2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

←ランキングに参加しています。

■この記事に拍手

サキュバス石鹸

ビジネスホテルへ、疲れて戻って来た。
ユニットバスで、熱いシャワーを浴びる。
ボディソープは・・と見まわすと、包み紙に入った小さな石鹸が置いてある。
(石鹸って珍しいな・・・)

『サキュバス石鹸』
(サキュバス石鹸なんて聞いた事が無いなぁ・・)

ビリビリと包み紙を破いて、中から小さな石鹸を取り出す。
ピンク色の透明感のある石鹸が、包み紙の中から出て来た。
鼻に近づけて嗅ぐと、結構いい香りがする。

(ちゃんと泡立つのかなぁ・・そこが大切なんだけど。)
心配しながら、シャワーのお湯を石鹸にかけて泡立てる。
石鹸を手に挟み、お湯をかけながら擦ると、ブクブクと泡立ち、心配はいらなかった。

シャワーをかけながら、手に石鹸を持ち、その石鹸を全身に擦りつける。
ヌルヌルとした感触が、とても気持ちいい。

一度シャワーを止めて、石鹸が上半身に満遍なく付け終わったかを確認する。
上半身を撫でる手の感触は、すべてヌルヌルとしている。
(よし・・と。)
続いて、下半身に石鹸を付けて行く。

太ももや股間や、鼠径部に石鹸を塗ると、ヌルヌルとした感触が気持ちいい。
ちょっとだけイヤらしい気分になって、股間をヌルヌルと石鹸で刺激してみる。

(なかなか気持ちいいな。)
しかし、そのヌルヌル感が、ちょっとだけおかしい事に気づく。
石鹸が、単にヌルヌルしている感覚ではなく、海草成分のヌルヌルような、
しっとりとしたヌルヌル感だった。手を離すと、糸を引きそうだった。

(ちょっとヌルヌルするけど、そういう成分が入っているんだろう・・)
おかしいと思いつつも、石鹸と違うヌルヌル感に、段々興奮が高まってくる。
まず、乳首や胸の周りをヌルヌルと洗う。
乳輪を指先で、くるくると円を描くように洗った。
続いて、お尻の穴の回り、最後に陰茎もヌルヌルと洗う。

かなり興奮が高まったが、こんな所で射精する訳にはいかない。
さっさと石鹸を洗い流そうと思ったが、頭を洗ってない事に気づく。

(シャンプーは・・・置いて無い。
 はぁ。仕方ないけど、この石鹸で洗うしかないか。)
シャンプーが置いてないので、已む無く石鹸を頭に擦りつけ、
頭を洗いはじめた。

石鹸のいい香りが、頭を包む。
シャコシャコシャコ。頭で泡立てると、額から泡が流れて、目を見えなくしてしまう。
目をしっかりとつぶり、頭を良く洗った。
スッキリした所で、洗い流そうとコックを捻ると、お湯が出なかった。

シュココココッ。他の部屋で、お湯をすごく使ってるのだろうか。
音はするけど、お湯が出ない。
(困った・・。何もこのタイミングで・・・)

当然、水も出なかった。体中、そして頭も泡だらけで、目も開けられない。
泡だらけの格好のまま、目を閉じて、どうしようかと考えるしかなかった。

にゅるん。
何かが背後から脇腹を通り、股間を触ったような気がする。
(!!。気のせいか?)

にゅるん。
はっきりと、背後から、手が伸びて、陰茎をにゅるんと触られたのがわかる。

(そんなバカな!?。)
石鹸がしみて、目が痛くて開ける事ができない。

背中に手を回すが、虚しく空を掴む。
見えない手は、次第に大胆になって来る。
両手を背後から伸ばし、陰茎と陰嚢を掴んで、ヌルヌルと刺激し始めた。

その腕を掴もうとすると、ヌルリと逃げてしまう。
そうだ。両脇で2本の腕を挟み込んでしまおう。
背後から手が伸びて来た所を、脇でしっかりと挟み込む。
予想以上にやわらかい腕が、脇の下に挟まれている。
脇の下に伝わる感触で、伸びた腕が本当にすべすべしているのがわかる。

腕を挟まれても意にかいする事なく、ヌチャヌチャといやらしい音を立てて、
2本の手は、股間を刺激し続けている。

その気持ち良さに、心がくじけそうになる。
プニュ。
背中に、豊かな胸が押しつけられる感触が起こる。
やわらかく弾力のある2つの肉塊。
その中心には固くなった突起がある。

(嘘だ!!)頭は否定するが、体の感触は、はっきりと脳に女性像を結ぶ。

『はぁ・・はぁ・・』
耳朶に、女の熱い吐息がかかる。

頭がカーッとなり、もう何かもどうでも良くなってしまった。
自分の腕は、だらりと下がる。

下がった腕を、よくできましたと誉めるかのように、2つの手が優しく撫でる。
その指先はやわらかく、ほっそりとしていて、まさしく女性の手だった。

自由になった女の両腕は、背後から体を抱きすくめ、
片手で陰茎をしながら、胸や乳首を触っている。

背中では、うねうねと二つの乳房が這いずりまわっている。
そして耳に聞こえる、女の切ない吐息。

もう、見えない女にされるがままだった。

女の手は、やさしく陰嚢を揉み、もう片方の手は、指で輪をつくり
陰茎から精液を発射させようと、激しくしごく。
もう我慢できなかった。

(あぁっ!!)
ビュビュッ!!。ピクン・・ピクン・・。
裏筋を激しく擦られて、射精してしまう。
女の手は、発射しても陰茎をやさしくなで続けている。

ゾワゾワッ。体の毛が、逆立つ。
女は、お尻を指先で触っているのだ。
女のいくつもの指先が、臀部を這いまわっている。
その間も陰茎は、ゆっくりとしごかれている。

快感から逃げる為に、腰をねじりたくなる。
それでも女の指先は、敏感な臀部をサワサワ、サワサワと撫でまわす。
まるで、痴漢でもされているかの様だ。

ピタッと女の指先が、肛門に当てられる。
お尻を掴むように手を当てて、指先で肛門をなぞっている。

コリコリコリ。女の指先が、ゆっくりと肛門をなぞる。
同時に陰茎が刺激されると、肛門がその度にキュッ、キュッと収縮する。

(お尻の穴がこんなに気持ちいいなんて・・知らなかった・・。)
頭は、もうボウッとしている。

ヌプ。ヌプヌプッ。
(え!嘘だろ!)
女の細い指先が、肛門に侵入して行く。
指先は、グニグニと動き、奥へ奥へ進む。

(ああああっ!!腰が熱い。)
女の指先が、快感を呼び覚ますスイッチを押している。
陰茎の付け根が、快感でビクビクと痙攣している。
そして、その痙攣がまた、新たな快感を呼び覚ましてしまう。
声も出ない。

ヌプヌプッ。女の指が、腸の中でくねる。
女の指先が、体の中の快感スイッチを押しているのだ。
押される度に、頭の中が白くなって行く。

女の手は、陰茎を再び激しく擦り出す。
そして陰茎の刺激と合わせて、肛門の中の快感スイッチをやさしく撫でる。

全く目が見えない中、やわらかい女性の手で、陰茎と前立腺を刺激され、
息も絶え絶えに、イキそうになっている。

「あああっ!!」大声が、漏れてしまう。
女性は、両手を激しく痙攣させる。

「あ・・・。」遂に絶頂に達する。

ビュルルルルッ!!。ドクン・・ドクン・・ドクン・。
精液が一気に放出されて、陰茎の根元が、別の生き物のように脈動する。
頭の中は、真っ白になり、何も考えられなかった。

時間の感覚が無くなってしまう。
ジャーッ!!
気づいた時には、再びお湯がシャワーから流れていた。
頭や、体中についた泡が、サーッと流されていく。

全てを洗い流し、周りを見回すが、当然誰もいる訳もない。
急いでタオルを体の水気を取り、部屋の入り口を見る。
当然、鍵はロックしてあり、二重ロックさえもしてあった。

幻だったんだろうか。熱い快感の余韻だけが、体に残っていた。

END
関連記事

←ランキングに参加しています。

■この記事に拍手

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

タグ : 肛門  フェチ 

comments

comment form

管理者にだけ表示を許可する

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

twitter
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
FC2カウンター
プロフィール

LaDeM

Author:LaDeM
FC2ブログへようこそ!

ユーザータグ

フェチ 前立腺 肛門 人外 連作 ファンタジー SF 機械 

フリーエリア