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淫夢・サキュバスの壁

気がつくと、下半身が白い壁に埋まっている。
いや、上半身だけが、壁に空いた穴から出ている、
と言った方が、正しいかもしれない。

足が宙ぶらりんで、腰が穴にぴったりとはまって、進むことも戻る事もできない。
壁は、右も左も遥か遠くまで、切れ目無く、永遠に続いているかの様に見える。
上を見ると、壁は、人の背の高さ位しかない。天井は無く、真っ暗闇が広がっている。
床には、体を曲げて手を伸ばせば、指先が届きそうな感じではある。

幸いにも、壁の厚さが充分にあるのか、不安定ながらも、
腰だけで、充分に体を支える事ができる。

壁に向かって手をついて、力を入れるが、どうしても腰が痛くて抜けない。
力を入れると、内出血しそうな位、痛い。

困り果ててぐったりとしていると、壁の向こう側では、キャアキャアと騒ぐ声がする。
若い女性独特の、鳥がさえずるような声が聞こえて来る。

サワッ。柔らかい手が、壁の向こう側にある、自分の足の内股を触る。
サワサワ。何本もの手が、下半身を撫でてながら、キャアキャア言っている。
内股、ふくらはぎ、鼠径部、それにお尻。大事な場所こそ触らないが、
くすぐったいような刺激に、陰茎が充実して行くのがわかる。

チュプ。足の指がしゃぶられる。冷たいような温かいような、濡れた口の中で、
足の指が舌で転がされて、ねぶられているのがわかる。
足をまさぐる手の中に、濡れた舌が混じっている事に気づく。
ザラっとした舌が這った後は、その唾液で冷たく感じる。

次第にキャアキャアという声はしなくなり、ニチャ、ニチャと唾液と口から出る音が、
かすかに壁の向こうから聞こえて来る。
チュバ。足の様々な場所を、唇で愛撫している。
チュバッ、チュバッと、わざと音を立てている様だ。
膝の裏や、鼠径部など、特に敏感な部分を強く吸っている。

既にペニスの先からは、熱い汁がにじみ出ているのが、自分でもわかる。

ヌルリ。ヌルっとした冷たい液体がペニスにかけられている。
ヌルヌル。ペニスが手で擦られている。しかし、激しくは擦らない。
ゆっくりと、ペニスが充血し続けるだけの刺激しか与えない。

その間も足の指は、しゃぶられ、手と舌で、下半身中をまさぐられている。
発射こそ許されないものの、ペニスへの刺激によって、熱い液がポタリ、ポタリと
鈴口から溢れている。

「ああっ。」息が荒くなり、口の端から涎が落ちてしまう。

ヌチャ。ペニスが温かいもので包まれる。
レロ、レロレロ。裏筋を刺激される。ペニスが口に含まれたようだ。

温かい濡れた舌先が、裏筋やカリ首を嘗めまわす。
唇は、ペニスを締めつけ、擦り上げる。

チュパチュパ。鈴口が、音を立てて吸われている。
甘美な刺激が、ペニスを射精へと導いて行く。

(ああっ・・イキそうだ・・。)
その瞬間、ペニスから口が離れて行く。
やり場の無い苦しさが、脳だけに残る。
先程まで、なぶっていた舌や手も、今は陰も形も無い。

しかし、壁の向こうからは、小鳥がさえずるような女達の黄色い声がする。

レロ。ペニスが、何枚もの舌で舐められはじめる。ベロベロベロッ。
感触だけでは、はっきりわからないが、3枚位の舌先を感じる。
裏筋、カリ首、亀頭を、それぞれの舌が、ザラザラと刺激する。
再び、ペニスが堅く膨張する。

(ああ・・イキたい・・・。)
発射寸前で刺激を止められてしまい、快感と不満が、頭の中で混然としていく。
筒先から再び汁が垂れて、ピクピクと痙攣しはじめる。
すると、あれだけ熱っぽく舐めていた舌が、かき消すように消えてしまう。

そして、再び喜ぶような女達の声。

(寸止めされて、なぶられてる・・・)
そう思うと、背中や頭の中が、カーッとする。
手足をジタバタさせる。しかし、何も手応えは無い。

               ◆

疲れてグッタリしてると、両足をがっちりと抱える感触がある。
しっとりと汗ばんだ、吸いつくような肌を太ももの辺りに感じる。
やわらかな胸とその乳首、そして脇に挟まれた感覚が足にはある。

足をバタバタと動かそうにも、ものすごい力で押さえ込まれている。
女の力とは思えないが、足に感じる肢体は、明らかに女性の体ものだ。
独特の柔らかさ。吸いつくような肌。そして、囁き合う声。
強い力で持って、足が無理矢理開脚させられる。
肛門の辺りが、風に触れて、冷たく感じた。

ペロン。
「あぁっ!」肛門の穴を舐められた。
ペロペロ。子犬の舌のように小刻みに動いて、肛門の穴を舐めている。
ペニスが、快感にピクピクと痙攣する。

「ああっ!!」
その捻り込まれるような快感に、今まで蓄積された精液が思わず放出される。
ビュルッ。ビュルルルッ。
ペニスは、ピクピクとわずかに痙攣しながら、ゆっくりと精液が筒先から垂らす。
壁の向こうからは、クスクスと女達の忍び笑う声が、聞こえている気がした。
肛門を舐められただけでイカされた事に、頭が熱くなる。

ヌプ。ぬるりとした冷たいものが、肛門から入って来る。
その冷たいものは、ぐりぐり回転しながら肛門へ侵入する。
女の細い指らしきものは、肛門や腸を、指の腹で刺激している。

「はぁ・・はぁ・・はぁ・・。」
女の指先が、肛門の奥の熱い部分に当たっている。
クスクス言いながら、女達は、この、あえぐ声を聞いているようだ。

コリコリ、コリコリ。肛門の中で、指が折り曲げられて、刺激されている。
筒先から押し出されるように、熱い液体が漏れる。

サワッ。
肛門に指を入れられて、ペニスに触られると、バクバクと痙攣する。
そして、キューッと肛門が締まって行くのがわかる。

それでも、女の指はくねるように動き、前立腺の辺りを熱く刺激する。
足が快感に痙攣するが、ものすごい力で押さえつけられたまま、
女の指が肛門をニュルニュルと出入りする。

「あ゛あ゛あ゛・・・」腹の底から、悶える声が振り絞られる。
肛門の辺りで、これ程の快感が出るのを知らなかった。
コリコリコリッ。ビクッ・・ビクビクビクッ!!
「あ゛あ゛あ゛あ゛っ。」
ペニスが激しく痙攣して、精液を勢い良く放出する。
ビュルルルルルッ!!

壁の向こうからは、喜ぶような歓声があがっているようだ。
肛門の中の指は、体の中に残っている精液を押し出す様に、まだ動いている。
残った精液を搾り出して、指はその感触を残しつつ、肛門から引き抜かれる。

息をつく間も無く、再び、ペニスへの指の愛撫が始まる。
既に短い時間に2回も放出し、ペニスには発射の気力は、もう無い。
それでも、激しく指で擦られると、勝手に充血をはじめてしまう。

充分にペニスが膨張すると、女の指先が、カリ首から亀頭の辺りをくるくると回る。
ペニスは、それに合わせてピクピクと痙攣する。

くるくる。ペニスは、ピクピク動くが、発射する気配は無い。
しかし、くるくるくるくる、指が亀頭を回るたびに、亀頭が熱くなるのを感じる。
くるくる、くるくる。ペニスの根元も熱くなる。

くるくるくるくるくるくる。執拗に指はくるくるとなぞり続ける。
「あ・・・」堪らず声が漏れる。

次の瞬間、何かが出る感触が、ペニスの根元から筒先へ走る。
「あぁーっ!!」思わず、叫び声をあげる。
ジャッ。ジャアー。筒先から液体が、放出される。
女の指先は、その放水を促すように刺激する。ジャッ。ジャッ。
どこにこれだけの液体が溜まっていたのかと思う程、長い間流れ続ける。
しかし、段々流れが弱くなる。ジャッ・・ジャッ・・。流れは止まった。

息が、あがっている。
パクパクと口を開け閉めしつつ、大きく息を吸う。

壁の向こうでは、「今度は、私の番!」と軽いノリの女の声がする。
再び、冷たい指先が、肛門に侵入して来る。

壁から、体は抜けない。

END
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