2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

←ランキングに参加しています。

■この記事に拍手

サキュバス・トイレ

有料の公衆トイレ。
最近では、綺麗な公衆トイレへの需要があるのか、さほど珍しくない。
小額のコインで清潔なトイレが使えるなら、という所なのだろう。
それが、サキュバスのトイレでなければ・・。

               ◆

(うー、トイレ、トイレ。)
とある駅のトイレに駆け込もうとする男。しかし、そこには長蛇の列ができている。

(なんだこりゃ!)
どうも、駅の近くで大きなイベントがあるらしく、
その為に、トイレ待ちの列ができているようだ。
こんな行列では、待っている間に本当に漏れてしまう。

駅の外へ出れば、コンビニやファストフードのトイレが、使えるかもしれない。
そう思い、駅の外へ出てトイレを借りようとするが、どこの店も客で混雑している。
トイレを借りる事さえできない。
(困ったなぁ・・・どうしよう・・・)

「有料公衆トイレ」
困っていると、目に飛び込んで来たのは、有料公衆トイレの案内看板だった。
少なくとも、外には誰も並んでいない。

トイレの中に、ダッシュで駆け込む。
入口の扉を抜けると、男性用・女性用に分かれていた。
男性用に入ると、その奥には、個室がいくつも並んでいる。
コインを入れると、入り口の扉が開く仕組みらしい。
急いで財布からコインを取り出して投入し、扉を開けて入った。

日ごろの習慣で、ズボンをさっと下ろし、便座に腰掛ける。
「はぁー・・・」深い溜息と共に放尿する。
『ピヨピヨ。チチチチ。カッコーカッコー。』鳥の鳴き声が、鳴り始めた。
消音機能だ。さすがに、有料なだけの事はある。

よく見ると、便座の脇に色々な機能のボタンがある様だ。
マークが色々書いてあるが、一見してわからないのもある。

ポチ。シャワー。このボタンは、お尻を洗ってくれるボタンのようだ。
ポチ。ホワー。お尻を乾燥する、温風ボタンだった。
そして、次の謎のマークのボタンを押した。

               ◆

ポチ。ウィーン。パクッ。
(!!)
突然の事に驚いて、腰が引けるが、既に陰茎が機械に挟まれていて、
腰を引くことはできなかった。

サック状の覆いが便座の前から出て来て、陰茎を包み込んでいる。
若干、吸引気味なのか、少し引っ張られていて、多少伸びている感じがする。

ジャアー。温水が出て来て洗っているようだ。どうやら男性器を洗う機能のようだ。
(こんな便座があるんだ。すごいな。)
見た事も聞いた事もない機能に、素直に驚いた。

シャワシャワシャワ。便座は、カリ首の部分を洗い出す。
(おいおい。そんなにしっかり洗うのか。)
心の中で突っ込みを入れるも、気持ち良い刺激にそのまま放置している。

ホワー。温風が出て来て、陰部を乾かしてくれる。
ピピー。終了したようだ。これは、おもしろいかもしれない。

ふと、思いつきの悪戯心が、ムクムクと湧き出した。
ポチ。ウィーン。パクッ。サックが、再びペニスを飲み込む。
シャワシャワシャワ。カリ首を洗い出す。

ポチ。シャワー。さらに肛門を洗う機能を使う。
お尻の穴が刺激されて、かなり気持ちがいい。
カリ首の刺激と会わせて、ペニスがかなり膨張する。
しかし、サックがはまっているので、反りかえるようには立たない。

ウィーウィ。ウィーウィ。
洗い終わったサックが、便座の中へ戻ろうとしているが、
そのサックが膨張したペニスに引っかかって、外れないようだ。

(ヤバイ!)こんなくだらない事で、故障したらどうしょう。
冷や汗が、背中からカーッと噴き出す。

シャワシャワシャワ。便座は、カリ首を洗い続けている。
(カリ首を洗われている限り、ペニスは抜けないかもしれない。)
気持ちいいのと、困ったのとの間で、葛藤する。

(発射してしまえば、萎えて外れるんじゃないか?)
水流の強さを、少しだけ上げてみる。
ペニスと肛門に当たる水の力が、わずかに強くなる。

そして、目をつぶり、エッチな事を想像してみる。
(手コキされてる。手コキされてる・・・・。)
アダルトDVDの手コキの映像を思い出しながら、快感を蓄積して行く。

(んんん・・。イクッ!)
ペニスがサックの中で痙攣しながら、ドクドクと精液を放出している。
その間も、ペニスと肛門は水流で刺激されているので、
かなりの量の精液が放出されたような気がする。

ウィーン。萎えたペニスから、サックが外れてトイレに収納された。
お尻の洗浄するノズルも、便座の中へと収納されていった。

『ピヨピヨ。チチチチ。カッコーカッコー。』
鳥の鳴き声がするトイレの中で、男が一人、快感の為にわずかに息を荒げていた。

               ◆

機能のわからないボタンが、他にもまだあった。
(どうしようか・・。)今の件もあり、ボタンを押すのを一瞬躊躇する。

(でも、考え過ぎか。)軽い気持ちで次のボタンを押す。
ポチ。ウィーン。パクッ。サックが再び、ペニスに食いついた。

シャワシャワシャワ。シャワーはペニスを洗い始める。
何で同じ機能を2つのボタンに割り振るんだよ!と心の中で突っ込む。

ヌル。ヌルヌル。
(!!)
何か、ヌルヌルしたものが裏筋を通っていった。まるで、舐めるような感じだ。
ペニスがサックの中で、明らかに勃起する。
ボタンを押して、止めようとするが、どのボタンを押してもその動きは止まらない。
焦りながら、ボタンをめちゃくちゃに押す。

ウィーン。ピュッ。ピュッ。お尻が冷たい。
お尻の洗浄か?。そう思うや否や、肛門に何かが挿し込まれる。
便器から出ている白い棒状のものが、肛門に入り込んでいる。
しかも、お腹の中の感覚からすれば、かなり奥まで入ってしまっている感じがする。

シャワー。お腹の中に、水が入る感覚。もしかして、腸内洗浄だろうか。
排出管みたいな所から、汚れた水がジャバジャバと便器の中へ落ちている。
腹が若干膨れる感覚があるが、これはこれですっきりして気持ちいいかもしれない。
機能がはっきりしたので、幾分、焦りが収まった。

しかし、ペニスへの刺激が収まった訳ではない。
『ブィィィィン』鈍い音が、お腹の中からする。
何かその振動が、肛門の奥の感じる場所に当たっている。
(あ・・気持ちいいな。)
お腹の中で、何かが動いている感じして、それがどうやら快感を引き起こしているようだ。
ペニスの先から、熱い汁がじんわりと出ている感じがする。

(もしかして、前立腺マッサージなのか?)
一瞬、その考えが頭をよぎったが、味わった事の無い快感を与えられてしまい、
頭が混乱して考えがまとまらない。

前立腺とペニスへの刺激は、その激しさを増していく。
便座に座りながら、前かがみになり、快感の為に、口の端から涎が床に落ちる。
肛門がキューッと狭くなり、ペニスは、再び精液を放出しようとしている。

「ああっ。」
ペニスが痙攣し、精液を再び放出する。肛門がヒクヒクと収縮している。
あまりの快感に、腰が抜けそうな感じがした。
意識しない肛門の収縮で、腸にさし込まれた棒をぎゅうぎゅう締めつけていた。

『ウィィィン。』腸の中から管が抜けて行くようだ。
とりあえずホっとするが、ペニスへの甘美な刺激が終わっていない。
しかし、さすがに2回も発射しているので、それほど快感も蓄積しないようだ。
口から垂れた涎を、トイレットペーパーで拭き、体を起こす。

ヌルヌル。ヌルヌル。亀頭から鈴口の辺りが、まだ刺激されている。
ヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌル。

亀頭の辺りがこそばゆいような、ムズムズするような、不思議な感覚に襲われる。
ヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌル。亀頭から鈴口への刺激は、続いている。

その奇妙な感覚に、腰がくねくねと動いてしまいそうになるが、
陰茎がサックに吸いつかれていて、そうする事もできない。
ただ、体の上半身のみをくねらして、悶絶するしかなかった。

ヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌル。
ボタンを色々押して見るが、陰茎への刺激が終わらない。
「あっ。あっ。あっ。」あまりのムズムズ感に、大きな声が漏れてしまう。
自分の両手で口を押さえる。

痛いような痒いような気持ちイような、ムズムズする快感が、
ペニスの根元を熱く感じさせる。そして、その熱が放出される感覚が尿道を走った。

「ああーっ!」
トイレの中で自分を見失い、押さえた口の下で絶叫してしまう。

ビャッ。ビャーーーーッ。尿道を通って、サラサラとした液体が放出される。
頭の片隅でおしっこが漏れた、と一瞬ハっとするが、その液体の放出が止まらない。
ビャッ、ビャッ、ビャーッ。ヌルヌルと刺激されて、、液体の放出が続く。
その快感も、液体の放出と同じ様に断続的に続くのだ。

「あは・・・。」快感にトイレの上でぐったりとなり、半ば便座から滑り落ちる。
いつの間にか、ペニスは便座から解放されていた。

荒い息のまま、ズボンを下げた状態で、ただ便座を見つめるだけだった。

               ◆

(あのトイレ・・・どうなったかな・・・。)
要も無いのに駅を降りてしまい、あの有料公衆トイレに足が向いていた。
しかし、そこには薄汚れた、只の公衆便所があるだけだった。

END
関連記事

←ランキングに参加しています。

■この記事に拍手

テーマ : 官能小説・エロ小説 - ジャンル : 小説・文学

タグ : 肛門  前立腺  フェチ  機械 

comments

comment form

管理者にだけ表示を許可する

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

twitter
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
FC2カウンター
プロフィール

LaDeM

Author:LaDeM
FC2ブログへようこそ!

ユーザータグ

フェチ 前立腺 肛門 人外 連作 ファンタジー SF 機械 

フリーエリア