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ドルフィン・サキュバス

青い海を泳ぐイルカ。
『キュ、キュ、キュ。』イルカは、かわいらしく鳴く。
腰まで水のある浅瀬に、沢山のイルカが群れをなして集まって来る。
「おい、おい。あはははっ。」イルカ達は、人なつこく、すごいかわいい。

しかし、その中に、異形の美女の姿が混じってる事に、男は気づかなかった。

               ◆

イルカの中から、美しい女性が現れた。

長い黒髪が、水に濡れている。
女性は、首まで覆うタイプの水着を着ている様だ。
水着の色は、青いようなグレーで、より女性の手足を白く見せる。
胸は大きくないが、バランスの取れた流線型の美しいプロポーションをしていた。
女性は、にっこりとこちらに微笑みかける。

「えっと・・。あのー、どこから??」
女性に疑問をぶつけようとすると、美女は、いきなり抱きついて来た。
女性の濡れた水着が、肌に吸いつく。女性の胸があたる感触は、柔らかい。
女性の水着は、イルカの皮膚のような、しっとりとした感触だった。

女性は、腕を首に回し、恋人にキスをするように唇を塞いだ。
驚きながらも、女性の唇を受け入れてしまう。
女性は、熱く口付けして、舌を唇に滑り込ませて来ようとする。
激しい口付けに、女性の舌を受け入れてしまう。
女性は、口の中の舌で愛撫し、舌同士を絡ませる。

女性は、体を預けて、そのまま海の中へと押し倒そうとする。
ボチャーン!!
2人の体は、海の中へ倒れ込んでしまう。
女性は、唇を密着して塞ぎ、腕を首に絡ませたまま、起きあがろうとはしない。
お互いの酸素を共有していると、2人の体が1つになったような気がして来る。

(しかし、このままでは溺れてしまうかも。)
女性がしがみついて、立ちあがる事ができない。
女性の口から出る、生暖かい酸素を貪り吸うしか無かった。
なんとか息が続くものの、女性は、全く苦しそうな素振りを見せない。
むしろ、その目は微笑んでさえいる。

ふと、女性の背中から突き出ているのが、手に当たっている事に気づく。
女性の水着の背中には、水着と一体型の背鰭がついているようだ。

その背鰭に手を掛けると、女性はパっと体を離し、サーっと離れて行く。
その姿は、泳ぐ魚のようで、女性は、自由に水中を動きまわっている。
女性の姿を見失うと、女性は背後から現れて、背中から抱きついて来た。

ペロ。女性は、首筋を舐めた。女性の舌の感触に、体がピクンと感じてしまう。
女性の手は、乳首をいじり、それほど大きくない胸が、水着越しに背中に当たる。
女性は、その胸を背中に擦りつけるようにしている。
水着のツルツルとした感触が、背中に伝わっている。

女性は、水に飢えた魚の様に、首筋や耳たぶを唇で吸う。
女性の濡れた唇が、首筋を這う。
その感触に、目の前が真っ赤になり、もう何も考えられなくなった。
女性の腕を捕まえようとすると、スルスルと女性はかわし、
水の中へ泳いで消えてしまう。

(あっ。)
次の瞬間、海水パンツが、脱がされてしまう。
女性が、器用に海水パンツを取り去ってしまったのだ。
そして、甘い粘膜の感触が、股間を襲う。

自分の股間が、女性の口に吸いつかれていた。
手を下半身に持って行くと、確かに海中に長い髪の女性の頭があった。
女性の頭は、激しく前後に動いている。

(ああっ!出ちゃう・・。)
女性の頭は、陰茎をしごくように激しく口で愛撫する。
逃げようにも、女性の両手が足を抱いている。

(ああっ・・・イクッ!!)
ビュルルルッ!!
女性の口の中で、陰茎が激しく痙攣する。
女性は、放出された精液を口で受止めたようだ。

女性は、未だ海中の中で、陰茎を咥えている。
しかし、海中でこんなにも息が続くだろうか。
おかしい・・・。
射精した事で、冷静さを取り戻し、この女性の存在に恐怖を感じる。
女性は、それでも陰茎を咥えたままだ。

思いっきり足をバタつかせて、逃げようと試みる。
足を激しくくねると、なんとか両足を抱える女性の腕の中から脱出できた。
浜辺へ急いで泳ぎ、動きにくい浅瀬を、浜辺へ向かって走る。
振りかえって見ると、女性は立ちあがり、こちらをジっと見ている。

女性はこちらを睨んで、『キュロキュロキュロキュロ。』と
聞き取れない程の高い声を発しはじめた。

その声を聞くと、なぜか猛烈な眠気に襲われてしまった。浜辺への歩みが止まる。
女性は『キュロキュロキュロキュロ。』と音を出しながら、近づいて来る。
その近づいている姿に恐怖しながらも、意識を失った。

               ◆

ハっと意識を取り戻す。
波打ち際に寝かされていた。女性が心配そうな顔をして、覗き込んでいる。
女性に膝枕されているようだ。

(あれ?夢?気のせいか?)
体を起こそうとするが、手や足に力が入らない。
『キュロキュロキュロキュロ。』
あの音が遠くから聞こえるような、いや寧ろすぐ側で聞こえているような、
そんな聞こえ方をしている。

女性は、にやりと笑うと。膝枕を外し、体に馬乗りになった。
女性は胸に手を置き、自分の股間を陰茎に擦りつけるように腰を動かす。
女性の水着が陰茎に擦れて、膨張を始める。

クパァ。女性の股の部分の水着に裂け目ができると、ピンク色の肉襞が見えた。
いや、女性の水着が、そのまま肉襞に繋がっている。
水着と思っていたのは、女性の素肌そのものだったのだ!

(やはり人間じゃない!。)
女性の姿に驚愕するが、体の自由が利かない。
女性は、陰茎をその下半身の肉襞の中に収めると、激しく腰をグラインドさせる。
手は、乳首を愛撫している。女性の顔は、すごいうれしそうだ。

『キュロロロ。』あの音がする。
『・・いっぱい出していいのよ・・』濁ったような声が、耳の中で聞こえる。
鼓膜を直接いじられているような感じだ。

女性の腰の動きは、激しさを増す。
(ダメだ・・もう、いきそうだ。・・・イクッ!!)

体を痙攣させて、女性の姿をした、人外の生き物の中に発射してしまう。
女性も顔を紅潮させて、体を痙攣させている。快感と背徳感が入り混じる。
女性は、その後も、満足げに腰をゆっくりと動かし、
結合部分で、余韻を楽しんでいるようだった。

               ◆

ピチピチ。その時、肛門に何かが当たっている事に気づいた。
見えないのでよくわからないが、女性のお尻の当たりから伸びているものが、
肛門にあたっているようだ。

(尻尾か!?)
プス。女の短い尻尾が、肛門の穴にさし込まれる。

(!!!)
肛門に緩やかな振動が伝わる。その振動で、肛門がキュッとしまる。
再び、女性は、腰をリズミカルに動かし始める。
肛門と陰茎を合わせて刺激されると、射精感が著しく高まる。

(さっきイッたばかりなのに、もう出そうだ・・。)
ビチビチビチ、肛門の中で、女の尻尾が暴れる。

(あああ・・・ダメだ・・。)
ビュルルルッ!!!
女性の体の中へ、すぐに発射させられてしまう。
(はぁ・・はぁ・・。頭が、変になりそうだ。)

波打ち際で、人並み外れた美人に犯されている。
しかも、その美女は、人間では無いのだ。

『キュロロロ。』再び、あの音が聞こえる。
『・・おしりの穴、気持ち良かったの?・・』耳の中の声が、言葉責めをする。

女性は、淫猥な表情を浮かべると、腰を動かしながら、
腹のあたりに自分のおでこをつける。

(一体何を?)
『キュロキュロキュロ。』あの高い、高周波の様な音がした。
「あああああっ!!!」
体の中を直接まさぐられるような快感に、絶叫する。
直接、体の中の快感ボタンをなでられているような、そんな感じさえする。

(気持ち・・いい・・。息が・・・できない・・・。)
ビクビクビクッ。体の中が、快感に痙攣している。
遠くで、あの独特の音が響いている。猛烈な快感に、遂に意識を失った。

               ◆

美女は、男が失神しても、腰を動かすのを止めなかった。
そして、男の腹に、おでこをあて続けている。

男と女を結合している陰茎が、遠くから見てもわかる程、
ビクビクと痙攣し続けていた。

女性器からは、白いものが、受止めきれず溢れている。
それでも、美女は腰を振って、男性を貪り続けていた。

男は、その快楽に意識を失った。
男の肉体は、光る海の中に泡となって消えていった。
まるで、人魚姫のように。

END
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