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サキュバスの宇宙トイレ

格安航宙券を手に入れて、生まれて初めて月旅行へ行く事になった。
軌道エレベータで、衛星ステーションまで来て、そこから月へ行くのだ。
だいたい月までは、丸1日程かかる。

乗るのは、サキュバス・スペースラインという、耳にした事の無い航宙会社だが、
黒と基調としたムーンシャトルは、意外と高級感がある。
しかし、シャトルと言っても、実際には、マスドライバーで打ち出されるので、
翼も何も無い只の宇宙カプセルに見えた。

               ◆

水分を取らないとエコノミー症候群になるというので、
ムーンシャトル内では、過剰な程の水分のサービスがある。
かっこいい黒のパンススーツを着た、美人のキャビンアテンダントに微笑まれて、
水分を薦められたら、きっと男だったら断れずに、飲んでしまうに違いない。

しかし、あまりにも何度も回って来ては、薦められるので、
どうやら水分過剰になってしまったらしい。
いくら機内が乾燥しているとは言え、こんなに水分と取っては、
トイレに行きたくなって当然だった。
シートベルトを外して、トイレまで宙を泳いで行く事にした。

衛星ステーションでは、回転式重力ブロックのトイレで用を済ませたので、
こんな無重力状態のトイレを使うのは、生まれて初めてだった。
座席がコンパクトに納まっている分、予想外にもトイレは広かったが、
それでも地上のトイレと変らない広さだと言える。

見た目は、若干普通の洋式トイレと異なり、U字した便座の
Uの部分にまたがるような感じで座るトイレだった。
正面のモニターに便座の説明が表示されている。
「このトイレは、使用毎に、マイクロナノバブルによるオゾン洗浄を行っており、
 清潔に使用できます。」
と書いてある。確かに、ピカピカと磨かれていて、ゴミひとつない。
本当に綺麗なトイレだ。キョロキョロと珍しいものを見る目で見ていると、
『ズボンを脱いでお座り下さい。』やや無機質な合成音声が促す。
だいたいどこのトイレも、案内は合成音声だ。
リアルな音声は、トイレという環境にそぐわないのだろう。

ズボンを下ろし、U字のへこんだ部分に座る。
座ると座りごごちの良い、柔らかい感じの温熱便座で、ほんのり暖かかった。
すると、ピ、ピピーとセンサーが反応し、股間に便座が密着してスッポリと覆われた。
無重力で飛び散らない様にという配慮なのだろう。

『体を固定します。』
再び、ピピっと、確認用の作動音がすると、腰と足がベルトで固定された。
シャトルが揺れるなんて話は、聞いた事ないが、これなら揺れても安全だ。

突然、股間に吸いつくものがあったので、飛びあがった。
そういえば、無重力下で使用するトイレには、
ホースで吸引するタイプのものがあるというのを聞いた事がある。
確かに、それ意外にきちんと排泄物を回収する方法が無いのかもしれない。

『ウィ・・・ウィーン』
ちゃんと計測をしたのか、ホースが股間の先にピッタリとフィットして、
ホース内は吸引するように、やや圧力を下げてあるようだ。

するとモニターに、せせらぎの映像が流れ始めた。これで尿意を促すのかもしれない。
映像の字幕に「この部屋全体が消音フィールドに包まれました。」と表示される。
他のトイレに音が聞こえない様に、消音フィールドを一応張るのだろう。
最近の女性トイレには、珍しく無い機能だ。男性トイレには、珍しいかもしれない。

フィットして吸引されている状態で用をたすのは、中々難しいものがある。
それでも、充分に膀胱に溜まっていた水分が、排泄を促した。

「フー。」
モニターに、終わったら「洗浄。」と言って洗浄を行って下さいとある。

「洗浄。」
『ピ、洗浄します。』音声が答える。
水流でジャーっと股間を洗う感じがする。ちょっと気持ちいい。

色々書いてある説明を読むと、色々な機能がこの便座にはついているようだ。
「えーと、尿検査。」
『ピ、尿検査結果を表示します。』
モニターに結果が表示される。
「尿。血液・・・XXX。タンパク・・・XXX。液性・・・XXX。」
と色々と表示されている。最後に、「問題ありません」と表示された。
(うちのトイレより高機能だなぁ。)

               ◇

モニターにヘルスチェックもできると表示されている。
「ヘルスコース。」
『ピ、ヘルスコース作動します。』
照明が若干薄暗くなり、正面のモニターにキャビンアテンダントの女性の映像が現れた。
(!!)
驚いたので、血圧がグっと上がり、心臓がドキドキする。
映像のキャビンアテンダントの女性は、先程まで見ていたアテンダント達と違い、
妙に色っぽい。よくよく見ると、服の腰を絞って、胸をかなり強調しているスーツで、
胸元も大きく開いているアテンダントの服を来ているようだ。

化粧もブルー系のさわやかというよりも、ピンク系の女っぽい化粧をしている。
女性は体をくねらせながら、口をパクパク開けたり閉じたりして、
自分の指をいやらしく舐めている。

その映像を見て、当然、陰茎がピクっと反応してしまう。
すると映像の女性が語りかける。
『興奮してるの。ウフフ・・・』

(あ!バーチャルセックス機能がついてるのか!)
今では旧式となってしまったが、フィードバック式のAVみたいなものだ。
股間に吸いついているホースのセンサーで、出力する映像を変化させるのだろう。
技術が進んだ最近では、あまり見かけなくなった古い遊びの1つだ。
話には聞いた事があるが、実物を見るのは、これが初めてだった。

恐らくヘルスコースと言ってしまったのが、いけなかったのかもしれない。
キャンセルする事もできるのだろうけれども、興味もあったので、
そのままに試してみる事にした。

『これなーんだ。』
満面の笑みで画面の中の女性はそう言うと、おもむろにバイブを取り出した。
そのバイブを持つ女性の手は、白く細長い指で、綺麗なネイルが施されていた。

(?)
わけもわからず、呆然としていると、
女性はそれを舌先で、ツツツーっと舐めあげた。

「あっ。」思わず声が漏れる。
女性が舐め上げると、その映像に連動して、ホースで吸引されている陰茎に、
舐め上げるような刺激が加えられたのだ。

半ば予想していたとはいえ、衝撃的だった。もちろんここがシャトルのトイレで、
本物の美人のアテンダント達を見た後に、同じ衣装のAVを見ているいるのだから、
興奮しない方が嘘というものだ。

陰茎が、ムクムクムクっと勃起する。
女性は『元気になったわね。』とうれしそうな顔で言う。
女性は、キャンディでも舐めるように、バイブをベロベロと舐め出した。
その度に、陰茎に甘い刺激が加えられる。

バイブを横からペロペロ舐めれば、筒の部分を舐められる刺激が。
頭の部分をペロペロと舐めれば、亀頭の部分がペロペロ舐められているように感じる。
ぐるりと舌を回して舐めると、カリ首の部分を、ぐるりと舐められる感じがする。

熱いカウパー液が、既に漏れ出ているのが、ホースの先で吸引されているようだ。
モニターの下の小さいランプが、チカチカと点灯している。
何かをチェックしているのかもしれない。

『フェラでイキたい?』
映像の女性はそう尋ねると、映像が停止した。
もしかしたら、回答を待ってるのかもしれない。

               ◆

「フェラでイキたいです。」
そう答えると、映像が再び動きはじめた。
女性を大きく口を開けて、バイブをしゃぶり始めた。
じゅるじゅる音を立てて、しゃぶられるバイブの映像。

同じように、ホースに吸われている陰茎にも、映像と同期して刺激が加えられる。
口をすぼめて輪にしてしごかれると、同じように陰茎に輪でしごく刺激が与えられる。
また、映像では、ただ口に含んでいるように見えても、
ホースの中の陰茎には、高速に裏筋をこすりあげる刺激が与えられる。

だんだんとその刺激に耐えられなくなって来ると、センサーが感知したのか、
女性は、バイブをほんの僅かの間だけ口から出し、
『口の中でイッて・・。』と言うと、猛烈な勢いでしゃぶりはじめた。
じゅるじゅるじゅるじゅるっ。

「ウゥッ。」
精液が発射されると同時に、取りついたホースに吸引されていく。
モニターの下のランプが精液を感知したのか、再びカチカチと点滅する。

映像の女性も息を荒げながら、上気した顔をして、言葉を繋げた。
『まだ、する?』

               ◆
「まだ、する。」
そう答えると、今まで女性の上半身しか映っていなかった映像が切り替わり、
ベットの上に横たわる全身の女性の映像になった。

女性は、上半身こそ先ほどと同じ格好だが、下半身はパンストしか履いていなかった。

『それじゃ、はじめるわね。』
そう言うと、女性は先ほどのバイブを取り出し、大きく股を開き、
自分の股間にあてがい、こすり始めた。
驚いた事にパンストのするするした感触が、亀頭に伝わって来る。
早速、陰茎が反応すると、女性は、
『パンスト、気持ちいいの?フフ・・』
と声をかけて来る。

映像の女性もパンストの上から、スルスルとバイブを股間に当てていると、
『あっ。あっ。あっ。』と熱っぽい声を出し始める。

しばらくすると、女性は、その長い爪でパンストをビリビリと破り、
今度は、その繁みにバイブをこすりつける。
今度は、チクチクとした感触が亀頭や裏筋に加えられた。

熱いカウパー液が漏れて、吸われ始める頃、女性の割れ目から、
ぬちゃ、ぬちゃと陰湿な音が聞こえ始める。
映像でも、女性の秘部は、キラキラと光って見えた。

『入れるわよ。』
女性はそう言うと、バイブを割れ目にゆっくりと挿入した。
『あぁっ。』女性は目を瞑り、あえいだ。

一方で、自分の陰茎にも、何か熱いものに挿入したような感覚が伝わって来る。
今までよくわからなかったが、その温度まで再現しているようだ。

女性は、バイブを最初はゆっくりと、そして段々と激しく出し入れする。
同じ様に、陰茎には熱い刺激が伝わって来る。

しかし、その動きは複雑で、時にはくねったり、
複数の箇所を締めつけたり、ゆるめたり、亀頭やカリ首、裏筋を
別々に刺激されているのだ。あっという間にイキそうになってしまう。

するとそれがわかるのか、女性はさらに激しくバイブを出し入れする。
ぐちょぐちょぐちょ。いやらしい音と股間への刺激で、再び射精感が高まる。

「あぁっ。」ビュルルルルッ!
陰茎に対する複雑な刺激と吸引に、精液が放出された。
その放出を感知したらしく、映像には、女性が『あぁーっ!』と、
叫び声を上げる映像が映し出されていた。

映像の中で女性は、ベットの上で倒れ込み荒い息を上げていた。
自分も体の中に残る熱い余韻に、予想以上にぐったりと便座に腰掛けていた。

               ◆

画面は、先ほどの上半身バージョンの笑顔の女性に切り替わった。
『まだ、する?』

「もう、しない。」
画面に変化は起こらない。
「もう、おわり。」
画面に変化が起こらない。
笑顔の静止画のままだ。

(どうしよう・・)
緊急時用のボタンはあるようだが、さすがにこの状態でアテンダントを
呼び出す気にはならなかった。

頭の中がぐるぐると逡巡していると、
笑顔の画面がボコボコボコとおかしくなり、映像が化けて来た。
「ピ、ポ、ピッ」
システムを初期化してるのか、電子音が鳴る。

前立腺モードに入ります。』
無機質な音声の後、再び笑顔の女性の画面に戻った。

女性はにこにこしながら、人差し指を画面に差し出す。
細く長い綺麗な指だが、よくよく見ると人差し指だけは、ネイルもしておらず、
爪も短く切ってあった。

嫌な予感がしたので、無理矢理立ちあがろうとするが、
固定用のベルトがしっかりしてあって、立ちあがって逃げる事ができない。

女性は、にこやかにまたバイブを取り出し、しゃぶり始める。
今度は、ゆるやかにやさしく、ゆっくりとしゃぶっている。
再び陰茎への刺激か開始された。
陰茎への刺激もソフトだが、それでも勃起するのには充分だった。
しかし、立てつづけに2回も発射しているので、半立ちするのが精一杯だ。

女性はバイブをしゃぶりながら、その綺麗に人差し指を画面に見せつける。
そして女性は、その人差し指を、ピクピクと動かしてみせた。

(ああっ!)
その瞬間、肛門の穴をピクピクと触る感覚が伝わった。
女性は満面の笑みを浮かべた。しゃぶっているバイブを口からはずし、
『おしりの穴、気持ちいい?』と聞く。

再び人差し指を画面の前で、ピクピクとくねらせた。
突然の肛門への刺激に、腰が引けると、『感じやすいのね。』と女性は笑う。

女性は、自分の人差し指を舐めて濡らすと、再びバイブをしゃぶりながら、
指を画面の前に差し出した。

そして指を画面上の方に、突き上げる。
「!!!」
肛門から、ヌルリと何かが入って来るのを感じた。
女性は、指をぐりぐりと回す。
お尻に入っている何かも、ぐりぐりと回っているのがわかる。

女性は、バイブを口の脇に出し「ここかなー?」と言いながら、
指先をクニクニと曲げる。

肛門の奥で、何かがクニクニと内側を刺激する。
女性は、何回もその仕草をし、内側の色んな場所でクニクニと
何かが蠢いているのが感じられる。

何回目かの時、クニクニと画面の女性が指を動かした瞬間、
肛門がキューっと締まるのがわかった。
腰から背中にゾクゾクっとした感覚が伝わる。

女性はにこやかな笑顔で、『見つけちゃった。』と言うと、
指をゆっくり、クニ、クニとくねり始めた。

不思議なカーッとする感覚が、腰から脳へ、
クニクニと画面の女性が指をくねる度に伝わっていく。

肛門も、その度にキュッ、キュッと締まり、
口からは涎が垂れてしまうほどの快感だった。

その間も、女性はゆっくりとバイブをしゃぶり、その刺激も
陰茎に伝わっていて、猛烈に張りきった陰茎はそりかえる程だった。

女性は『快感ボタンを押しちゃうわよ。』と言うと、
小悪魔っぽい笑みを浮かべて、指をクニクニとくねり続ける。

「あっ。あっ。あっ!」
肛門がビクビクと痙攣を始めると、女性はバイブを咥え直し、
口をすぼめるて、手に持ったバイブを音を出して吸い始めた。
陰茎には、猛烈な吸引する陰圧が加えられている。
そして、やおら激しく指をクネクネしだした。
その激しい指の動きは、肛門を通して、お尻の内部に伝わって、
腰が熱く感じ、激しく発射する衝動にかられる。

「あぁっ!」ビュルルルルッ!
熱い精液が、吸い出されていく。
その瞬間、お尻の中で、何かがバクバクと痙攣するのがわかる。
息も荒くなり、速くなった心臓の鼓動が体の中から聞こえる。
「ふぅ・・ふぅ・・」
脱力しつつも、深呼吸をする。まだ、お尻の中には異物感が残っていた。

画面は女性のにこやかな顔のまま、静止画で停止している。
呆然と静止画を見つめていると、ピポっと音がして、画面がパッと動きはじめた。

『快感ボタンを押しちゃうわよ。』を画面の女性は言うと、
あの小悪魔っぽい笑みを浮かべて、指をクニクニとくねり始めた。

「あぁっ!」
再び、腰の辺りにに激しい快感が伝わって来る。

『快感ボタンを押しちゃうわよ。』
「あ゛ーっ!!」

『快感ボタン・・』
「あ゛・・」

トイレの中で起こる快感の絶叫は、消音フィールドに守られて、外には聞こえない。

               ◆

気がつくと、毛布をかけられてシートで寝ていた。
目が覚めた事に気がついたキャビンアテンダントがやって来て、こう言った。
「お客様、トイレで気を失われてましたけど、持病でもおありですか?
 機内のドックの結果では、単なる失神という事だったので、
 そのままシートに横になっていただきましたが、シャトルを降りたら、
 すぐに人間のお医者様にかかって下さい。」と早口で捲し立てる。

そして、小声で自分にだけ聞こえるように耳打ちした。
「ヘルスチェックの結果ですが、精子の数も問題なく、健康だそうです。
 一応お知らせしておきます。」
と顔を真っ赤にして伝えてくれた。

END
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テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

タグ : フェチ  肛門  前立腺  SF  機械 

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