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サキュバス・ファンタジー (3) 二人の女

夜、寝静まった頃、エルフィが小声で呪文を唱え、自分のベッドを抜け出して、
そっとタローが寝ているベッドへ歩み寄る。

毛布の下のタローの足へと、自分の手をそっと潜り込ませて行く。
その足に指先が触れた瞬間、エルフィは違和感を感じて、さっと手を引っ込めた。

毛布がふぁさっと取り除かれて、毛布の中の人影が起き上がる。
起き上がった人物は、隣りのベッドで寝ているはずのサキだった。

               ◆

『何も知らないと思っていたの。』
サキの目は、メラメラと燃えている。
エルフィは、うつむくしか無かった。

『人の下僕に手を出すなんて・・。』
サキの尻尾がしゅるしゅると伸び、エルフィの細い腰に巻きつくと、
サキの方にエルフィを力強く引き寄せる

キャっと声をあげて、ベッドの上に倒されるエルフィ。
二人とも、既に身に一枚もの服を着ていない。

サキは、呪文を口にする。
しゅるしゅると草の蔓が伸び、ベッドにエルフィを固定する。

『この前はこうやって、人の下僕と、よくも楽しんでくれたわね。』
サキは、うれしそうに言い放つ。

「んー!んー!」
本来、サキが寝ているはずのベッドから声がする。

ツカツカとサキはベッドに近寄り、毛布を取り去った。
そこに寝ていたのは、タローだった。タローもまた、草の蔓で拘束されている。
口も封じられているようだ。

サキは、指を鳴らす。
すーっとタローを拘束する草の蔓が移動し、タローは両手を上にあげて、
ベッドに座らされる形に固定された。

『あなたはそこで見ていなさい。』
サキは、微笑みながらタローにそう言い放つと、拘束されたエルフィに向き直る。

『悪い子には、おしおきしなくっちゃねえ・・。』
サキは、自分の指先をイヤらしく舐めまわし、サキュバスの唾液まみれにしながら、
エルフィに微笑みかけた。

               ◆

サキは、そのしなやかな細い指先を、エルフィの秘裂にあてがう。
サキュバスの唾液をたっぷりまぶした、サキの指先。
ちゅく・・。電撃が走るような刺激が、エルフィの脊髄をかけぬける。

『あぁっ!!!!』
サキュバスの指は、エルフでさえ、その影響を全て免れる事はできない。
じゅく・・。エルフィの秘裂から、滴が溢れ出す。

『あらー、もうビショビショなのね。』
エルフィは顔を赤らめて、腰をもじもしとくねらせる。
サキュバスの唾液をつけた、その指で弄られたら、我慢する事はできない。

『お願い、やめて!』
心の中ではそう思っているのだが、言われてやめるサキでない事もわかっている。
相手は、淫魔サキュバスなのだ。

サキは、再びエルフィの露で濡れた指を口に含んだ。
『エルフの滴・・。すごく貴重ね。』
サキは、ニヤリと笑う。
そして、自分の唾液をたっぷりつけた指を、再びエルフィの秘裂へ滑り込ませて行く。

『ウフフ・・・。』
ニュルゥ・・。
『あぁっ!』
エルフィは叫び声をあげる。快楽だけがエルフィの脳に伝わって来る。
激しい快楽だけの信号。

『どうしたの?ホラホラホラ・・。』
サキは、指でエルフィの秘壷をかきまわす。
グチュグチュグチュ・・。
エルフィの秘裂から、グチョグチョと音が漏れ出す。
エルフィは、あえぎ声を出す事しかできない。

『ああああああ・・・。』
サキは、エルフィの秘壷から湧き出す滴の付いた指を、舌で舐めて綺麗にすると、
今度は秘壷に顔と近づけて、その滴を直接口を当てて舐め始めた。
れろ・・れろ・・。

『あああああっ。』
エルフィは、叫び声をあげる。
サキュバスの舌に舐められては、エルフでさえ悶絶するのだ。
じゅぷっ・・じゅぷっ・・。
エルフィの秘壷から、汁がじゅくじゅくと溢れ出す。

チュウーッ!!
サキは口を尖らせてエルフのしずくを吸い上げる。
エルフィは、もう声にならない声をあげている。

しゅる・・しゅるしゅる・・。
サキの舌が異様に伸びて、エルフの秘壷の奥へと侵入して行く。
『ウフフ・・奥の方はどうなのかしら。』
長い舌を挿し込んだまま、サキはしゃべり続ける。
サキの舌はどんどんと伸びて、秘壷の奥へ奥へと進み続ける。

『サキュバスの舌は、気持ちいいでしょう。』
舌を秘壷に入れたまま、サキはどうやってしゃべっているのだろうか。
にゅる・・にゅる・・。エルフィの秘壷いっぱいに、サキの舌が入り込んだ。

サキは、その両手をエルフィの豊かな胸に伸ばし、爪を立てた。
エルフィのやわらかい胸が、ぐにゃりとたわむ。
サキが手を離しても、豊かな胸はぐにゃりとたわんだままだ。
いや、そのたわんだ胸が見えない指で、ぐにゃりぐにゃりと揉まれている。

エルフィは、既に前後不覚になり、あっあっと小さい声を漏らし続けるだけだった。

サキは、舌を入れたまま、縛りつけたタローをちらりと振り向く。
タローの陰茎は、激しく勃ちあがっていた。

               ◆

『さすがタローね。』
サキは小声で呟くと、タローの股間めがけて、何かを投げつける。
『まだ時間がかかりそうだから、それで遊んでて。』

タローの勃ちあがった陰茎の先に、透明のゲル状のモノが貼りついていた。
亀頭を丁度覆う位の大きさで、プルプルと僅かに振動している。
サキュバスのスライムだ。

スライムは、何かを探すように、亀頭を這いずりまわり、
カリ首を取り囲むように吸いついている。
ピチャ・・ちゅく・・。

ピチャピチャと、スライムは粘液を垂らしながら、ぬるぬるとカリ首や亀頭を刺激している。
しかも、プルプルと微動して、更にタローの快感を高めようとしているのだ。

そのにぶい刺激に、股間は休む事ができない。

サキがいいというまで、生殺しのまま、スライムは陰茎を責め続けるのだ。
(ああああっ・・・。)
タローは目の前の二人の痴態と、股間の甘い感触に、悶えるしかなかった。

               ◆

サキは、タローにスライムを投げつけると、エルフィの方に向き直った。
長い舌は、エルフィの秘壷をイヤらしく責め、見えない手がエルフィの胸と
乳首をまさぐっている。

サキは、その状態で何かを考えているようだった。
サキは、指を鳴らすと、見えない指の責めを解放し、舌をしゅるしゅると巻き戻した。
エルフィは、責めの余韻で、目をつぶったまま、はぁはぁと肩で息をしている。

サキは尻尾を股の間に挟み、男性器に見たてて、自らの指でしごき始める。

ぬるり、ぬるり。
サキがしごきはじめると、尻尾の先が、本物の男性器のような形に変わって来た。
エルフィは紅潮した顔で、その男性器を見つめている。
『どうしたの?そんなに目を輝かせて・・。』
サキは、唾液を手で取って、尻尾の先に擦り付ける。
媚薬効果もあるサキュバスの唾液まみれになり、テカテカと光り始める尻尾。

『ウフフ・・。入れるわよ。』
サキは、エルフィの体に覆い被さり、自らの尻尾でできた陰茎を、
エルフィの熱い秘裂に一気に差し込んだ。

ぬぷ。ぬぷぬぷっ!!

『あぁっ!!』
結合した2人は、同時に熱い吐息を漏らす。
サキは、エルフィの上に圧し掛かり、乳首と乳首を合わせる。
柔らかい2つの肉塊同士が、たぷたぷと揺れながらこすれ合う。

その間もサキの腰は、激しく振られている。
その結合部からは、グチョグチョといやらしい音がする。

『あんっ!』
エルフィが、声を上げる。
サキの乳首の先がくぼんで、エルフィの乳首を吸い込んだのだ。
結合した2人の乳房の隙間から、チューッと激しく乳首を吸う音がする。
サキの乳首の先が、エルフィの乳首の先を吸って、快感を紡ぎ出しているのだ。

『あっ。あっ。ダメ!やめて!!』
両方の乳首を激しく吸われたエルフィは、せつなく声を漏らす。

『両方の乳首を一緒に吸われるのは、どうかしら。』
そう言うと、エルフィの唇を自分の唇で塞ぐ。
絡みつくサキの舌に、エルフィは陶然とする。

舌と乳首を吸われ、秘壷を尻尾で掻きまわされて、エルフィは息も絶え絶えだった。

サキとエルフィは、お互いに腕を相手の背中に回し、激しく抱きしめあう。
2人の影が1つになった。

『あぁーっ!!』
2人の余韻の長い叫び声が上がる。

サキの体が離れても、エルフィの体は、小刻みに痙攣していた。

               ◆

絶頂に達し、昏倒してしまったエルフィを残して、サキはタローに歩みよる。
スライムは、萎えないようにグニグニとタローの陰茎をなぶり続けている。

『タローにも、おしおきしなくちゃねえ・・。』
スライムを外してもらえると思っていただけに、屈辱感が背中を熱くする。

サキが、スライムを指先でつつく。
プルプルと、スライムは反応するように形を変える。
スライムが覆っていた亀頭が露出しはじめ、スライムが小さくなる。

タローは、尿道を何かが逆流して来るのがわかった。
スライムが尿道から、体の中に侵入して来ているのだ。
尿道の中でもスライムは隠微に震え、尿道の内側から性感帯を刺激する。
陰茎自体が、ビリビリ震えているのがわかる。

スライムの冷たさが、股間の根元まで達すると、
脳が焼けるような快感が股間の根元を襲った。

「ああああっ!!」
スライムが内側から、前立腺を刺激していた。
ビリビリビリ、という鈍い振動に反して、沸き起こる激しい快感。

『どうしたの?スライムに尿道の奥深く入られると気持ちいいの?』
サキは、すごく楽しそうだ。
『ホラホラ!』
ツンツン。サキが指で軽く突つく。

「あくっ!!」
そのスライムの激しい前立腺責めに、タローは意識を失ってしまった。

               ◆

ヌチャ・・ヌチャ・・ヌチャ・・ヌチャ。
陰茎への熱い刺激で目を覚ました。

既に陰茎がサキの秘裂に飲み込まれていて、悩ましくサキの腰が動いているのがわかる。
サキの背中の翼が小さく畳まれて、パタパタと羽ばたかせているのが見える。
その尻尾は、満足そうに、腹の上の性感帯を刺激しようと、のたくっていた。

『ちょっと刺激が強過ぎたみたいね。そんなつもりは無かったんだけど。』
サキは、紅潮した顔で微笑んで言う。

向こうのベットでは、エルフィが目を覚まして、悲しそうにこちらを見ている。

『ねえ・・。見られてするのは、興奮する?』
エルフィが見ているのを承知していながら、意地悪くサキは尋ねる。

黙っていると、腰を振るのをピタリと辞めた。
欲情がムクムクと湧き出しているのが分かる。

『見られてするのは、興奮するの?しないの?』
強い口調でサキがもう一度聞いた。

「んー!んー!」声は出ない。
『あら、ごめんなさい。呪文を解除するのを忘れてたわ。
 これで口がきけるでしょう。どうなの?』

「興奮します・・。」
サキだけに聞こえる声で言う。

『よく聞こえないわ。大きい声で言いなさい。』
サキはじらす。

「興奮します。」
『ハイ、よくできました。』
そう言うと、激しく腰をグラインドし始めた。

エルフィが悲しげな目でこちらを見ているというのに、
サキの腰遣いに堪らず口からあえぎ声が漏れてしまう。

「あっ。あっ。あっ。」
グチョ、グチョ、グチョ。
あえぎ声と濡れた音が混ざりあい、淫靡な雰囲気が部屋を包む。

サキは、一層、激しく腰を動かし、思いっきり精液を吸い出そうとする。
『そろそろホラ!出していいわよ!』
サキは、小刻みに腰をグラインドさせた。

ビョロロロッ!!
サキの中に精液が放出される。その快感に足が痙攣する。
サキも体を固くして、精液を吸い出して行く。
じゅる・・じゅるるる・・。
体の中から、力が抜かれているのがわかる。

静寂が辺りを包む。荒い息使いだけが聞こえる。
「はぁ・・・はぁ・・はぁ・・。」
体をぐったりさせると、サキは体を離し、こちらを向いて言った。

『あなたは、私の下僕なのよ。それを忘れないでね。』
その顔は、にこやかだった。

               ◆

サキは2人の戒めを解くと、サバサバした口調で、
『力の補給もできたし、寝よーっと。』と言い、伸びをして自分のベッドに戻った。

タローとエルフィは、言葉も無く、気まずい雰囲気のまま、それぞれベットに入った。
ベットに入ると、今まで感じなかった疲労感が、2人を眠りに誘っていく。


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