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サキュバスの塔(1) サキュバススライム

塔の頂上に捕らわれた姫を助けに、男が一人、魔物の巣くう塔の中へと入って行く。

               ◆

男が塔に入ると、薄暗い塔の中では、廊下に小さな松明の明かりが灯り、
この塔が朽ち果てているのではなく、今尚、魔力により健在である事を示していた。

壁や床、天井にへばりつく、ぶよぶよした粘液状のものが蠢いているのが、
橙色に揺らめく明かりに反射して光っている。スライムだ!。

男は、スライムに飛びかかる。つるっ、と男はスライムに足を滑らせて転倒する。
横倒しになった男に、天井から垂れ下がるスライムが、だらりと張りついて来た。
男の皮膚に、ピリピリという刺激が走る。
シュウシュウという微かな音が、金属製の盾や兜から起こっている。
スライムが分泌する酸か何かで、金属が溶けているのかもしれない。

スライムは、すばやく鎧の隙間から衣服を通り抜けて、肌にペッタリと張りついて来る。
手甲をつけている手では、鎧の表面のスライムしか取り去る事ができなかった。
シュウシュウという音こそしなくなったものの、肌にはピリピリという感触が残っている。
服の下にも、粘液状のものが這っているように感じる。

まだ塔の1階だ。危険も無いだろうと周りを確認してから、
兜を脱ぎ、手甲を外し、鎧を脱いで行った。
鎧の下の衣服は、スライムの出した粘液のせいか、ベットリと肌に張りついている。
スライムは、その下でグニグニと肌の表面を舐めるように蠢いていた。

スライムは、パンツの様に腰から太ももにかけて覆っていた。
股間が人間の弱点だという事を本能的に知っているのかもしれない。
下着を下ろし、指をかけてスライムを引き剥がそうとする。

鎧や兜についたスライムと違い、弾力のあるゴムでできたパンツの様に、
スライムはピッタリと張りついて、引き剥がす事ができなかった。
ちぎる事もできない。
人間の精気を吸ってる間は、スライムの体は強力なのかもしれない。

顔が、見る見る青ざめて行く。
スライムでできたパンツは、グニグニと股間を動いている。
スライムは、鼠径部やお尻を舐めるように蠕動する。
「あっ!!」突然の甘い刺激に、腰が引けてしまう。

スライムは、更に会陰部、肛門の周りをうねうねと、その身をくねらせて刺激する。
「これはっ!?」
沸きあがる快感に、スライムが意識的に動いている事を確認する。

たかがスライムと侮ってはいけないと思いなおし、ありたけの力を振り絞って、
ピタっと貼りついたパンツ状のスライムを剥がそうとする。

グウッ!!
皮膚が剥がれそうな痛みに、手の力を緩めざるを得なかった。
スライムが、完全に皮膚に吸いついて剥がれないのだ。
それでいて、快感に膨らんだ陰茎をやさしく包むように、その部分だけ大きく膨らんでいる。

ぐにい・・ぐにい・・。
陰茎が、肉の筒で吸い出されるような感触がする。
股間に貼りついた透明なスライムが、肉棒の周りで蠕動しながら、
吸い出そうとしている様子が見て取れた。
甘い刺激が段々激しくなっているのが、自分でもわかる。
スライムに、陰茎を舐められているようだった。

これは、もう手では取れないかもしれない。
荒く息をあげながら、ナイフを取り出し、体を傷つけないよう、スライムに刃先を入れた。
スーッと切れ目が入り、力を入れるとピリピリとパンツ状のスライムの縁が裂けて行く。
やった!
しかし、その裂けたそばからスライムの体が触手の様に手を伸ばし、裂け目を修復して行く。
裂け目の修復の間は、その吸引力を失うのか、再び素早く切れ目を入れて、一気に引き剥がす。
ペロンとスライムの一部が取れた。
本体から切り離されたスライムは、指にねちょねちょと絡みついて、今度は指から離れない。
五本の指は、完全にスライムで接着されてしまった。手を開く事ができない。

その間も、スライムは陰茎から精液を吸い出そうとするように、グニグニと動いている。
パンパンになった陰茎は、時々ビクビクと痙攣しながら、発射したそうにしている。
意識を持って、発射しないように抑えているが、これ以上、激しく刺激されると発射してしまうかもしれない。
スライムにイカされる。男はゾっとする。

まだ使う事ができるナイフを持っている手で、スライムに切れ目を入れ、
ナイフの背を使って剥がして行く。
手に絡みついた分で、股間を覆うスライムの量は減っているはずだった。
器用に切りとる事ができたが、ナイフがスライムに覆われてしまう。
たまらずナイフを投げ捨てる。

パンツの様に貼りついたスライムが、その体全体をグネグネと動き刺激しながら、
陰茎から吸い出す様に蠢いている。

レロレロレロ。スライムの筒の中で、盛りあがった一部が、激しく振動して、
カリ首を刺激している。
透明な筒の中に、その部分が細かく動いているのが、はっきりと見える。
舌が動くように、スライムの透明の体が蠢く。
「ああっ!!」快感に膝をつく。
鈴口にスライムの筒の中でできた吸盤が、ピッタリと吸いついている。
チュウウウウウウッ。吸い出される!
そう思った瞬間、我慢の限界を超えてしまった。

ビュワーッ!!
放出した精液が、スライムの中に吸い出されて行く。
快感に口から涎が垂れた。
白い液体が、透明のスライムの体内にある腸のような管を流れて行くのが見える。
痙攣している陰茎を、スライムはまだ優しく咥えるように蠢いていた。

口から出た涎を手でぬぐいながら、火を使う事を思いついた。
明かり用の松明を、用意して来ているのだ。
まだ使える手で、松明を取り出し、廊下を照らす炎から火を取る。
そして火の点いた松明を、スライムに接着された手に近づけて行く。
『ミャー。』そんな音を出して、スライムは手から離れて逃げていった。
手は、確かに焼けるように痛かったが、スライムに犯されるよりマシだ。

これならスライムを避けられる。そおっと、尻の辺りに松明の先を近づけて行く。
当然、尻に熱さを感じる。スライムは熱さにたまりかねたのか、熱い部分からは姿を消して、
その部分だけ、自分の肌が見えている。熱い!。

スライムは剥がれ落ちる事は無かったが、確かに炎に弱いようだ。少し希望が見えた。
しかし、スライムは身の危険を感じたせいか、再び激しく陰茎から吸い出そうと蠢く。
できるだけ吸い出してから逃げよう、という魂胆かもしれない。

レロレロレロ。カリ首を舐めるように、スライムの筒が蠢く。
甘い快感に必死で耐えながら、尻についたスライムを熱でどかして行く。
「ああっ!!」
突然起こる快感に、声をあげてしまう。
熱さに逃げようとしたスライムが、肛門から体内に侵入して来たのだ。
これは誤算だった。

肛門をにゅるにゅると出入りするスライムの快感に、立っていられない。
「あああっ!!!」
声をあげながら、横倒しになる。
松明は床をころがって手から離れてしまう。

スライムは肛門を出入りしながら、さらにそのスライムの触手が奥へと伸びて、
腸の中で蠢いているのが、自分の腸の感触でわかった。
体の中をスライムに動かれる感覚に、悶絶する。

スライムの触手は、何かを探すように腸の中を押して行く。
「あうんっ!」
スライムが腸の中にある快感の場所を、ピンポイントで押した。
スライムは、その反応がわかるのか、その場所を選んで責めてたてる。
レロレロレロ。腸の中を柔らかな弾力ある舌で、激しく舐められているようだ。
「あ゛あ゛ぁ・・。」
快感に口から涎が垂れ、目の前が真っ暗になる。

肛門が、ヒクヒクと痙攣する。
鈴口や亀頭と一緒に肛門やその奥の前立腺まで責められて、男は快感に体をくねらせている。
あとはスライムの思うままに、射精させられてしまう。

レロレロ・・チューウッ。ビュロロロロッ!!
男は、快感に精液を放出する。
スライムに飲まれた精液は、次第にスライムの中で消化されているようだ。
少し透明度が戻って来たスライムの腸管が、再び白い筋を描き出した。

薄暗い塔の廊下で、男は荒い吐息とあえぎ声を出しながら、快感で体をビクビクと
痙攣させ続けている。しかし、ついに精液が出なくなったのか、スライムの体に浮くはずの
白い筋がぼんやりとして来た。

男は虚ろな目のまま、ぐったりと体を横たえている。
スライムは、それでも男を解放しなかった。
陰嚢の辺りだけ、グニグニと揉む様に動いている。既に男は、痛みを感じない。
かなり強く揉んでいるようだが、男の目の表情は変わらない。

明かりに反射するスライムの体が、スライムが鈴口の先へ集まっているのが見て取れる。
鈴口に集まっているスライムはどこへ行くのか?。
尿道からスライムは遡って、股間の奥の前立腺の辺りまで侵入していた。
細く侵入したスライムの体の先端が、前立腺を内側から突いて刺激する。

男の表情が歓喜の表情へ変わる。スライムは、尿道の中と腸の中の両方から、
前立腺を責めているのだ。
チュルルルルルルッ!!
スライムの触手が尿道の奥、前立腺の辺りまで侵入し刺激をしながら、
スライムの口の管が、尿道から直接精液を吸い出し始める。
陰嚢を揉む事で、増産された精子を、直接吸い出してしまうのだ。

その快感に、男の脳は白く燃えつきた。体が快感に跳ねまわって、床を転がっている。

チュルルルルルッ!!
男は、スライムに陰嚢を揉まれ、肛門を犯され、体の中と外から前立腺を責められ、
その快感にのたうちまわりながら、精液をずっと吸い出されて行くのだ。

               ◆

どっさ。天井から音を立ててスライムが落ちて来る。
どこにこんなに隠れていたのかと思う程の量のスライムが、廊下の向こうから、
壁の隙間から集まって来る。
そして、快感に床で悶絶する男の体を、完全にくるんでしまった。
透明な巨大なスライムの中で、男は歓喜の表情を浮かべている。

脳までスライムで犯された男は、美女に囲まれている妄想を見ながら、
果てしなく射精を繰り返し、ついにはスライムに消化されてしまうのだ・・。

END


サキュバスの塔(2) サキュバスバット

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