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ゲームセンター・サキュバス 音楽ゲーム

日が落ちたけれども、空がまだぼんやりと明るい夕暮れ時。
気がついたら、あのゲームセンターに足が向いていた。

中に入ると、妙に色っぽい女性店員が、したり顔でこちらを見ている。
他に客は、誰もいない。
女性店員は、口を丸くO字型に開けて、息をふっと吹きかけるようなそぶりを見せる。
心の中を、見透かされているようだ。

女性店員は、目線を外して、ある1点を見つめた。
その目線の先を追うと、音楽体感ゲームが置いてある。
音楽に合わせて、ボタンを叩いたりするアレだ。

目線を元に戻すと、女性店員の姿は、かき消すように無かった。

               ◆

ゲームを開始して、音楽を選ぶと、画面に楽譜のようなものが表示された。
その楽譜が流れるタイミングに合わせて、ボタンやトラックボールみたいなものを
操作するようだ。

ユーロビートような、この場所にはウルサイ曲が、ゲーム筐体から流れだす。
最初は、ボタンを押すのも簡単だ。
丁度、手の平に納まる位の大きさで、パコン、パコンと気持ち良く押せる。

しばし没頭して、この音楽ゲームに熱中する。
ノリの良い音楽を自分で操っている一体感は、確かに面白い。

ゲームで、気分が高ぶるのがわかった。しかし、何故か淫猥な高ぶりなのだ。
演奏している曲の中に、小さいあえぎ声が聞こえるような気がする。

「ぁっ・・・ぁっ。」
小さいので、はっきりとは聞き取れないが、明かにボタンと同期して声が出ている。
そして画面には、クールなCGの中に、ほんの一瞬ではあるが、
淫猥な胸や下腹部のフェティッシュなイメージが見て取れる。
サブリミナル的に、画像を仕込まれているのかもしれない。

異常な興奮が、脳を駆け巡る。
半ば我を忘れて、猿の様にゲームに没頭してしまっている。

ふに。ボタンを押す手の異常な感触が、一瞬、我に返す。
ボタンを触ると、手に暖かい柔らかな胸を触った感触が伝わって来るのだ。
手の平で叩くと、乳首の感触が手の平にポチっと当たる。
それ同期して、『あんっ!』とあえぐ声が、ゲームの筐体から発せられる。
あまりにも奇妙な体験に、頭がおかしくなりそうだった。

ふに。『あんっ!』
ふに。『あんっ!』
手にはふにふにとした感触と、コリコリした感触が伝わる。

ゲームの画面に映し出されるバーチャルドラッグのような映像に、
目がチカチカして、頭がクラクラとしている。

チリチリチリ。ジッパーを開ける音が、遠くで聞こえたような気がした。
気づいた時には、股間に吸いつく感じがあった。
なぜか陰茎が、筐体の中に吸い込まれている。
ニュル・・ニュル。
気持ち良い、甘い感触が陰茎に伝わって来る。

腰を引こうにも、筐体に陰茎が咥えられていて、引き抜く事ができない。
音楽に合わせた、カリ首へ纏わりつくような刺激が加えられている。
(ううっ・・・)

陰茎への刺激に、ボタンに手をかけたまま、ゲームの手がおろそかになる。
その手の平には、豊かな胸のような、柔らかい感触が伝わって来る。

ゲームの画面には、特殊なシンボルが表示されている。
トラックボールを回転させる合図だ。
トラックボールをやっとの思いで回転させる。

『あっ、あっ、あっ、あっ。』
ボールを回転させると、筐体から大きくあえぐ声が搾り出される。
画面には、女性が、自分の女性器を指で責めている映像が映し出されていた。
女性は、片方の手を胸に当てて揉みながら、もう片方の手を秘裂に這わせている。

トラックボールを激しく回転させると、その回転に合わせて、
女性の指が激しく女性器を責める。そして、あえぐ声が筐体から漏れる。

このあえぎ声に合わせて、キュッキュッと筐体に咥え込まれている
自分の陰茎が締めつけられるのだ。

ゲームの画面は、もうめちゃくちゃだった。
我を忘れてボタンを押し捲り、トラックボールを激しく回す。
画面の中の女性が「あぁぁっ!」と唸り声を上げながら、高ぶり始める。
同時に、陰茎への刺激も激しくなる。

(だめだ。イキそうだ。)
ビュルルッ!!精液が発射される。
キューゥッっと精液が、管から吸い出されていく。
陰茎は、機械に吸い込まれたまま、ピクピク痙攣している。
画面では、その精液の量をカウントするように点数がカウントされている。
『ダラララララララララ・・』
最後の1滴まで、しごくように搾り出される。
『ダン!』
結果が出たようだ。
『NO GOOD・・・
 PLAY NEXT STAGE!』

股間への刺激は、まだ止まらなかった。

               ◆

「お客さん!」
肩を、強く揺さぶられた。
涎を吹きつつ目を覚ますと、先程見た店員とは似ても似つかない別の女性店員に、
肩を揺さぶられていた。
「ここで寝ないで下さい。」
いつの間にか座り込んで、寝てしまっていたようだ。

「あ・・すみません。」
なんとか口に出して、フラフラと立ちあがり店を出る。

(夢・・・だよな・・・)
その足取りは、おぼつかなかった。

END
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