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サキュバスのキャンディ

昼下がりの都会の公園。雲ひとつない青天。
あちこちのベンチにも、多くの人が座って、この陽気を楽しんでいる。

噴水を挟んで向かい側のベンチに、目の覚めるような美人が座っていた。
服装自体は、黒のパンツスーツにブラウス姿で、それほど派手ではない。
しかし、丁寧にアイシャドウとマスカラを塗ったメイクで、
人を引きつけるような目をしている。

一瞬、女性の視線と自分の視線が絡んでしまう。
大きく見える瞳に、吸い込まれそうな気がした。
視線を女性から反らそうとするが、その瞳に魅入られたように、
じっと女性の目を見つめてしまう。

ニコッ、蠱惑的な瞳が笑顔を作る。
胸がキュッと、締めつけられるような気がした。

遠くにいるはずの、女性が目の前にいるように感じられる。
女性との距離が、ギュッと近くなったように思う

女性は、バックの中から、柄のついた白い棒状の何かを取り出した。
被せてある透明なビニールを取り、こちらに見せつける。

先端が丸く膨らんで、胴の部分がやや細い。
人の指先よりもちょっと太い位の白い光る物体に、細い柄が付いている。

何かわからなかったが、よくよく見ると、卑猥な形をしている。
ハッとそれに気づくと、女性はその物体の先端を口に含んだ。

あぁ、飴なのだ。海外のおもしろグッズか何かなのだろう。
ああいう男性器の形をした、ジョークキャンディに違いない。
心の中でホッとするが、自分の下半身の違和感に気づく。

自分のペニスが、温かいしっとりと濡れた粘膜に包まれているような気がするのだ。
さりげなく、ズボンとシャツを直すふりをして、下半身に手をやり確認するが、
やはり気のせいのようだ。

しかし、違和感のある濡れた粘膜の感触を、まだはっきりと感じられる。

女性からは、まだ視線を外す事はできない。
女性が、飴を口からにゅるりと押し出すと、自分の下半身の感触も消えた。
女性は、にこやかに微笑んでいる。

『どう?気持ちいい?』
女性は、そう言わんばかりの表情をしている。

口を大きくあけて、再び飴を先端から飲み込んで行く。
飴の先端から、ゆっくりと深く口の中へと吸い込まれて行く。

にゅるうっ。
自分のペニスが濡れた粘膜の中に、ゆっくりと飲み込まれて行くのがわかる。
裏筋には、舌さえ当たっているように感じる。

頭が混乱する。なんなんだ。催眠術か何かなのだろうか。
女性が飴を舐めると、自分のモノが舐められているように感じるなんて。
頭がおかしくなりそうだが、女性から目を離せなかった。

女性は、再び飴を口から抜いて行く。
唇の筋肉の輪が、ペニスの根元から先端へと移動して行くように思えた。

自分の息が、荒くなっているのがわかる。
女性は、飴を見せつけるように、ピラピラと棒を振っている。

口から舌を突き出し尖らせて、飴にその舌を這わせて舐める。
ツツツーっと、舌の先端が、裏筋を舐めて上げて行く。
堪らず、ズボンの上から下半身を押さえる。
自分の手の中で、舌先の刺激でビクビクと快感に悶えるペニスの動きがわかる。

女性は相変わらず舌先を、飴の胴の部分や、膨らんだ首の部分に這わせて舐めている。
目を反らしたいと思ったが、何故か離せない。
目をつぶる事もできなかった。

女性は、飴の先端に口を付けて、ちゅうちゅうと吸っている。
鈴口からにじみ出ている汁が、濡れた唇のような感触に、強く吸い出されている。
内蔵まで吸い出されそうに感じる程、強い。

女性の口の周りは、唾液でベトベトになっている。
それでも、女性は、キャンディを舐め続ける。

じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ。
激しく女性が飴を口に出し入れして舐める度に、
耳元でいやらしい音が聞こえるような気がする。
いや、今、自分の耳には、粘液の摩擦する音が聞こえている。

じゅぷじゅぷ。
自分のペニスも、粘膜で激しく擦られている。
れろれろれろ。小刻みに動く舌が、裏筋を舐めて、射精を誘う。

(あ・・・。)
ビクッ・・ビクッ・・・。
もう、我慢できなかった。
ビュルルルッ!!
ペニスから快感と共に、精液が飛び出してしまうのがわかった。

ニヤリ。女性は、淫猥な笑みを浮かべる。
ゆっくりと女性は、口から飴を抜いて行く。
自分のペニスも、そのついた精液を拭い取るように舐めしごかれて行く。
にゅるん。ペニスがやっと解放された。痺れたような感触が、まだ残っている。
じっとしていると、ペニスがまだ、ピクピクと快感に痙攣しているのがわかる。


女性の持つ飴は、かなり小さくなっている。
女性は、白い綺麗に並んだ歯を見せて、飴をかじろうとする。
(あ!やめてくれ!!)
カリッ。そう思う間も無く、女性は飴を噛み砕いた。

(あああ!!!)
胸の鼓動が速くなり、何か苦しい。
目の前が真っ暗になった。

気づいた時には、向こうのベンチに女性の姿は無かった。
時計を見ると、時間はほとんど経ってない。
転寝していたのだろうか・・・。いや・・・。

END
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