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近未来バーチャル風俗・サキュバス

『こんにちわ。サキです。』
部屋で待っていると黒のレオタードを着た、コスプレの女性が入って来た。

『それでは、このゴーグルを付けて下さい。』
水中メガネの様なゴーグルを手渡される。これがバーチャルゴーグルだ。
このゴーグルをかけると、ゴーグルを通して周りの景色が、わずかに薄暗く見えた。
どうやら、半透過型のゴーグルらしい。

『起動すると、よく見えるようになりますから。』
レオタードを来た女性が言う。

キィーンと、高い高周波のような音がすると、目の前がぼうっと明るくなって来た。
レオタードを着た女性を見ると、女性の背中には蝙蝠の羽、お尻にしっぽが生えて、
頭にはツノらしき物が飛び出た、サキュバスの格好へと変わっている。

『どうですか?見えてますか?』
サキュバスの格好へと変わった女性は、蠱惑な笑みを浮かべて、顔を覗き込んで来る。

「はい・・見えてます。」
この不思議な感覚に戸惑いつつ、女性に答えた。
これが、女性の姿にバーチャルの羽やしっぽを合成して見せる、
バーチャルゴーグルの効果だった。

ピ、ピと音がする。
女性が、手元端末を操作して、色々と確認や設定をしているようだ。

『それでは、こちらへ。』
サキュバスの格好をした女性は、手を差し出した。

ゴーグルをして若干視野が狭くなっているので、女性の手を借りて、
シャワールームへと移動する。
女性の手は、汗ばんで、しっとりとしている。

『完全防水になっていますから、安心して下さい。』
サキと名乗った女性は、暖かいシャワーをかけ流し始めた。

改めて、サキュバスの格好をした女性を、ゴーグルを通して見る。
クールな印象の美人で、レオタード越しに見るスタイルは、モデルの様にバランスが取れている。
その背中に羽根が生えたり、尻尾がブラブラしてるのは、不思議な感じがする。
よく見ればCGっぽい質感をしているが、動いている分には綺麗に合成されていて、
実際に、羽根や尻尾の衣装を着ているようだった。

ただ、肩越しに見る、畳まれた翼がパタパタと動き、臀部から伸びる尻尾が
うねうねと生きているように動いているのは、バーチャルならではかもしれない。

その視線に気がついたのか、女性はにこやかに言う。
『本当にあるように見えるでしょう。フフッ・・みなさん驚かれるんですよ。』

女性のすべすべした手が体を撫でまわし、水流で汗を流してくれる。
『本当に、びっくりするような体験ができますよ。』
意味ありげに女性は言うと、正面から手を回して、お尻の方も洗い始める。
微妙な刺激と期待に、自分の興奮が高まって行くのがわかる。

『はい、洗い終わりました。では、部屋の方に行きましょう。』
女性に促されるまま、立ちあがった。

               ◆

ベットに横になると、女性は足の上に跨り、膝立ちで上から見下ろしている。
女性の背中には、大きく広げられた羽が見える。

見つめる女性の目が、黒い瞳からブルーの瞳に変化する。
ちょっとした変化だけれども、印象が大きく変わり、ゾクっとする。

『今夜は、あなたの精気を全て吸い尽くしてあげるわ。』
先程とは、別人の様に妖艶な笑みを浮かべて女性は言い放つ。
女性は手を伸ばし、体をまさぐり始める。

『まずは、どこから吸い取ろうかしら・・・』
女性は指先で、脇腹や太もも、胸のまわりをそっと触る。
やさしく触れられると、体がビクっと反応してしまう。
体をよじっても、女性は、やさしくやさしく指先でなぞりつづける。

『感じやすくなって来たみたいね・・フフフ・・』

女性は、いつ間にかコンドームを陰茎にはめている。
そして、既にそり返るように立ちあがった陰茎を手に包み込んだ。
ローションを垂らしたのか、既に手はヌルヌルとした感触をしている。

青いマニキュアをした白い指で、クチュクチュと陰茎は刺激されている。
『ねえ・・気持ちいい?。ほら、クチュクチュ言ってるわよ。』
女性はニヤリと笑い、ヌルヌルと陰茎を撫で回している。
時には、指と指の間の股を使い、時には指先でつまむように、
色々と巧技を尽くしていく。

『ホラ・・ペニスがビクビクしてるじゃない。』
その時々にイヤらしい言葉を投げかけ、言葉でも責められていく。
次第に性感が高まって行く。

『そろそろイキそうなんじゃないの?』
「もう行きそうです・・」
なんとか声を出すと、女性はサッと手を離し、立ちあがってしまう。

『まだ、おあずけよ。』
屈辱と興奮の入り混じった感情が、心の奥底から涌きあがって来ていた。

               ◆

サキュバスは、羽根を大きく広げ、腰の上に座った。
『さて、どうしようかしら・・』
指先で、胸をいじっている。
『そろそろ、あなたを戴いちゃおうかしら。』
サキュバスの目が金色に光る。背筋が、ゾクゾクとしてしまう。

ゆっくりとサキュバスは、腰を擦りつけ始めた。
『どう気持ちいい。ウフフ・・』
首を縦に振ると、
『ホラ・・入れるわよ。』と、サキュバスは腰を深く落として行く。

ヌチュウ・・。何か温かいものに陰茎が包まれた。
『サキュバスの穴は、人間より気持ちいいかしら。』
と淫語を口から紡ぎだしながら、陰茎に刺激を与える。

グチョグチョと音を鳴らして、サキュバスは大きく腰を振る。
実際に、サキュバスとセックスをしてるよう気がしてしまう。

陰茎には、裏筋やカリ首を擦る刺激など、様々な快感信号が送られて来て、
射精感がだんだんつのって来る。

『ホラ、イキなさい!!』
サキュバスは、そう言うと激しく腰を振った。

ビョルッ・・ビョルルルッ!!
溜められていた精液が、激しく放出される。
「あっ・・。」
予想以上の快感に、声が漏れてしまう。
快感の余韻が残る陰茎は、まだゆっくりと刺激されていた。

『あなたの精液を、いっぱい戴いたわよ。』
そう言うとサキュバスは、汗ばんだ体をゆっくりと離した。

               ◆

『今度は、4つんばいになりなさい。』
本当のサキュバスのように、女性は命令した。

4つんばいになり正面を向くと、大きな鏡があり、鏡越しに女性が見えた。
サキュバスの格好をして立っている女性は、腕組みをして立っているようだ。
お尻から伸びる尻尾が、クネクネと空をうねっている。

『今から私の尻尾で、貴方を犯してあげるわ。』
そう言うと、尻尾がしゅるしゅると伸びて背中を這いまわすのが見える。

ゴーグルの効果に驚かされる。もしかしたら、この鏡も特殊な鏡かもしれない。

サキュバスの尻尾の先が、自分の姿で見えない位置に消える。
陰茎に何かが、ニュルニュルと巻きつくような感覚が起こる。

陰茎に、尻尾が巻きついたように錯覚する。
そう思うと、異次元な感覚に興奮が高まって行く。

『尻尾でされて興奮するなんて、変態ねぇ。』
後で立っているはずの女性の声が、耳元でしたので、体がビクっとする程、驚いた。
一瞬、胸が激しく鳴るが、すぐに気がついて落ちつきを取り戻す。
もしかしたら、ゴーグル自体にスピーカーが付いてるのかもしれない。

その間にも、ヌルヌルとやさしい刺激が陰茎に与えられ続けている。
腕組みをした女性の後ろから、新たに尻尾がうねうねと現れる。

『ねえ・・お尻の穴はどうかしら。』
新しい尻尾も、しゅるしゅると空を這い、自分の姿で見えない位置に消える。
程なくして、お尻の穴に熱い感覚がヌルリと入ってくるのを感じる。
「あっ・・」
快感に耐えられず、そのまま突っ伏した。

『ほら、尻尾でお尻を責められてるわよ。どうなの?感じるの?』
目の端で鏡を見ると、女性は腕組みをして、尻尾がぐにゅぐにゅと動いているように見えた。

『さぁ、どこが気持ちいいのかしらね。』
肛門から侵入した尻尾は、指の様に動いて、少しずつ体の反応を見ながら、
色々なポイント探っている。

(ああっ!!)
快感ポイントを探り当てられてしまい、肛門がキュッ、キュッとしまる。

『ここが気持ちいいのね。』
前立腺をクニクニと刺激されてしまう。
自分の意思とは関係なく陰茎が固くなってしまい、肛門の奥がバクバクと痙攣する。

快感に声が出ない。
ヌルヌルと刺激されていた陰茎に、一瞬間があくと、
次の瞬間が何かが吸いついた。

『ホラ!尻尾の先が、ペニスに吸いついたわよ。
 大変!金玉が空っぽになるまで、吸い出されちゃうわね。ウフフ・・。』
そう言うと、激しく陰茎が刺激される。
ブィィィィーンという、にぶい振動とヌルヌルとした感触が伝わり、
更に鈴口のあたりに吸引されているような陰圧を感じる。

それと同時に前立腺にも、コリコリと掻くような刺激が加えられて、
腰の辺りが熱く感じる。肛門も激しく痙攣している。

「あぁっ・・・イクッ!!」
我慢できずに、ビュワーッ!!と、精液が放出される。

『もうイッちゃったの?まだまだ終わらないわよ。ウフ・・』
一度イったのに、、女性は、その責めを止めようとはしない。
大きく羽を広げ、美しい顔を上気させて、2本の尻尾で責め続けている。

コリコリと肛門の奥に走る刺激、激しくニチャニチャと音を出して責められる陰茎。
その快感に、また精液を漏らしてしまう。
あまりの気持ち良さに、口から涎がボトリとベットの上に落ちる。

息も絶え絶えになっていると、お尻から尻尾が抜かれた。
『人間にしては、よく頑張ってるわねぇ。じゃぁ、これが最後よ。』
尻尾を先を見せつけるように鏡に写す。
尻尾の先が、変形して、沢山のイボのついた形に変わる。
そして、その尻尾の先が体の陰で見えなくなると、再び熱い刺激が肛門から侵入する。
ブワァァァンと激しい刺激が、前立腺に与えられている。
前も後もブゥーンという絡みつくような刺激に、頭がおかしくなりそうだった。

サキュバスは、四つんばいの体を後から抱きすくめる。
背中にやわらかな胸の感触が伝わる。両手で胸や脇腹、太ももをまさぐる。
そして、首筋を柔らかな舌で舐められている。

もう鏡を見る事はできなかった。
(あぁぁぁーっ!!!)
声にならない声が、口をパクパクさせる。
陰茎の根元が痙攣するが、精液はもう出ないようだ。
会陰部全体が、バクバクと激しく痙攣している。

耳元で、熱い声が囁く。
「これが最後というのは嘘よ。まだまだ・・イッて貰うわよ。」
その直後、快感のあまり、意識を失ってしまった。

               ◆

遠くで誰かが呼んでいる声がする。
肩を激しく叩かれているようだ。
『起きて下さい!起きて下さい!』

目を開けると、サキと名乗っていた女性が、心配そうに、こちらを覗き込んでいる。
『大丈夫ですか?』

コクリとだけ、うなずく。
女性は、続けて言う。
『ゴーグルをされたので、意識を失ってるのに気がつかないで、すみません。
 極稀に、気持ち良過ぎて失神してしまう人がいるんです。でも、大丈夫ですよね?』

あまりにも不安そうな目で見ているので、大丈夫である旨を伝える。
女性は、ホッとしたようだ。

最後に、再びシャワーを浴びて、汗等を洗い流した。
女性の背後では相変わらず、尻尾が可愛らしくブラブラしていた。

               ◆

支払いを終えて店を出る。
そして、ふと思う。
(・・・あれ・・・いつゴーグル外したんだろう・・・)

END
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テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

タグ : SF 

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