糊で貼りついたように動かない。
いや、全ての服やズボンの裾が、何か食いつかれているかのように、
座席にくっついて、手足を動かす事ができなかった。

既に女性の手は、ズボンのベルトに伸びていた。
女性は、ベルトを外し、ズボンとパンツを下げる。股間が露になった。
異常な状態に、混乱したまま頭のまま、ペニスは既に女性の手の中にあった。

『ペッ。』女性は、唾をペニスに吐きかける。
そして、その唾液を伸ばすように、ゆっくりと手をスライドさせる。
更に指で輪をつくり、その中をペニスを通すようにしごいている。
最初はゆっくりと、その内段々と、しごくスピードを上げて行く。

クリクリ。クリクリ。
カリ首に、女性の細い指で作られた輪が引っかかって、すごく気持ちいい。
快感に、グググとペニス全体が反りかえうとする。
クリクリ。クリクリ。
その反発力を楽しむように、女性の指の輪は、リズミカルにカリ首を刺激する。
『フフフ・・ビクビクしてるじゃない。』
女性は、小さい声で囁く。

反発力を十分に楽しんだ女性は、ついにカリ首の所で、小刻みに指を震わせた。
(あああっ!!)
ビュルルル!!
我慢できず、そのまま精液を放出してしまう。
精液がバスに飛び散る。と思いきや、飛び散った精液は、スーッと消えてしまう。

(これは、夢だ。夢なんだ。)夢だと思う。いや、夢だと思う事にした。

『まだまだ出るでしょ。フフッ。』
女性のかわいらしい顔に似合わない言葉が、耳元で囁かれる。
ベロリ。耳が舐められた。女性の指の輪は、また小刻みに動いている。
耳の穴に、舌が挿し込まれる。今まで、耳がこんなに感じる場所だとは思わなかった。
ピチピチという粘液質な音が、耳の中で音がする。

舌を耳に挿し込まれて、激しい指の刺激に、もう発射寸前だ。
『ホラ、早く発射しなさいよ。』
女性がひどい言葉を耳元で囁きながら、ペニスを激しくしごく。

(あっ。あっ。)
再び、筒先から精液が放出される快感が、脳をジュウッと焼く。
そして、女性に無理矢理発射させられた恥辱感も、さらに頭を熱くする。
女性は、まだピクピクと動くペニスを、指の輪で弄んでいる。

『まだ、終わりじゃないわよ。』
そう言った女性の顔を見ると、暗闇で、女性の口の端が笑みで歪んだのがわかった。

女性は、片手でペニスの根元をしっかりとつかみ、
もう片方の手の平は、亀頭に押しあてている。
女性は、柔らかい手のひらで、亀頭を撫でるように刺激している。
なでなでなでなで。
くすぐったいような感じに、体をじっとしていられない。
しかし、体はバスの座席に固定されて、動けない。

(息が、息が苦しい。)
体をくねらせて、快感に耐える一方で、その快感に息があがり、
更に口に詰められてしまった女性の下着で、息ができなかった。

それでも女性は、にこやかな笑顔のまま、手を動かすの辞めない。
なでなでなでなでっ。
亀頭から鈴口の部分が、擦られて熱く感じる。
更に、股間の奥の方も熱くなって来るのを感じる。

(あっ。あっ。なんか変だ・・股間の奥が熱い!。)
なでなでなでなでっ。
女性は激しく亀頭を激しく撫でまわす。
(ダメッ・・・ああああああっ!!)尿道を熱い液体が駆け上る。

(あっ!あっ!)
ジャジャーッと、汁が勢い良く鈴口から噴き出した。
(あああーっ!!)
その噴き出しに伴う快感が、脳をついに焼き尽くした。

男の体は、時折ピクッとするものの、座席にぐったりと持たれかかっていた。
女性の手は、それでも亀頭を撫でまわしている。
ジャッ・・・ジャジャーッ・・ジャッ・・・。
女性は、笑みを浮かべて、潮が噴き出す亀頭を優しく撫で続けていた。

               ◆

「ンアッ。」汗をびっしょりかいて目を覚ます。

(夢か・・・?。)
バスの時計は、暗闇の中で2:00を表示している。

ぼんやりとした頭で女性の方を見ると、女性の目が爛々と光っているのが見えた。
女性の手が、ゆっくりと伸びて来る。

『また、最初から楽しみましょうよ・・。』

END
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