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■サキュバス小説・妄想バストダンジョン

かの有名なバストダンジョンで、修行をしたい。
そう、サキュバスである仲魔のリリカに誘われて、こんな山奥へとやって来た。
もう辺りは、日が陰り始めている。
そろそろキャンプを張らないといけない、そう思っていた矢先の事だった。

『えいっ!』
「うわっ!!」
仲魔であったはずのリリカに、背後からいきなり突き飛ばされた。
薄暗くて良く見えなかったが、真正面にはぽっかりと大穴が開いている。
「うわあああっー!!」
そのまま、深い穴の底へと落ちて行った。

               ◆

「うう・・。いてて・・。」
真暗闇の中で目を覚ました。所々痛い箇所はあるが、どうやら大怪我は無いようだ。
装備を失っていないか手探りで確認しながら、ゆっくりと立ち上がる。

ふにぁ・・。足元の感触が、おかしい。妙に柔らかい。
まるで、スライムの上を歩いているようだ。もしや、スライムか?!
慌ててルーンを唱えて、光の精を召喚する。
フワァ・・。光球が宙に浮かび、辺りを照らしていく。

「うわあっ!!」
ずっと奥まで続いている狭い洞窟の壁には、一面に女性の胸がびっしり並んでいる。
否、壁だけではない。天井も地面も、全て女性の胸なのだ。

「これが・・バストダンジョン・・。」

の・・呪われてる・・。
肌色の物体がプルプルと身を震わせる、気色の悪い光景に吐き気をもよおす。
ここを早く脱出しなくては・・。
天を見上げるが、落ちて来たらしい穴にはちょっと届きそうもない。

ふにゃ・・。
『あんっ・・。』
地面に浮き立つ胸を踏むと、どこからか女性の声がする。
異様な反応に、目の前が真っ暗になるようだ。
思わずよろめいて、体の支えに壁から突き出た大きな胸を鷲掴みした。
『いやんっ・・。』
色っぽい声が、再び聞こえて来る。
「なんだ・・なんなんだ!?」
とにかくここから逃げなくては。
意識を集中して、一歩一歩足を進める。
『あんっ・・。いやんっ・・・。うふふっ・・。』
胸を踏む度に聞こえて来る、男を惑わす淫声に、脳が蕩けてしまいそうだ。

魔淫声に間違いない。人魚等の淫魔が使う術の一つだ。
この洞窟には、おそらくその魔法が掛けられているのだ。

ピチャン・・・。
「ひっ!」
首筋に、何かが垂れ落ちて来た。
地下水脈だろうか。首筋に手を当てて、その液体を確認する。
くんくん。この匂いは・・。まさか・・。いや、この甘い匂いは、母乳だ!。
天井を見ると、まるまると膨らんだ乳房の先から、白い乳液がポタポタと垂れ落ちて来ている。

「うわぁーっ!!」
叫び声をあげ、目をつぶり、思いっきり駆け出した。
ふにゃ・・ふにゃ・・。足に感じるスライムを踏むような感触。
『クスクスクス・・。』『ウフフ・・。』
耳に纏わりつくように残る、女の嬌声。

「あっ!」
柔らかく濡れた足元にバランスを崩して、大きく前に転倒する。
むにょん・・。むにょん・・。
床にびっしりと並んだ豊かな胸の群れが、優しく体を受けとめた。


両手は、床から生える胸を触っている。
手に吸い付くような柔らかい感触の誘惑。
「あ・・。」
男の目の焦点が、外れていく。
男は、堪らず床から突き出した大きい胸の谷間に顔を埋める。
ふるふるふる・・。ふるふるふる・・。

突き出た胸は、ぷるぷると震えて、倒れ込んだ男に甘い誘惑を仕掛ける。
ぷるぷるぷる・・。
男は、女性の胸で作られたベッドに寝ているのに等しかった。

男の鼻をくすぐる、濃密な乳の匂い。体に纏わり付いて来るような、柔らかい感触。
男は、徐々にバストダンジョンの魔力に捉えられていく。
既に男の顔は、だらしない表情へと変わっている。

もみ・・もみ・・。
男は、両手の中にあった胸を揉み始めてしまう。
『あんっ。あんっ。』
手の動きに合わせて、女の淫声が聞こえる。

男の目は、興奮に血走っている。
はむ・・・。床から突き出た乳房を、男は口に咥えてしまう。
あむ・・あむ・・。
乳房に吸い付くと口の中いっぱいに、甘い味が広がって行く。
「あむ・・・あふぅ・・・。」
男は、夢中になって乳房を貪り吸う。
ちゅう・・ちゅう・・。んはっ・・。

その時だった。
ぎゅうううう・・。
まるで洞窟が萎んで行くように、ダンジョンの回廊が狭まって行く。
男は、それに気づかないのか気にもしないのか、ひたすら胸を揉み、吸い続ける。

ぎゅう・・ぎゅう・・。
どんどん細くなる、洞窟。
もう洞窟には、男が立ち上がるだけの広さは無い。
ぎゅうう・・。

洞窟は、遂に男の胴回りと変わらなくなってしまった。
男は、乳房で作られた筒の中で、無数の柔らかな胸に締め上げられ始める。
「あぁ・・。」
男の顔にペッタリと貼り付く、沢山の乳房。
その乳首先からは、搾るように乳汁が噴き出して、男の顔を汚している。
男は、巨乳群に顔を圧迫されて、恍惚の表情を浮かべている。

男の体にも、乳で濡れた数え切れない乳房が、ヌルヌルと擦りつけられている。
ふるふる・・ふるふる・・・。
柔らかく男を包み込み震え続ける、大量の乳房。

ぎゅ・・ぎゅううううっ!!
それでもなお、洞窟は狭まって行く。
「あはぁ・・。」
男は、星の数程の乳房に包まれて、歓喜の表情を浮かべながら窒息して行く。

               ◆

「ゲフッ!」
大きくゲップを吐いたのは、巨大な山のように見える鉱物型生物だ。
見た目は、普通の山にしか見えない。
しかしこの魔生物は、洞窟に見せかけた消化管に、人間の男を誘い込み捕食する。

ぐぐぐ・・。
洞窟に見せかけた消化管が、再び大きく広がって行く。
その洞窟の中には、白い豊かな乳房が、びっしり並んでいるのだ。

『これで799人目と・・』
サキュバスのリリカは、洞窟の入口でメモを付けていた。
『あと一人で800ね。』
リリカは、うれしそうに微笑んでいた。

END

■サキュバス小説・妄想バストダンジョン
http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=3662
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